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2024年10月の読書メーターまとめ

humihumi-neko
読んだ本
4
読んだページ
1392ページ
感想・レビュー
4
ナイス
79ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

humihumi-neko
これまで読んできた理瀬シリーズの登場人物達を主軸にした短編集。 彼らの過去やそれからのことが書かれているのだけど、変わらないのは漂い続ける不穏な空気。 この不気味さこそが理瀬シリーズの一番の魅力だと思う。 そしてシリーズを通して、見事な装丁と挿絵にも引き付けられる。 また、今回、理瀬の祖母の言葉が素晴らしくて、座右の銘にしようと思ったほど。 「おまえにはどうすることもできないことで思い悩むな。結果に意味を求めるな。ただし、経験からは必ず何かを得て教訓とせよ。」       ∼P199より抜粋
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

humihumi-neko
これまで読んできた理瀬シリーズの登場人物達を主軸にした短編集。 彼らの過去やそれからのことが書かれているのだけど、変わらないのは漂い続ける不穏な空気。 この不気味さこそが理瀬シリーズの一番の魅力だと思う。 そしてシリーズを通して、見事な装丁と挿絵にも引き付けられる。 また、今回、理瀬の祖母の言葉が素晴らしくて、座右の銘にしようと思ったほど。 「おまえにはどうすることもできないことで思い悩むな。結果に意味を求めるな。ただし、経験からは必ず何かを得て教訓とせよ。」       ∼P199より抜粋
が「ナイス!」と言っています。
humihumi-neko
聡明で、どこか冷たい雰囲気を纏った謎の美女、水野理瀬。 そう。今作では、理瀬はもう少女ではなく大人の女性に成長している。 物語は、そんな彼女がイギリスに留学して「ブラックローズハウス」と呼ばれる館で遭遇する事件を巡るお話。 結末まで読んで思うことは、とにかく恩田さんのミステリは一筋縄ではいかないということ。 動物好きには辛い場面もあったが、総じてとても楽しめる作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
humihumi-neko
やっとまとまった時間が取れて、夢中で読み耽ってしまった。 もう寝なきゃ…と思いながらも先が気になってやめられない。 読み残していた分を一気読みして本を閉じた今、深い満足感にひたっている。 最後の最後まで、読み手を惹きつけて離さない魅力が詰まった一冊。 展開が速く、ミステリアスでスリルに満ちていて、既読の理瀬シリーズの中で一番面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
humihumi-neko
男女4名が「美しい謎」をテーマに深い森の中を歩き、語る。 美しい謎。 それは過去から現在に至るまでの彼らの歩みなのかもしれない。 ―― 心は何にでも慣れる。透き通る空の切なさにも、取り戻した過去の苦さにも。 ――        P352より抜粋 理瀬シリーズらしさといえば、ところどころに顔を覗かせるそこはかとない不気味さだろうか。 けれどラストは胸がじーんと熱くなった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/09/18(1896日経過)
記録初日
2018/11/21(2197日経過)
読んだ本
421冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
123918ページ(1日平均56ページ)
感想・レビュー
341件(投稿率81.0%)
本棚
1棚
性別
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