読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

akihiko810/アカウント移行中
読んだ本
16
読んだページ
3838ページ
感想・レビュー
16
ナイス
511ナイス

2024年4月に読んだ本
16

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

akihiko810/アカウント移行中
漫画や小説、映画における、時代とともに変わっていく「ヒロイン」像を追いかけた評論。印象度B+  フィクションの中の「女の子像」を読み解いていく本。「つづ井さん」「凪のお暇」からみる現代シスターフッド像(社会規範にあらがい戦うための連携)は的を得ていて、たぶんこれからのフィクションコンテンツを見る(あるいは作る)うえで重要な社会的ファクターになっていくことは間違いないだろう。あと、本作で再確認してのは、萩尾望都とよしながふみの天才さ。「トーマの心臓」「大奥」がいかに素晴らしく最先端の作品であるかわかった
akihiko810/アカウント移行中
2024/04/12 18:21

「大奥」、読んでみたいとは思うのだが…。いかんせん長期連載なので、最後まで読み通すことは絶対にできなさそうで躊躇してしまう。あと、宇佐美りん「推し、燃ゆ」はいつか読みたいと思った

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
16

akihiko810/アカウント移行中
25テーマ×4=100の映画紹介。印象度B+  古い映画から最近の作品まで幅広く紹介。本がおしゃれなので、贈り物とかにもいいかも。とはいえ普通の「映画紹介本」であり、紹介者(著者)の人となりが文章からはみえてこないのが、物足りないとは思う
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
スポーツ雑誌『Number』連載の「令和名棋士案内」(53+5人)に後日談を加筆した、将棋棋士インタビュー集。印象度A-  藤井1強となり「藤井聡太か、それ以外か」になってしまった将棋界だが、「それ以外」である藤井以外の棋士たちが持つ矜持をあぶりだす本。棋士ひとりあたりの文章は4Pほどと少ないのだが、特にタイトル挑戦者という藤井のライバルたちの意気込みは伝わってきた。あまり日の当たらない中堅棋士のインタビューもあり、なかなか充実した本。彼らには長く活躍してもらいたい
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
考古学者・稗田礼二郎が怪奇事件に遭遇する妖怪ハンターシリーズ2作目。再読  四谷皿屋敷伝説を題にした「黄泉からの声」ほか。「稗田先生って沢田研二にちょっと似てない?」それは映画でジュリーが稗田を演じたからなのだ、というネタ(笑) 諸星大二郎の怪奇ものは迫力があって怖いね。
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
4巻完結まで。元ヤン女子カップルによるほのぼのラブコメディ。脱ヤンしたい不器用な武部と、武部のことが好きな空森のほのぼの百合。7/10点  百合コメディとして問題ないレベルの作品。くすっときて、ときどき二人の感情が尊い。
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
「詩と批評」の雑誌ユリイカの、『違国日記』の漫画家、ヤマシタトモコ特集。  『違国日記』は途中までしか読んでないのだけど、とても真摯な作品でなんというか「重い」作品。それだけにファンも多いのだろう。 ヤマシタのインタビュー部分だけ読んだ。高野ひと深(「私の少年」「ジーンプライド」)との対談が面白かった。「私の少年」は出版社移籍があった作品なのだが(出版社理由で、ひどい仕打ちだったらしい)、そのときに今の出版社を紹介したのがヤマシタだという。そしてやっぱり皆『違国日記』好きだね
akihiko810/アカウント移行中
2024/04/18 15:35

今後の仕事の予定や作品の方向性は?という質問に「『違国日記』を読んで、私(作者)のことまで優しい人間だと誤解する人がいる。それを裏切りたい」とのこと(苦笑)

が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
妖怪ハンターシリーズ第1巻。異端の考古学者・稗田礼二郎が遭遇した怪奇事件の数々。7/10点  「みんな、ぱらいそさ行くだ!」で有名な「生命の樹」など。原点(少年ジャンプ第1話)は「黒い探究者」なのかな? 天才・諸星大二郎を代表する怪奇マンガ
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
「1手ずつ解説シリーズ」角換わり棒銀。 先手棒銀には、後手は早繰り銀の73銀で「端歩受け」と、「端歩受けずに54角」という有名な定跡で五分以上に戦えるようだ。棒銀には早繰り銀!と暗記しておきたい。 78金の守り省略の速攻型(先手番美馬棒銀)なんかは、定跡知らないので面白かった
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
再読。あらきっぺ本第3弾。高段者の持つ「大局観」を言語化した棋書。  「組み立て」といって理想実現のための構想を語る。 あらきっぺ本はわかりやすいのが売りなのだが、本書は単純に「内容が難しい」高段者向け。「必然の手順にさせる<対>」や、「利かし」を入れるなどはわかりやすかったのだが、本書後半部は、「理解はできる。が、実行するのは高段者レベル」な感じはした
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
友達をテーマにしたマンガ短編集。7.5/10点  谷口菜津子、まだ大ヒット作はものにしてない(はず)作家だが、今後の重要作家になるんじゃないのか?というくらいポテンシャルのある漫画家だ。 「かつて友情があった」ノスタルジーと、「これからも友情がある」というきらめきと希望が同居した作品集。なかでも収録作「卯月ちゃん」「氷菓」は大傑作だろう。「私たちずっ友でいようね」という「祈り」にも似た希望が描かれた作品
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
投資評論家の山崎元とホリエモンが、お金と「稼ぐ」について語る。印象度B  わかりやすい本でさくっと読める。山崎さんは、投資はインデックス(分散投資)の「オールカントリー(全世界株式)」一択とのこと。「S&P500(全米株式)」を勧める人が多いが、山崎曰く「全米だけだとリスクの分散になってないので、勧めない」とのこと。厚切りジェイソンは米株がおススメで、「米企業は全世界での売り上げがあるから、リスク分散になってる」と言ってたので、そこは専門家でも意見の割れるところか。
akihiko810/アカウント移行中
2024/04/12 22:41

