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2024年5月の読書メーターまとめ

リエさん
読んだ本
18
読んだページ
5156ページ
感想・レビュー
18
ナイス
756ナイス

2024年5月に読んだ本
18

2024年5月のお気に入り登録
5

  • ぽに
  • kou
  • おくちゃん🌴柳緑花紅
  • papako
  • 三代目 びあだいまおう

2024年5月のお気に入られ登録
4

  • kou
  • Kazuma Kitamura
  • おくちゃん🌴柳緑花紅
  • きてぃ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

リエさん
ネタバレ63 ★★★★☆ 前半は期待したほど惹きつけられず手こずったけど、流石話題作ね、面白かったです。地震で出口が塞がれた地下建造物内、下からは水が迫ってきているって想像しながらの読書は息苦しかったわね。巻き上げ機を回して岩を落とすと小部屋の出口が塞がれるって全く想像出来なかったんだよね。図解が欲しかったです。酸素ボンベの件は狂ってる。その狂気さが伺える異常性の前兆みたいな描写があれば良かったなと思う。犯人の異常性、残忍性が唐突だったと感じましたわ。まぁ極限状態にいると異常な行動にでるんだろうね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
18

リエさん
ネタバレ78 ★★★★★ 面白い。登場人物が増えたね、愛憎が複雑に絡まっております。珠麗、あなたも悪女だったのね。堪りませんわ、後宮物はこうでなくっちゃね。雪媛にまたまた強い味方の登場。司家の双子の長男、飛蓮。彼も飛び切り美しい男子らしい。そうそう、美姫に美男子がわんさか登場してこそ後宮よね。天祐の父親、唐智鴻の動向も気になる。芙蓉はどうなるのかしら。そして心和ませる瑯の恋心が叶うといいな。歴史が変わってきて未来予測できなくなった雪媛はどう勝負を懸けるのか、飛蓮は父の敵、独護堅を打つことができるのか、楽しいぃ~。
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リエさん
ネタバレ77 ★★★★★ 面白かった。竜のいる世界で最先端の医療が行われている。それなのに、真の<竜ノ医療>は人類の敵、竜のための医療は詰まるところ人間のために行われていたのね。ヤポネ迫害のわけも納得のいくものでした。皮膚科長と整形外科長の会話は必要ないよね、夫婦の場を壊すノリに世界観がちょっと損なわれてしまったのが残念。とても興味深かったのは再生医療の言及があたっこと。あとがきで家族の決断について触れていた。言って欲しいことが文章になっていて図らずも涙してしまった。25年に3、4巻が刊行予定。楽しみでならない。
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リエさん
ネタバレ76 ★★★☆☆ 明治、大正、昭和、平成と生きた高岡智照の生涯を元にした物語。母を知らず伯母に育てられ、12歳で父に売られ舞妓見習いに。奈良、大阪、東京、アメリカと波乱万丈の日々。舞妓、芸妓、女優、妻、執筆家、尼僧と運命に翻弄されるというより、自ら掴み取りにいっているよね。決して男運が悪いとは思えず、良き人々に要所要所で出会っていることに驚く。どうしてそんな選択をするのか苛々もしたけれど、今の時代に生きている私には分かりえない女性の苦悩があったのだろう。一気読みの面白さ。ありがとう【KU】良選出本だわ。
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リエさん
ネタバレ75 ★★★★★ 何という面白さ。竜が痒がっただけで一国が傾く、世界の中心は竜、そして竜の病をみる〈竜の医師団〉に入団する〈竜よりいづる〉虐げられた民ヤポネのリョウ、〈国民保護法〉は一体何を何から守っているのか、何故ヤポネは虐げられているのか。掴み切れない世界観から序盤は読み難かったけど、いつの間にか竜の住まう世界に没頭してたわ。竜の元で発展した医学、工学と心躍る発想が素晴らしい。困難に向き合い、結末を見届ける。最後まで対峙した先に道は続いているらしい。正に私好みの物語。次巻が直ぐに読める幸せ。大傑作。
が「ナイス!」と言っています。
リエさん
ネタバレ74 ★★★★☆ くぅぅ~、ここで次巻に続くとは。完結しているので私は一気読みが出来るけど、この宙ぶらりん状態で待たされた読者は辛いね。芙蓉様をお慕い申し上げている潼雲がどう仕掛けてくるのか三巻も面白かったです。芙蓉は悪い女だね。そして神女こと雪媛は打毬も得意ってなんでそんなに万能なの!!ちょっと引くわね。不正を犯した尹族の減刑嘆願をしなかった雪媛。この行動が今後どう影響してくるのか見物ですな。雪媛と青嘉、青嘉と義姉の関係、芳明の息子 天祐の父親も生存なのね、瑯もいるし、最終巻まで、まだまだ楽しめそうよ。
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リエさん
ネタバレ73 ★★★★☆ もがき苦しみながらも堅実な暁海は自分の欲した生活を手にできたのではと思うわ。暁海の父親は最低、先ずは離婚をして女の元に行きなさい。瞳子さんも自分のやりたいことを優先している自立した強い女を装っていたけどこれ不倫の自己弁護じゃないですか。開き直りですわね。好きなように生きるのは素晴らしい、だけど、嫌だと思ってもやらねばならないこともあるのよ。ひとりでも生きていける力をつけ、そして共に生きる人がいれば良しってことなんだよね。難しいね、人生儘ならないものだもの。とても面白かった、続編も期待大。
が「ナイス!」と言っています。
リエさん
ネタバレ72 ★★★★☆ わぁ~ぉ、なにこれ!!とても面白かったです。怪異の神様より凌子さんの方が怖いよ。一巻と同じく神にまつわる怪異調査の話なんだけど、ほんの少しの説明で一気に面白くなりましたわ。やっぱり警察の管轄だったね。それにしても宮内庁っていうのはどういうこと。天照大御神の来孫が初代神武天皇だから宮内庁には神に関する㊙があって暗躍している部署なのかなぁ。そこに在わす神の「戸」ドラえもんのどこでもドアを思い浮かべたのは私だけではないはず。廃墟で扉は怖くて開けられない。次巻完結、礼がお父さんに会えるといいな。
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リエさん
ネタバレ71 ★★★☆☆ 眠れぬ夜に一気読み。娘ほどの年齢の藤子に感情移入することなく、さほど夫と年齢の変わらない全さんに、夫も若い子から好意を持たれることがあるのだろうか?いや先ず出会いの場がないな、などと思いを巡らしながらの奇妙な読書体験でございました。「暇つぶし」とは「空いた時間を適当な方法で過ごす」とあった。うぅ~ん、藤子も全さんも里見も菜月も一生懸命で適当に時を過ごしていたわけではない。神様の暇つぶし、崇高で尊い暇つぶしということなのだろうか。この手の話は上手く消化できず当惑してしまう。教えを乞いたい。
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リエさん
ネタバレ70 ★★★★☆ 瑞燕国皇帝碧成の妃、皇后安純霞を中心に物語が進む。皇后の座を手に入れたい玉瑛こと雪媛と激しい死闘を繰り広げるのかと思ったら物語は全く違った方向へ。又もや予期せぬ展開で面白いね、最後の葉永祥の『十算経』はお見事です。一巻に戻って確認しちゃいましたわ。何故か土佐弁の瑯が加わりました。今度は独賢妃こと独芙蓉に闘いを仕掛けた雪媛。皇后に忠実だった侍女浣絽は濡れ衣を着せられて可哀相だったわよね。でも雪媛は情けをかけない、だって惡女だもの。最後まで惡女を貫くのか、青嘉とはどうなるのかしら。面白い。
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リエさん
ネタバレ69 ★★☆☆☆ 【KU】短編の異なる怪異話なんだけど話にオチなし説明なしで釈然としない。でもさ、出来事に必ずがオチがあるとは限らないし、こういうのもありかなっと読み進めたわ。一体全体片岸が所属している領域神犯特別調査課は何処の公的機関なの。そしてはたと思ったの。これは一世を風靡した『Xファイル』だと。それなら最後に何か明かされるはずと期待したけど、与えられた情報だけでは理解できなくて私には難しかったです。設定は私好みで面白かったので、このモヤモヤした気持ちが晴れることを願って二巻【KU】を読むわ。
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リエさん
ネタバレ68 ★★★★☆ 思っていた悪女じゃない、予想していた物語でもない、期待を上回る面白さでしたわ。青嘉に見つかり「どうか、お情けを――」の場面は玉瑛ではなく「雪媛は小さく声を上げた」となっているのは何故?単純な間違い、それとも意味があるのかしら。。。雪媛が青嘉に放った「お前はいつか、私を殺すだろう」の予言、わぁ~、それ言っちゃうんだっと狼狽えてしまったわ。そして雪媛があっけなく刺客の手に倒れて吃驚。まさかの展開で興奮しております。この本の世界では男子が后の宮に自由に出入りができるのね。とても新鮮に感じるわ。
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リエさん
ネタバレ67 ★★★★☆ このシリーズは面白い。岩永と九郎の会話も楽しいけど、お好み焼き屋の鋭次と九郎の会話も小気味よかったわね。それに下ネタを不快な気分にさせず途中に挟むのがとても上手い。この作者は落語好きなのかな。例えで古典落語がよく出てくるのだけれど、夫々の短編のオチも落語をきいているようです。「推薦文を書いている暇があれば新作を書いてよ、と心の中で文句を並べつつその本を購入した」冴えわたる文章が所々に散りばめられ、クスっと笑ってしまう。六花さんとの約束があるからシリーズはまだ続くんだろうね。楽しみです。
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リエさん
