読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

Hiroki
読んだ本
22
読んだページ
3845ページ
感想・レビュー
22
ナイス
86ナイス

2024年5月に読んだ本
22

2024年5月のお気に入り登録
1

  • springday

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • springday

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Hiroki
文京区立図書館 こんな風にオオッという作家がラインナップされてると老舗三ツ星料亭で喰う鰻となりそうだけど、浅田次郎選となるとどうしても捻りが入りますから、一筋縄じゃいかない偏屈オヤジがねじり鉢巻きで無形民俗文化財の紀州備長炭を団扇でバタバタの光景となる(気がします)。高橋治さんの文章は実に久しぶりでした。浅田さんの「雪鰻」も期待にたがわずでした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
22

Hiroki
北区立図書館 日本人の修正してほしい習性についてのワンフレーズ。変じゃねーの?オカシイんじゃねーの?不味いんじゃねーの?と誰しもが思いながらも、誰も事態を止めようとせず既成事実の積み重ねを、「ま!いっか。しゃーない」と追認する。始まった時にNoと言わなかったからなぁ、ここまで来たのに後戻りを言う訳にゃ、流れに竿挿せば俺の周囲も面倒なことになりそうだし・・・。いつになったら皆で渡れば怖くないの誤謬を断ち切るんだろ。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
志木図書館 オノレの意思がどうであろうと、或る時点で否応もなく社会・コミュニティの構成員として組み込んでしまうシステムがあった頃に大人の階段を踏みしめた。一歩進むごとに淋しさや苦さや辛さを背負わされた。どうもそのようなセレモニーは消滅して、いつまでもコドモでいたいと思えば誰からも非難されることなく佇み続けられるようだ。それが楽なのか?と、よくよく見れば真逆で外面如菩薩内面如夜叉だ。この世知辛さは誰が生み出したのだろう。少なくとも修羅となり呻吟する若者たちではない。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 これも奈良旅行のおさらい。時間がある限り見入ってしまう。際限がないわ。これ一冊の重量が2.5㎏、何だかんだで5㎏超を手に持ち、リュックにはCD10枚と書籍3冊で帰宅したら、ツレアイが呆れてた。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 先日の奈良旅行のおさらいです。この熱はしばらく冷めないだろうな。ずっと熱いままでいたいな。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 こんな風にオオッという作家がラインナップされてると老舗三ツ星料亭で喰う鰻となりそうだけど、浅田次郎選となるとどうしても捻りが入りますから、一筋縄じゃいかない偏屈オヤジがねじり鉢巻きで無形民俗文化財の紀州備長炭を団扇でバタバタの光景となる(気がします)。高橋治さんの文章は実に久しぶりでした。浅田さんの「雪鰻」も期待にたがわずでした。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
志木図書館 世の中は数値解析できないことの方が多いってことは充分承知之助でありますが、気楽に金銭に置き換えてみるのもソレなりに面白いと思います。此方を幾らと評価・位置付けて、彼方は如何に評価・位置付けるか、それこそ人それぞれの尺度であります。要はその人なりの価値基準をどこに置いているかであって、決定的に不味いのは他者の評価を己の評価にするという愚。そしてこの愚は特に昨今横行しているのです。金銭に置き換えるつーのは、存外に己自身の価値を暴露してるってことですからね。美意識や生き様であり哲学ですもの。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 ハンカチやパンツ(下着の方)などに気を配る男…何となくですが自身の内面に一本筋を通していると思います。アルマーニのスーツじゃなくてパンツ。何をもってお洒落と言えるのか?だってビシッとスーツやらブランドショップで誂えた鎧をまといながら、駅の公衆便所でオシッコした後手も洗わないで出てゆく輩、手は洗うがプルプルと手を振って水を周辺に撒き散らして出てゆく輩、こういうのが半数いるんですよ、イヤ半数以上かも。まぁそういうのに限って尻込みするような女子と連れ立ってますがね。
かんらんしゃ🎡
2024/05/22 19:49