山崎の「もてない大金持ちより、もてる中所得者の方が幸せ」は至言だろう。金持ちでも、人間関係に恵まれてなきゃね。あと、自分は金の大小よりも、「やりたいことがやれるかどうか」が人生の一番のテーマなので、そこはホリエモンと意見が合うのかもしれない

が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
漫画や小説、映画における、時代とともに変わっていく「ヒロイン」像を追いかけた評論。印象度B+  フィクションの中の「女の子像」を読み解いていく本。「つづ井さん」「凪のお暇」からみる現代シスターフッド像(社会規範にあらがい戦うための連携)は的を得ていて、たぶんこれからのフィクションコンテンツを見る(あるいは作る)うえで重要な社会的ファクターになっていくことは間違いないだろう。あと、本作で再確認してのは、萩尾望都とよしながふみの天才さ。「トーマの心臓」「大奥」がいかに素晴らしく最先端の作品であるかわかった
akihiko810/アカウント移行中
2024/04/12 18:21

「大奥」、読んでみたいとは思うのだが…。いかんせん長期連載なので、最後まで読み通すことは絶対にできなさそうで躊躇してしまう。あと、宇佐美りん「推し、燃ゆ」はいつか読みたいと思った

が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
上野千鶴子が10代の女子向けに、「社会の女性差別の現状(生きづらさともやもや)」に回答する。印象度B  21年と数年前の本なのだが、この本で取り上げられる「女性の現状」ってかなり認識が古くないか? 結婚したら退社、東大に進学したら結婚できない、とか。今や親世代でもこんな認識の人は少ないと思うが…。田舎の保守層は今でもそんな認識なのだろうか? 社会が変わってるのに、親世代の認識は昔のまま、というずれに苦しむ若者は男女問わずいるはずなので、次は女子向けでなく、若者全般向けの本があったら読んでみたい
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
押井守が見ているyoutubeチャンネルを語る本。印象度B+  ゲーム実況、一人飯、ミリタリーゲームあたりを押井がみてるのはわかるが、「Fラン大学生の実態」なんてみてるのが意外だった。あと、Vtuberもみてるらしい。苛烈なyoutubeの生存競争にあたって、「儲けたい、有名になりたい」なんて動機でやってる人は二流で、やはり「ただ楽しい」と自分の価値観でやってる人が偉くて、そういうチャンネルをピックアップ。youtubeからの押井の「幸福論」に至るところは面白い。
akihiko810/アカウント移行中
2024/04/07 22:01

自分は、youtubeは将棋とロックと、あとたまにレシピ動画くらいしか見ないので、ほかにもいろいろ深堀りしてみたいと思った

が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
西加奈子原作小説のコミカライズ、完結。北陸の漁港で船に住む二人きりの母娘、能天気で太っちょの母・肉子ちゃんと娘のキクりん。7.5/10点  アニメ映画版は視聴済み。傑作だった。血はつながってなくとも、あたたかな人々に囲まれて暮らしているキクりん。優しさとたくましさにあふれた作品
が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
大平先生の「これだけで勝てる」シリーズ、右四間飛車。 破壊力満点、アマチュアはみんな大好き右四間飛車。 私も居飛車で指すことも多いし、振り飛車をもってあたることも多い戦法。 対四間飛車を読んだ。振り飛車は▽43銀型でなく、腰掛銀型しか載っていない。今ネットでは、「木村美濃+▽43銀型」の四間飛車でカウンターを狙うのがいいとされていて私もそれだが、本書では触れられてない。▽43銀型だと受け一辺倒なのだとか。 腰掛銀の定跡も覚えた方がいいのかなとも思うが、難しいのだよね…。
akihiko810/アカウント移行中
2024/04/06 11:43

右四間飛車は、とにかく歩をつき捨てておく。 桂馬損をおそれない など

が「ナイス!」と言っています。
akihiko810/アカウント移行中
TBS深夜ラジオJUNKのPの、ラジオ仕事エッセイ。手がけた番組のパーソナリティ芸人(ハライチやアルピーなど)たちとの対談あり 印象度B+  芸人たちとの対談が豪華。ラジオは「人(ニン)が出るメディア」と言うことだが、まさにそう。 ニッポン放送ANNのPの石井 玄著「アフタートーク」と読み比べるといいかもしれない。 「なぜ今「あえて」ラジオなのか」考え続けないといけないくらい斜陽メディアなのは間違いないが、ラジオという「受け手と限りなく近い」メディアはずっと続いてほしい
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/11(1586日経過)
記録初日
2020/01/11(1586日経過)
読んだ本
1127冊(1日平均0.71冊)
読んだページ
254683ページ(1日平均160ページ)
感想・レビュー
1127件(投稿率100.0%)
本棚
40棚
年齢
38歳
現住所
埼玉県
外部サイト
URL/ブログ
https://twitter.com/akihik0810
自己紹介

サブカルと純文学好きのマンガ読み。
6:4で、マンガ:活字本を読んでます。 

マンガは「このマンガがすごい」人気作からガロ系マイナー本まで雑食。
活字本は主にノンフィクションと純文学。
純文学では、村上春樹、夏目漱石、絲山秋子、町田康、本谷有希子、川上未映子、村田沙耶香らへんを読む。
文学以外の好みは、短歌、社会学、仏教、ロック、格闘技(プロレス)、メンズカルチャ(エロ)など。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう