自分では頑張っていないと思っていた。むしろもっと頑張らなくてはと思っていた。でも、人から頑張りすぎと言われて、そうかなと考えている時にこの本をたまたま知った。読んでみたら当てはまることが多かった。やっぱり昔のことがトラウマになっていたんだと思う。

最初はドーナツ屋に集まる男たちの話を盗み聞きするという楽しい話だった。その他、収容されていた中国人の話、ユダヤ人の少年がホロコーストの時代を生きのびた体験など重い話も含まれていた。エッセイなのに小説やノンフィクションを読んでいるような不思議な感じがした。

夏目漱石をまた読もうと思い購入。分かりやすいし、興味深い解説だった。特に「道草」が伝記的事実に即してると知ってすごく読みたくなった。「三四郎」と「夢十夜」は既読だけど、解説を読んだら再読したくなったのでまた買って読みたい。

本人が書いた第一章は面白く読めたが、他の人が書いたそれ以降はあまり面白く読めなかった。発掘に関して興味がないから。それでもシュリーマンの夢を実現するための努力はすごいと思った。（財産作りをし、十数ヵ国語も身につけた）夢を持ち続け、それに向かって努力できるのも才能だと思う。そもそも夢を持ち続けるのが難しい。

「古代への情熱」(シュリーマン）と「石垣りん詩集」に興味を持った。「古代への情熱」は学ぶことへのモチベーションに良さそうな本。「石垣りん詩集」は生活に根ざした詩を読んでみたいから。 「道をひらく」(松下幸之助）は既読ですが、だいぶ前に読んでよく覚えていなかった。普遍的なことが書いてあり、分かっていてもできないことが書いてあるとのことなので再読しようかな。「思い出のマーニー」は前に映画を視聴。原作もいつか読もうかな。

３１人の作家による珈琲エッセイ。珈琲をテーマにそれそれがエッセイを書いているが、一人一人が個性的で面白い。その違いが想像以上でよかった。「おいしい文藝」シリーズは他にもあるのでもっと読みたい。

ゆるいコミックエッセイ。一人でお金をかけずに楽しむ方法がいろいろと描かれています。読むとリラックスできてよい。

私も本をあまり読んでいない頃は、書店で何となく選んでいた。でも、自分の中に読みたい本があるようになると、新刊だけでは足りなくなっていった。そうなるともう、大型書店やネット書店じゃないと買いたい本が買えない。ひどくなると古書店通いするようになるのかな。