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2024年10月の読書メーターまとめ

もと  (旧リエさん)
読んだ本
15
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5124ページ
感想・レビュー
15
ナイス
846ナイス

2024年10月に読んだ本
15

2024年10月のお気に入り登録
2

  • まろん
  • ハルト

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • ハルト
  • まろん
  • mido215

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

もと  (旧リエさん)
ネタバレ156 ★★★★☆ すっかり設定が変わってしまった下巻も楽しく読了。面白かったです。読了後、誰かと感想を語り合いたいと切に思った作品。作中作の犯人には驚き。ブラキストン夫人がマグナス氏を崇拝していたのはわかるけど、上巻で描かれていたマグナス氏と心象がだいぶ違うので違和感が残ったのも事実。アランからの手紙の「ちょっとした形見を遺している」に一切触れないスーザンの対応が不自然だと思ったのは私だけではない筈。アガサクリスティーの孫が作中に登場したことにビックリです。作家はもちろんだけど訳者も凄いと感動した一冊。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
15

もと  (旧リエさん)
ネタバレ159 ★★★★★ ミカエルと金髪の巨人の闘いやリスベットの超人ぶりはハリウッドしていたけど、すごいね、こんなこと考えつくんだ、でもあり得ない話ではない。リスベットの過去の事実は「圧巻」と帯に、一体何が?常に高揚感に包まれた第二弾の下巻。面白かった。元ボクサーのパオロが実在人物で本人役で映画に出演していたと知りビックリ。フェルマーの最終定理がどうこの話に掛かっていたのかよくわからなかった。ヴェンネルストレムの件でリスベットが犯した一つのミスって何だったっけ?はぁ~、また第一弾を読み返さないといけないのね。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ158 ★★★★★ 第二弾 プロローグで気が滅入り、暫く本棚で埃を被っていたのだけれど、気まぐれで読み始めたら面白くて止められない。ジャーナリスト、犯罪学者、弁護士が殺害されリスベットが容疑者として手配され上巻終了。もっと深い何かが潜んでいることを知っている読者は続きが気になるよね。前作を二回読んでいたからか、登場人物たちに馴染みがあってすんなり世界観に戻れたけど、リスベットとミカエルの出会いがどうしても思い出せず、第一弾に戻って確かめました。そういえばブリトニースピアーズも成年後見人制度を受けてたよね。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ157 ★★★☆☆ 【KU】吉良上野介と浅野内匠頭の間に何が起こったのか、殿中刃傷の場に居合わせた梶川与惣兵衛の視点からの虚構物語。勅使と院使の違い、高家肝煎や浅野内匠頭が痞という病を患っていたこと、背景に第五代将軍綱吉の実母桂昌院への生前従一位ごり押しなど盛り沢山で面白かった。江戸詰家老の安井彦右衛門が参加していない『討ち入りたくない内蔵助』に続くんだね。本作はどのくらい真実に近いのだろうか。人事を疎かにする幕府、忖度ばかりの側近。能力ではなく世襲主義、あまり変わっていない今の時代を思うと悲しくなる。
が「ナイス!」と言っています。
もと  (旧リエさん)
ネタバレ156 ★★★★☆ すっかり設定が変わってしまった下巻も楽しく読了。面白かったです。読了後、誰かと感想を語り合いたいと切に思った作品。作中作の犯人には驚き。ブラキストン夫人がマグナス氏を崇拝していたのはわかるけど、上巻で描かれていたマグナス氏と心象がだいぶ違うので違和感が残ったのも事実。アランからの手紙の「ちょっとした形見を遺している」に一切触れないスーザンの対応が不自然だと思ったのは私だけではない筈。アガサクリスティーの孫が作中に登場したことにビックリです。作家はもちろんだけど訳者も凄いと感動した一冊。
