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2024年4月の読書メーターまとめ

きのこ
読んだ本
6
読んだページ
1583ページ
感想・レビュー
6
ナイス
85ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • ジェンダー

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きのこ
最初のデリダ(’第1章)やドゥルーズ(第2章)のあたりは「わあ、こんな難しい内容がこんなに易しく説明してある! さすが千葉雅也!」と感動するくらいだったのに、どんどんわからなくなり第6章第7章あたりは何度読んでもしっくり理解できなかった。最終章を読んだら、当初理解できたような気でいたデリダやドゥルーズも結局全然わからないという気持ちに。精神分析も知っているつもりだったのにラカンなどフランス派については全く理解していないことが露わになった。また機会がある時に再度挑戦したい。
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2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

きのこ

先月は10日も入院したので本がたくさん読めました。何て言うのかなこれ、不幸中の幸い? もうかなり良いのでご心配なく。 2024年3月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3477ページ ナイス数:90ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1033934/summary/monthly/2024/3

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

きのこ
オードリーの若林さんが思い立ってキューバやモンゴルやアイスランドに行った紀行。すべての言葉が一度著者の中に入って消化されて出てくるのが心地よい。要領よく生きるのが苦手で、いつも本音がどこかで世の中と軋む若林さん。競争社会の勝者となることに、そうした社会が厳然とあることにえもいわれぬ違和感を感じる若林さん。体制の違うキューバや、自然に圧倒されるモンゴルでここに書かれた以外にどんなことを感じたんだろう。そしてアイスランドでのツアー客とのやりとりはちょっと微笑んでしまった。がんばれ若林さん、これからも。
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きのこ
ネタバレ移動図書館の本バスめぐりん、運転手のテルさんと係のウメちゃんを乗せて今日もあちらこちらのステーションへ。今回も本を借りに来る人たちに少しだけ不思議な解けない謎があり、それがみんなの推理で少しずつ解けてゆく。最後の一編は利用者さんではなく本バスや図書館そのもののお話で、昨今の出版不況や書店の閉店などを連想して途中まで暗い気持ちになった。でも活路はきっとある。紙の本が好きな自分がここにいるように、紙の本や、デジタルであっても物語や書かれた文章が大好きな人間はきっとたくさんいる。そう信じたい。
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きのこ
ネタバレ友人知人何人かが好んで読んでいたので読んでみた。実は辛酸な体験が多々あり、それらを「なんてことのない、どこにでもあることでしょ」とさらっと流して書いている。その書きぶりは同じように辛い体験を持つ読者を慰める効果があるかもしれない。ああ、この程度のことってどこにでもあるんだ、と。ただ短いエッセイの最後には必ずどこか救いがある。救いにならない程度の、解説にあったように「蜘蛛の糸」みたいな切れやすいものかもしれないけど。いまは同じ著者の小説をちょっと読んでみたいような、読むのが怖いような気持ちがしている。
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きのこ
noteで読ませてもらっていた早乙女ぐりこさんの商業出版。日記文学というのは著者の生き様そのものが作品なのだなあと思う。自分の姿を、主観的に、あるいは客観的に俯瞰しながら作品として書いていくバイタリティに圧倒される。同じ時間をいまどこかで生きている人が何を考え、何を感じ、どんな行動をしているのかを教えてもらっている感じ。それにしても自分は感情が薄くてあまりパッと他人を好きにならない方なので、ストレートに他者を好きになっていく著者がちょっとまぶしい。たとえその先に別れがあったとしても。
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きのこ
最初のデリダ(’第1章)やドゥルーズ(第2章)のあたりは「わあ、こんな難しい内容がこんなに易しく説明してある! さすが千葉雅也!」と感動するくらいだったのに、どんどんわからなくなり第6章第7章あたりは何度読んでもしっくり理解できなかった。最終章を読んだら、当初理解できたような気でいたデリダやドゥルーズも結局全然わからないという気持ちに。精神分析も知っているつもりだったのにラカンなどフランス派については全く理解していないことが露わになった。また機会がある時に再度挑戦したい。
が「ナイス!」と言っています。
きのこ
これでもか、これでもかとトラブルや課題が襲いかかる著者。自分だったらペシャンコになって立ち上がれないと思うが、著者は「もうあかんわ」と言いながら果敢に現実に立ち向かっていく。しかもそれが笑いと共に昇華されていく。字面だけを読んでいると「わあ大変、わあ面白い」でスルスル読み進められるが、これが現実の自分だったらと思うと、岸田さんの何でも良い面を探し笑いに落とし込む強靱な精神力に驚くほかない。生きる気力をもらえる「もうあかんわ」な毎日の記録。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/05(1924日経過)
記録初日
2019/08/01(1928日経過)
読んだ本
425冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
106860ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
425件(投稿率100.0%)
本棚
19棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
https://note.mu/kinokoubazakura
自己紹介

晴れときどき本読み。
軽いエッセイとゆるい小説中心で雑食です。気軽に話しかけてください。

読書メーター登録は2019年8月。それ以前に読んだ本は載せていませんが、シリーズものや同じ作家の作品のことなどを突然、感想で述べちゃうことがあります。

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