ハンカチは私も気を使うな。アイロンは必ず。いいとこへ行くときはちょっといいハンカチを。でもパンツは色あせてるし、靴脱がないトコなら靴下に穴開いててもかまわないなあ。

が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
朝霞図書館 あっという間の読了です。実に読みやすい。悲しく切ない”死”を起点にして、今わの際に「何物かにとりつくことが出来るが、貴方は何にとりつきますぅ?」。ただし命あるものはダメ。砂糖菓子のようなタッチのファンタジーに仕上げています。死を忌避するものとは捉えず、必然としてあるもので、厳然たる場に臨んで己を何に託すか?ハテ、僕ならば…。図書館のメインカウンターのテーブルなんてのが思いつきました。文学書も図鑑も美術書も、レコードやCDも、カウンターテーブルなら表紙やジャケットに触れられる(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
朝霞図書館 なかなか不思議な読中感~読後感でした。著作の骨組みがフレキシブルな建造物の中にいるようで(弱いという意味ではありません、可変という意味です)、フワフワした柔らかい場所に身を置かれたような感覚です。直子さんは歌人でもあるのがフワフワ感の一要因かもしれません。人間の暮らしはあまりに複雑すぎて体調不良もあり得るので、人間的社会生活から距離を置くことも良いかもしれんとのフレーズが頷けました。主人公=シワスが曇天が好きで、その理由が紫外線を避けられるのと風が適度に湿気てるってのも肯ける。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
朝霞図書館 シュールだなぁ。そっか、子どもたちが脈絡ない・うすい生き物だし・・・。突拍子もない行動や思考はお手の物。触れた世界を一緒くたにしてオリジナルを創る、こういう感覚が、成長していわゆる学力をスケールにするようになると、脳みそや体の奥深くに沈殿させられてしまう。金太郎飴じゃ当人が一番面白くないのにね。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
北区立図書館 で、「あっという間」をあっという間に読み終えたのです。隔靴搔痒という言葉があって、なかなか核心に触れることが出来ずにイライラする状態を指し示すのでしょうが、何故にヒトは生きるのであろうか?とかの小難しい命題があって、敢えて薄紙を一枚隔ててソノ命題を哲学すると、こんな風な書物も一つのスタイルになるのなのかなぁと思いました。回り道をするようでいて案外と近道かもしれません。正攻法をちょいとだけずらす、効率やゼニカネを超越しないまでも、素知らぬ顔を装えるようになれば出来るかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
北区立図書館 「10年なんてアッという間だ」という言葉を、昨日までは平気でクチにしていたが、考えてみるとアト一回言ったら寿命かもしれないという歳になっていた。いやぁ、あらためて吃驚するよねぇ。更にもう一度のアッなら20年ですよ、さすがにこれは勘弁してもらいたいなぁ。人は必ず死にます、明日かもしれません。軽々に死をクチにするのは縁起が悪いとおっしゃる方がおられるけど、果たして死は禍々しいことなんでしょうかね?縁起という仏教用語は、原因と条件の関係から結果が生まれるという事実を言ってるに過ぎないのに。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
朝霞図書館 何とはなしに書架から引っ張り出したら、ダシモノ=掘り出し物だった。そりゃぁ多少の期待はありましたよ、山藤だもの。老人で何が悪い? たしかに老人ですが何か問題でも? うっせい馬鹿野郎ぉ・・・首肯首肯。逆の見方をすれば、かつて老人と言えば別世界の住人のような別格の存在であったが、昨今は若者が自らを別格の存在として位置付けて周囲からの遮断願望を強訴している。スマホしかりゲームしかりアニメしかりでヤバイヤバイで世を渡る。先行きが霧の中の少女だわ。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 どちらかと言えばクルマ好きに分類されるんじゃないかと多少の自負はある。がぁ~、見たことが無いつーのや聞いたことも無いツーくるまが次から次。著者は片手間とはいえクルマで銭を稼ぐこともある人で、こちとらはクルマに銭をつぎこむ人ですから当たり前のことでした。車の紹介の合間合間に彼一流のクスグリ文章が挟まっていて、これが面白い。ゴルフを止めた顛末がまるっきり僕も同じ。正隆氏のベストスコアは41&42ということで、僕は+10(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