が「ナイス!」と言っています。
もと  (旧リエさん)
ネタバレ155 ★★★★☆ 翻訳作品が読み辛い要因の一つは土地勘がないからだと思う。サマセット州と言われても私にはどこだか分らない。登場する村人たちに何らかの思惑や隠し事があり、誰もが怪しいお馴染みの設定。アティカスの余命わずかという設定は好きではないけど、作中作だということをすっかり忘れて夢中で読了。気になる終わり方で直ぐに下巻に飛びついちゃいました。MAGPIE(カササギ)とパイ屋敷のパイが掛かっているけど、邦題は『カササギ』だから関係ないのかなぁ。アガサクリスティーを読んでいればもっと楽しめる作品らしい。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ154 ★★☆☆☆ 気になっていた一冊【KU】で読了。田所、葛城の高校生二人組、山火事に包まれた邸宅で一晩過ごす人々、吊り天井の部屋、飛鳥井、男言葉の小出、物語とはいえ前半は違和感ばかりで読み辛かった。吊り天井の秘密が明かされてからは、ぐっと面白くなってきたけど、最後まで置き去りにされたまま話が進んでいくなっという感覚は消えなかったわね。葛城が次々と嘘を暴いていく場面は面白かったね。納得がいかないと飛鳥井に詰め寄る葛城、葛城は探偵として存在意義を飛鳥井に求めていたのかな、其処のところはよく分からなかった。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ152-3 ★★★★☆ 【KU】二転三転する話がややこしくて二度読み。凄惨な人生を歩んできた遊女たち。鬼となった遊女へさらに恥辱を味わわせ、怨恨を増長させる惣之丞。なんとも残酷な世界観。遊女の避妊対策、廓詞の「おしげりなんし」初めて知ったわ。姫路藩の忠さん、倒幕を目論む帝。惣之丞側にいる柚月とこまにも何か訳があるんだろうね。悲惨な中にも妖の存在で心が和むわ。それにしても江戸には多くの川が流れているんだと地図を見て吃驚。御高祖頭巾に錣頭巾と頭巾にも色々な種類があるんだね。帝と将軍の代理戦争が始まるようです。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ151 ★★★☆☆ 【KU】流れ神は人祈霊神、人の願いが生み出した神だと言う。そんな神の存在を忘れてしまい仇をなすものとして祓うようになってしまったということか。頼家と北条の確執、闇神との死闘はあったものの、粛々と物語が進み、何が何だか分かったような分からないような結末でございました。善英と小糸の関係はよく理解できなかった。そしてそれ以上にどうして鎌倉であったのか、釈然としないよね。それでも読後感はとても清々しいのが不思議だわ。日本語で言い表す色の名前が好き。「海松色」素敵な響き、色ずかんで確認しました。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ150 ★★★★☆ 【KU】精霊の恵み豊かな地 遠谷。流れ神はそこに現れ青灰色の鳥 はばねが神を何処かへ運ぶ。神様なのに忌み嫌われている流れ神の存在がイマイチ分からないんだけど、流れ神を斬ることができる剣が遠谷から盗まれる。流れ神ってふんわりとした設定なんだけど、二人の青年が骨のある物語へと進めていくのよ。鎌倉幕府二代将軍源頼家と北条氏の確執が背景となり面白い。「あなたの思いを感じ 私の心は満たされました これは皆で分けてください」という如月。お供え物を頂くってこういうことなのねと感動してしまった。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ149 ★★★☆☆ 【KU】美貌の女形、瑠璃の義理兄 惣之丞、遊郭に売った義妹に「やはり怒っているんだな」って当たり前でしょう、何なんだこの男は!!!遊女だけが鬼になるわけではないけど、過酷な日々を送る遊女たちが死して鬼になりやすいからなんだろうけど、四君子のうち三人も鬼になるって確率高すぎ。楢紅も遊女だし。そして全く疑っていなかった裏切り者にビックリ。黒雲に対抗する組織、多分アイツだなと思ってた奴が最後に登場したね。物語を通して遊女のことが事細かに描かれているよね。