ネタバレ66 ★★★☆☆ 所々、機知溢れる会話があって面白かったけれど、最後が納得がいかないというか、理解できなかったですわ。知恵の神とし秩序を守る岩永、なぜ九郎を殺さなければいけないと思うのかな。今回の事件は「秩序の破壊を未然に防ぐため早々に介入し、手段を選ばず収束させた」と六花が言う通り、秩序の破壊が見られそうだっからな訳だよね。確かに件と人魚の肉を食した特別な存在ではあるけれど九郎は秩序を乱してはいない。存在自体が秩序を乱しているなら新しい怪異は生まれてはいけないってことだよね。駄目だ、理解が追いつかない。
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リエさん
ネタバレ65 ★☆☆☆☆ 【KU】第169回芥川賞受賞作 意味が分からないネット用語、英語を略したカタカナ語やカタカナ英語の造語ばかりで辟易したわ。最後も意味不明で終わってしまった。本の内容紹介に芥川賞受賞作家たちの感想があったのだけれどそれも意味不明でした。「アメリカの大学ではADAに基づき、電子教科書が普及済みどころか、箱から出して視覚障害者がすぐ使える仕様の端末でなければ配布物として採用されない。日本では社会に障害者はいないことになっているのでそんなアグレッシブな配慮はない」できることは変えていきたいね。
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リエさん
ネタバレ64 ★★★★★ 第一話 雪女の話がとても良かったわ。殺人が起きた時間は雪女と過ごしていたため不在証明ができない昌幸。その昌幸にそれは偽装だと岩永が披露する推理には惚れ惚れしてしまった。違う雪女の話で最終話を締めくくったのも素晴らしかったね。六花と岩永の高校時代の同窓生の接触があったり、高校時代の同窓生から岩永に連絡があったりと、九郎の台詞「切ろうと思って切れる縁は、縁じゃないよ」を体現しているよね。「そうか、これは大岡裁きだっ」には声を出して笑ったわ。今巻も笑いどころ満載で私の好みにピッタリ 大満足。
が「ナイス!」と言っています。
リエさん
ネタバレ63 ★★★★☆ 前半は期待したほど惹きつけられず手こずったけど、流石話題作ね、面白かったです。地震で出口が塞がれた地下建造物内、下からは水が迫ってきているって想像しながらの読書は息苦しかったわね。巻き上げ機を回して岩を落とすと小部屋の出口が塞がれるって全く想像出来なかったんだよね。図解が欲しかったです。酸素ボンベの件は狂ってる。その狂気さが伺える異常性の前兆みたいな描写があれば良かったなと思う。犯人の異常性、残忍性が唐突だったと感じましたわ。まぁ極限状態にいると異常な行動にでるんだろうね。
が「ナイス!」と言っています。
リエさん
ネタバレ62 ★★★★★ 岩永の高校時代から始まり、過去に殺人を犯したと告白する資産家の遺産相続へと進む。虚構(嘘)を並べて一件落着、と思ったら六花ともしっかり繋がっていたわね。虚構で推理だなんてアホらしいって思っていたけど、これがなかなか惹き込まれる。原理原則に従う妖達の『知恵の神』岩永は情を挟まず、守るべき秩序のためには容赦しないと九郎に言われ、非道を行ったのは会長だと返す岩永。この会話の流れがとても好き。九郎の本音を最後に知り申し分のない一冊でございました。くどくない西尾維新といった作風。とても心地良い。
が「ナイス!」と言っています。
リエさん
ネタバレ61 ★★★☆☆ 藤原道隆の娘、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言の視点で語られた物語。ウィキでは定子は「数え15歳の春に4歳年下の一条天皇に入内」清少納言は「993年冬頃から私的な女房として中宮定子に仕えた」定子17歳、清少納言27歳。「年増は意外と簡単に死ぬのだから若い娘のように迂闊なことは慎むように」は酷いわ。でも式部の方はもっと恐ろしい描かれ方でした。千年以上前に生きた人々の心の中の思いが私達にわかるはずもなく「これもありかな」と読了。本作では伊周が素敵な殿方で描かれておりました。面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/07(1631日経過)
記録初日
2020/01/05(1633日経過)
読んだ本
772冊(1日平均0.47冊)
読んだページ
254023ページ(1日平均155ページ)
感想・レビュー
772件(投稿率100.0%)
本棚
6棚
性別
現住所
海外
自己紹介

ロサンゼルス在住

(06.25.2023)
==好きなものを書き出してみた==
・後宮
・妖し/怪異/妖怪/吸血鬼
・吟遊詩人/魔導士/ドラゴン
・陰陽師/異能
・日本神話/古事記
・ギリシャ神話/ローマ神話/その他の神話
・警察庁/検察庁
・警視庁/県警/道警/府警
・歴史小説
・明治/大正
・アレクサンドロス3世

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