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2024年5月の読書メーターまとめ

夏目みもり
読んだ本
2
読んだページ
466ページ
感想・レビュー
2
ナイス
24ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

夏目みもり
変わった性格の転校生・海野藻屑との関わりを通して、主人公のなぎさが少しずつ成長していく物語。 青春の、特に塩辛く淋しい部分を凝縮したようなお話だった。ここに出てくる人たちは、心のどこかが壊れている。壊れているけれど、それが普通なのだろう。 どこも壊れていない人などいない。誰もが自分の中の歪みと戦いながら生きていく。そうした中で脱落せず、生き残っているのが私たちなのだ。海野藻屑は砂糖菓子の弾丸を撃ち続けた。砂糖菓子でできた弾丸では子供は世界と戦えない。その一文が胸を突く。星8+
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

夏目みもり
変わった性格の転校生・海野藻屑との関わりを通して、主人公のなぎさが少しずつ成長していく物語。 青春の、特に塩辛く淋しい部分を凝縮したようなお話だった。ここに出てくる人たちは、心のどこかが壊れている。壊れているけれど、それが普通なのだろう。 どこも壊れていない人などいない。誰もが自分の中の歪みと戦いながら生きていく。そうした中で脱落せず、生き残っているのが私たちなのだ。海野藻屑は砂糖菓子の弾丸を撃ち続けた。砂糖菓子でできた弾丸では子供は世界と戦えない。その一文が胸を突く。星8+
が「ナイス!」と言っています。
夏目みもり
これは最低な小説だ。もちろん納得はできる、複雑な仕掛けが弄されているものの、初読でも出来事はなんとなく理解することができた。しかし、あまりにも残虐な仕打ちをする主人公へ何とか理解を示そうとしていたにもかかわらず、それらをことごとく否定された気分である(というより事実)。殺しの本当の動機も実にふざけたもので、後書きにあったような「シンプルな復讐もの」を書くように言った編集への当てつけで書かれたんだろうと私は感じる。殺人の描写や仕掛けの隠し方など、書き方は上手いため一読の価値はあるような、ないような。星6
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/09(1782日経過)
記録初日
2019/07/09(1813日経過)
読んだ本
365冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
143727ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
265件(投稿率72.6%)
本棚
14棚
血液型
O型
職業
大学生
自己紹介

好きなものを気の向くままに読む。
ミステリ、SFあたりは好き。最近はファンタジーも

アイコンはもふにさん(X @mmmofuni)より

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