参考文献の記載があればいいのに、残念。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ148 ★★★★★ 【KU】深怨の情を捨てきれずに死んだ者は額に角を生やした鬼となる。その鬼に対抗する暗躍組織「黒雲」四代目頭領は吉原一の花魁 瑠璃。怨念を持った鬼と死闘を繰り広げるお話なんだろうとそれほど期待せず読んでいたんだけど、消えた津笠が白無垢道中の瑠璃の前に現れてからは文句なしの面白さ。最後は不覚にも津笠の言葉に目頭が熱くなってしまった。瑠璃の過去はもちろんだけど、鬼となった母から生まれた双子の豊と栄、錠吉に権三、謎のお内儀お喜久、妖たちにさび柄猫の炎と多彩な面々。すっかり虜になってしまったわ。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ147 ★★★☆☆ 第八巻 終わってしまった。伊子に執着する帝に疑問を感じ、伊子に都合が良過ぎる設定も辟易したけど、シリーズを通して宮中年中行事が丁寧に描かれ、その都度ネットで調べながらの読書は非常に面白かった。物語の要として平安時代 権門の家に生まれた姫と内親王の違いが取り上げられていたのも興味深かったわ。「そもそも私にとっての屈辱は 皇統を独占されたことよりも亡き父上が怨霊扱いされることのほうなのです」と高那。最後は東宮となりましたね。尚鳴が誰と結婚するのか気になる。是非とも番外編で描いて欲しいです。
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もと  (旧リエさん)
ネタバレ146 ★★★☆☆ 第七巻 宮中年中行事を絡めて雅に穏やかに流れていた物語に殺人事件が発生。産養で桐子のもとを訪れたり、吉野へ赴いたりと伊子は自由に外出をしているけどこれは当時の当たり前なの?高那がいる吉野へ自分が行くと帝に訴える伊子。高那への恋慕と帝への忠誠心は分かるけど、こういう方の近くで働く他の女性が大変そうって思ったわ。六十日に一度巡ってくる庚申の夜 楽しそう。出産にかかわった者たちすべてが出産から産後七日目まで白装束を纏うってすごい。洗濯係は大変だ。玖珠子に近づく女宮、またまた一波乱ありそうね。
が「ナイス!」と言っています。
もと  (旧リエさん)
ネタバレ145 ★★★★☆ 【KU】元は凄腕の残忍な公儀隠密、今は寺子屋のお師匠さん。鍛え抜かれた忍者も素敵だわっとときめいてしまいました。久兵衛に十蔵、上に八人の男の子がいたってことよね。全員亡くなってしまったのかしら、厳しい時代だね。筆子四人がそれぞれ主役の前半の物語が後半で上手く伏線回収できていて面白かった。金喰い虫吉太郎がツボにはまったわ。千織が密書を解読できたのは出来過ぎって思ったけど、兵法を学んでいたからなんだろうなっと強引に納得。五色米の暗号や忍術の説明もあり大満足の一冊でございます。面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
もと  (旧リエさん)
ネタバレ144 ★☆☆☆☆ 心が浄化される感動系BLと紹介されていて【KU】なので試しに読んでみた。心の浄化は残念ながら起きなかったわ。元来恋愛小説は好みじゃないし、家族が病床というのも苦手な設定。男性が男性を女性が女性を愛することに違和感はない。嫌悪感を覚えたのは泉と宗清の間に起こった過去の出来事。尊厳の尊重がなくて唖然としたわ。全く受け入れられないです。あまり相性が良い作品ではなかったけど、バケツの中の海水が海の青じゃないって件は好き。そんな感性を持った幼少時代を過ごしたかった。直木賞受賞作家なんだね。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/07(1782日経過)
記録初日
2020/01/05(1784日経過)
読んだ本
854冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
279120ページ(1日平均156ページ)
感想・レビュー
854件(投稿率100.0%)
本棚
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