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2024年5月の読書メーターまとめ

金魚カフェ
読んだ本
2
読んだページ
720ページ
感想・レビュー
2
ナイス
27ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月のお気に入り登録
1

  • マダムぷるる

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • マダムぷるる

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

金魚カフェ
葛飾北斎の娘お栄は北斎の絵を手伝いながら自分の画風を極めていく。光が物の形を作っていることに気づくが、実が過ぎてはつまらない。北斎もまた巧いことと絵の奥意を極めることは別と言い描き続け挑み続けるしかないという。北斎の名の下に借金ばかりする甥、夫婦にならなくても最愛の男に翻弄される。稀有な女絵師として世間に認められなくても胸張って己の道を極め挑むお栄の江戸っ子ぶりが清々しい。命が見せる束の間の賑をこそ光と影に託し、くらくらするほどの息吹を描く。お栄の人生そのものだなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

金魚カフェ
読み始めは著者の書き方に馴染めなかった。すごいとこちらが思う前に「すごい」と書いてあり、大げさに感じてしまったのだ。しかし著者は特段大きな苦労も不幸もなく恵まれた人生だったとのことで、非常に純粋で素直な方らしいとわかっり、再び読み続けられた。そもそも曽野綾子さんが好きで手に取った本。やはり「苦しみをエネルギーに変え、作家として大成した。」「子供の頃の苦労が自分を鍛えた。物事を複眼で見られるようになったのも、火宅で育ったからだ。」と言える曽野さんがかっこいいし、かく有りたいと思った。
が「ナイス!」と言っています。
金魚カフェ
葛飾北斎の娘お栄は北斎の絵を手伝いながら自分の画風を極めていく。光が物の形を作っていることに気づくが、実が過ぎてはつまらない。北斎もまた巧いことと絵の奥意を極めることは別と言い描き続け挑み続けるしかないという。北斎の名の下に借金ばかりする甥、夫婦にならなくても最愛の男に翻弄される。稀有な女絵師として世間に認められなくても胸張って己の道を極め挑むお栄の江戸っ子ぶりが清々しい。命が見せる束の間の賑をこそ光と影に託し、くらくらするほどの息吹を描く。お栄の人生そのものだなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/13(1650日経過)
記録初日
2018/10/10(2079日経過)
読んだ本
102冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
32013ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
98件(投稿率96.1%)
本棚
2棚
自己紹介

読んだ本の備忘録のためにはじめました。自分らしい感想を書きたいです。

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