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流れ星さんの感想・レビュー

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流れ星
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大切な人に借りた本。前半で物語に入り込めず、何度も読むのを断念して読み終わるまでに時間がかかってしまった。探り合いながら仲間と就活をする大学生の世界、SNSの虚構とストレス溢れる世界、どちらも苦手だったからかな。あまり共感はできなかったけど、最後まで読むことで「何者」のメッセージは少し感じ取れたような気がする。現実も生きにくい世の中、もっとストレートに生きられたら楽なのにね。
流れ星

「自分は自分にしかなれないんだよ。」「心の中で思ってることって、知らず知らずのうちに、相手に伝わってるもんだよ。」

03/11 23:55
0255文字
流れ星
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死神の精度の続編。死神千葉は、娘を殺された山野辺夫妻が犯人に敵討ちをすべく過ごす7日間を調査のため行動を共にする。夫妻の状況は痛ましいが、真面目で無敵で常に音楽を欲していてチグハグな千葉さんがパワーアップしていて、夫妻同様に読み手も千葉さんの存在で救われる気持ちになる。 死神の本部はポンコツだし、そこから繋がっていくラストがなんとも。 死ぬのは怖いし、怖くない。死なないのは恐ろしい。
0255文字
流れ星
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人間に扮した死神千葉が、対象者と接し一週間調査をして死を実行するのに適しているのか判断をする。割り切った仕事スタイルで人間の死に対してクールなのに不思議と冷淡な感じがしない。むしろ、ほんのり温かささえ感じる。 ミュージックを愛していたり、人間の言い回しが理解できず会話がたまにトンチンカンだったり。そんな可笑しいキャラがなんともいい、と言ったら千葉さんは心外だと言うかな。 最終章。老女は死について達観した考えを持っていたから、あの景色を見られたんだろうか。ほっこりした気持ちになれるラストだった。
0255文字
流れ星
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繋がっていないようで緩やかに繋がっている短編集。 「人間らしく」でクワガタを見ている人間を、神様に例えるところ。最初は違和感があったけど、最後にはなるほどねと思えた。ずっと見ているわけじゃない、時々見ている。伊坂さんらしい神様や勧善懲悪の考えが素敵。 他の話との繋がりを意識してまた読み返しても面白そう。
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流れ星
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4つの中編。中でもフィッシュストーリーが良かった。「僕の〇〇が魚だとしたら」っていう例え、無関係に思える人たちの繋がりに特別な縁を感じる。誰かの思想や行動にきっかけを与えたり、誰かの作品に触れて与えられるタイミングがあったり、それがいい連鎖だったら素敵だなぁと。こんなホラ話、好きです。
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流れ星
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ママと二人で沙之里という田舎町へ引っ越してきた小学生の千蔭。新しい土地に馴染めないそんなある日、大木サノキがある丘に迷い込み、そこで出会った少女チヨに幽霊を成仏させる手伝いを頼まれて物語は始まります。毎年、サノキが花を咲かせる季節に成長した千蔭が事情を抱えた地縛霊に向き合い助けていきます。うっすらとラストを匂わせる描写が読み進めるに連れて深まっていき、少し不気味な気配を感じながらも…運命として決まっていたような、千蔭自身が自分で選択したようにも思えるような、一種の洗脳のようなホラーなラストでした。
0255文字
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河野悦子はオシャレが好きな今どきのOL。ファッション誌への憧れから編集社に就職するものの、希望とはかけ離れた校閲部へ配属となり働いている。地味な仕事だけど、希望の異動をいつか叶えるために目の前の仕事を完璧にこなしている日々。仕事や恋愛でトラブルが起こったりしながら…好きだと思えない仕事も、ささいなきっかけで自信に繋がりもっとやってみようと思える。(文体がライトな感じで自分にはちょっと合わなかったけど)前向きに変わる悦子に最後は少し励まされた。
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流れ星
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現在と二年前の話が交互に繰り広げられて、見事に繋がっていく。読んでる途中、何度もあの時のあの言葉は?あの人物は?と遡って読んで確認したくなりながら読んだ。同時に、なんとなく不穏な結末の予感がにおってきて、それを拾い集めて読み進めるのもドキドキした。ドルジと川崎と琴美の三人はまた生まれ変わっても出逢えるといいな。わたしも因果応報はきっとあると思う。
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流れ星
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ネタバレ短編集。それぞれの話が家族との距離感をうまく表している。普段は仲が悪い兄弟でも、上手くいってない(と思っている)親子でも、心の根っこではお互いが一番の味方だったりする。家族ならではの無遠慮さ、そして無条件の愛情。特別感動するわけではないけれど、どの話も最後には少しほっこりした気持ちになれた。
0255文字
流れ星
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ーどんなに好きでも、どんなにいとおしくとも、添い遂げることができない人もいるー 豊は婚約者がいる身で、赴任先のタイで知り合った美女と大恋愛をしてしまう。結婚式目前に豊は婚約者と美女、どちらを人生の伴侶とするかの選択を迫られる。 後半は25年の時を経たところからスタートし、会えないと思っていた人に再会するシーンから物語は一気に加速する。涙で読み進められないくらい、とにかく泣いた。叶わないとわかっていながら想い続ける苦しみも大きいけれど、きっと愛する気持ちが優っている。苦しく切ないストーリー。心を動かされた。
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/05(5078日経過)
記録初日
2011/05/05(5078日経過)
読んだ本
79冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
29723ページ(1日平均5ページ)
感想・レビュー
28件(投稿率35.4%)
本棚
0棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

あなたを好きという事だけで あたしは変わった

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