本の半分くらいまでは、ハンネローレの動きが遅すぎて、ちょっとイライラして読んでいた。そこからは、面白かった。ヴィルフリートとの恋愛物語は素敵だなと思っていたけれど、ヴィルフリートがダメ男なのを、最後の方で思い出した。嫁いでも幸せになれないよね。候補者の中だと、ラザンダルクとオルトヴィーンが、思いやりがあって素敵かな。

このヒロインも、とても健気で優しくて好きだったな。辛い境遇の中でも、他責せずに、できることに懸命に取り組んでいた。皇子のほうも、最初から優しくて好感を持てた。最後はハッピーエンドで必ず終わるから、安心して楽しめる。

語り口も軽快で面白かった。ここまで極端なことはできないけど、参考にはできそう。煮物、焼き物、適当サラダを作る、というのは簡単に出来てよさそう。

絵と漫画が入っていて、楽しく読めた。完全に一致する悩みはなかったけど、私もこういう部分がある、と思える部分は色々あったな。

茉莉花が天然な悪女すぎて笑ってしまった。周りを仲間に引き入れる手腕も、犯人を特定する巧妙さもすごい。

七沢ゆきの先生が好きで読んでみた。前作よりはコミカルで、ヒロインがとても素敵で引き込まれた。シリーズ化してほしいな。

全く知らない世界で、興味深かった。刑務所での障害者の処遇改善のために活動した筆者の努力により、処遇が改善に向かっているのが希望だと思った。

家事にまつわる歴史や、苦悩が満遍なく書かれていて面白かった。子供に家事を教えるのは、子供の将来のためにも、やってみたいと思った。

ひどい話だった。話が一切通じない人っているよね。〜ができないと価値がない、っていう真緒の気持ちは、とてもよく分かる。ただ、そう思って生きていると、それが出来なくなった時に、とても辛くなるよね。2人の深い愛が好き。

外伝を読むと、世界が深まる感じがして好き。雪哉と一柳の話が面白かったな。

素敵な話だった。紳士な銀市も、不器用だけど優しいアダムも好き。珠の過去がとても気になるから、続編が楽しみだな。

前から気になってたファンタジーの本。すごく読みやすいし、世界観に引き込まれた。これは、子供の頃に読んでも面白かっただろうな。色々な動物が出てくるのが好き。

本の半分くらいまでは、ハンネローレの動きが遅すぎて、ちょっとイライラして読んでいた。そこからは、面白かった。ヴィルフリートとの恋愛物語は素敵だなと思っていたけれど、ヴィルフリートがダメ男なのを、最後の方で思い出した。嫁いでも幸せになれないよね。候補者の中だと、ラザンダルクとオルトヴィーンが、思いやりがあって素敵かな。

私がもし10年前に読んだら、役立ったように思った。常に怒鳴りあっていた両親、彼氏に極度に依存してしまう私、死にたい気持ち。小さいトラウマがあったことによって、人間関係を悪くしてたと思った。そういう気持ちが出てきたら、自分自身に優しく接したいと思った。

このシリーズの王子は、大体難がある人が多いんだけど、それが現実っぽいし、親近感が持てて好き。王妃になる人はみんな魅力的だよね。

面白いんだけど、二つの話が同時並行に進むので混乱した。別の本を交互に読んでる感じ。

すごく面白かった。山内にやってきた人間。猿の襲撃。家族を人質に取られている、元裏の世界の人々。雪哉の冷酷さが悪化してて、可愛げや躊躇が無くなっていて、悲しかった。

ワーカホリックも痴漢もDVも、男尊女卑の価値観から来ているのは、新しい発見だった。万引きは、節約したい女性がしがちなのね。男女どちらであっても生きやすい世の中になってほしいな。

この人のエッセイは面白くて、読んでいて元気になれる。女性としての自意識過剰な所、私も沢山あるなと思って、笑ってしまった。

雪哉の母は、とても雪哉に似て、賢くて熾烈な人だったのだと思った。澄尾の恋が叶うといいなと思った。