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2025年11月の読書メーターまとめ

ちゑ
読んだ本
4
読んだページ
1856ページ
感想・レビュー
4
ナイス
246ナイス
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2025年11月に読んだ本
4

2025年11月のお気に入り登録
1

  • 昼寝ねこ

2025年11月のお気に入られ登録
2

  • 昼寝ねこ
  • 田沼とのも

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちゑ
ネタバレ「安全圏のスナイパー」とは言い得て妙。SNSでの誹謗中傷によって自分の大切な者たちの人生を狂わされた男の激しい怒りと嘆き。序章に置かれたこの舌鋒鋭い〈宣戦布告〉に同調しながら読み始めた。世を煽ることで公に問題提起した男の闘いの決着の付け方が読みたかったが法廷シーンもない。依頼した弁護士による男の過去を探る旅にシフトしたドラマチックな展開も読み応えがあるにはあるが、鋭い序章が勿体なく思った。SNSに限らず、吐いた唾は呑めぬことを戒めとし、言葉の先には他人の人生があることを想像せねば。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ちゑ

初訪問の『角川武蔵野ミュージアム』ここはパラダイスか?大型書店に入るだけでもワクワクするのに、なんだここは!テーマごとの配架には選書の妙があり、見た目にも壮観。楽しくて嬉しくて色んな本を手に取っていたら、あっという間に閉館時間。10月の夢のような一日だった。 2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2767ページ ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1076924/summary/monthly/2025/10

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
4

ちゑ
ネタバレ織田信長の苛烈な時代に巻き込まれていく幻術師たちの生きた証の物語。彼らは幼少期から過酷な修練を積み、月、炎、水を操る止観の使い手。それぞれの念じる精神世界を増幅させて他者を惑わす術を持つ。ときに戦果を挙げるために利用され、その身をやつすこともある。喜び憎しみ悲しみ、色んなことを詰め込んで思いきりファンタジーでスペクタクル。筆に高揚をのせた垣根節が吟じられるたびに炎や水が姿を変えて読み手をもくらまし、映像よりも文語で奥行きを出す描写は圧巻!入道雲のシーンなんてもはや崇高な芸術だ。こんな垣根作品も好きだな。
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ちゑ
ネタバレ1人の女性の登場によって、何やら得体の知れない悪事に巻き込まれた風のリュウの先行きが気になる上巻からアララ変調。意外とちんまりとした範囲の中で進行し、愛した女性のために命を懸ける男の物語+ちょっとだけサスペンスとして完結。それほど魅力的な女性だったのか…という部分に疑問が残るし、みんなが自己都合で行動していて歯車が噛み合わない感じにモヤモヤした。『カサブランカ』と比較して揶揄するシーンがあるが、リュウはどう頑張ってもリックにはなれないよね。ラスト1文でタイトルを回収するのはさすが!
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ちゑ
ネタバレそれなりに成功もしていた過去の暮らしと決別し、海辺の別荘地で釣りと隠遁生活を楽しんでいた男。不意にその前に現れた謎めく都会的美女。近隣火災がきっかけでこの女性に部屋を貸すことになるのだが、さほど深い仲になったわけでもなく、数日共に過ごしただけの女性に執心する男に大いに同情しながら読む。で、女性失踪…〈追うな追うな!え?FBI?CIA?この女性に関わったらとんでもないことに巻き込まれる…そんな危険信号めっちゃ点滅してるやん〉もちろんこんな私の心の声は男に届かず、どんどん巻き込まれております、今。下巻へ。
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ちゑ
ネタバレ「安全圏のスナイパー」とは言い得て妙。SNSでの誹謗中傷によって自分の大切な者たちの人生を狂わされた男の激しい怒りと嘆き。序章に置かれたこの舌鋒鋭い〈宣戦布告〉に同調しながら読み始めた。世を煽ることで公に問題提起した男の闘いの決着の付け方が読みたかったが法廷シーンもない。依頼した弁護士による男の過去を探る旅にシフトしたドラマチックな展開も読み応えがあるにはあるが、鋭い序章が勿体なく思った。SNSに限らず、吐いた唾は呑めぬことを戒めとし、言葉の先には他人の人生があることを想像せねば。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/12/19(2186日経過)
記録初日
2019/12/20(2185日経過)
読んだ本
970冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
358658ページ(1日平均164ページ)
感想・レビュー
845件(投稿率87.1%)
本棚
19棚
自己紹介

2019年12月から、お世話になっています。
子供の頃、デュマの『モンテ・クリスト伯』を読んで以来、本の虜。沢木耕太郎は若かりし頃の私のバイブル。『高熱隧道』を筆頭に吉村昭はその名を目にするだけで心が震え、山本周五郎は『さぶ』に始まる人生の道標。
自己啓発本とホラーは苦手ですが、なんでもニュートラルに読みたい派。

読メを知る前の5年程の本は、思い出しながらボツボツと登録していますが、それ以前のものは、遠い記憶の中だけに…。

本と映画と音楽好き。老眼鏡のお年頃。よろしくお願いいたします。

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