朝霞図書館 これは良い本です。憲法前文を血の通った分かり易い日本語に翻訳してあります。改憲論の胡散臭さの根っこが白日の下に赤裸々に暴かれています。阿部さんの絵もチカラ強さに溢れていて、白井さんの訳詩と心地よいハーモニーを奏でています。「わたしはきめた」というフレーズで始まります。「わたし」であって「わたしたち」とか「われわれ」とかいう曖昧さに逃れる表現はしません。あくまでも一人一人の思いにしっかと脚を踏ん張ります。勿論子どもたちにも読んでほしいですが、むしろ本質から逃げ回る大人たちが読むべきです。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 桁違いにエエとこのボンボンで才能溢れた若旦那が、意外と普通人感覚の持ち主で普通人同様のドジをやらかす人だと言われても、冗談はヨシコちゃんとドッチラケになるのが普通なのに、おぅおぅそーなんかいと納得してしまう不思議な人です。ユーミンの大ファンだから痘痕も靨なんだろうか???いやぁそんなこたぁない。ユーミンとの日常生活すら我々と何ら変わらぬ普通人夫婦と思わせてるし、その根っこは同時代を生きる日本人と腑に落ちさせる。間違いなく素敵にカッコ悪いオジサンなのだ。う~む流石の才人だわ。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
練馬区立図書館 「ののちゃんキャラ」が出現していました。ここだけ読みたいんだけどなぁ、朝日だもんなぁ。朝読は金をもらっても読まない新聞です。サブタイトルは「失禁園」で、日経に連載された新聞小説で渡辺淳一の「失楽園」が元ネタ。新聞も本も読んでないけど映画は面白かった。森田芳光監督、役所広司や寺尾聡や中村敦夫といった錚々たるメンバーが出演。ヒロインの黒木瞳はイマイチ硬さがあっていかにも演技です風でした。役所広司との不倫関係にはそぐわないと思いましたね。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
練馬区立図書館 副題の元ネタ「ベニスに死す」は音楽がグスタフ・マーラーの交響曲「アダージェット」を使用したイタリアとフランスの合作映画でした。ポーランド貴族の美少年タッジオ役のビョルン・アンドレセンのあまりの美しさに追っかけをして、「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」を見に新宿まで新幹線(新潟から)使ったことがあった。明治製菓の高級ブランドチョコ「エクセル」のCM製作に関係して来日したこともあったなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
練馬区立図書館 不倫がテーマと聞き及び、若気も手伝って果敢にチャレンジするもあえなく撃沈の「アンナ・カレーニナ」。失楽園ですら途中でイライラして読み切れていない人間がトルストイとは無謀の極みでした。そして幾星霜。もう愛の対象はオネーチャンじゃなくマダムでもなくなってしまいました。そして、いしいひさいち選集も終盤になると毒気が薄くなってます。これは作者の所為ではなく、読者がオトナシク従順な社会人に変貌したためと僕は考える次第です。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
北区立図書館 日々の暮らしの中で起きる事ってのは、大概が「どうでも良いこと」なのだ。でも「どうでも良いこと」の積み重ねが一日であるので、「どうでも良いこと」の一つ一つは実は「どうでも良いこと」ではなくて、生きるにあたって欠くべからざるものであり且つ味わい溢れたものであるのだ、と気づかせてくれる一冊です。そう考えると、退屈な一日や面白みの薄い人生も何かしらの積み重ねな訳ですから仇や疎かにはできないものです。表現には色気が肝要と呟いてたり、経済的基盤を持つ輩が偉いってもんじゃねぇと啖呵切ったり…も素敵でした。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
志木図書館 明日のために100年後のために記録を残すこと、語り伝えること。素朴に飾ることなく、暮らしのままの言葉で表現されたものほどしたたかに強いものはない・・・と信じている。対極にあるのが官僚や政治屋の語る言葉だ。普通の人々の記録にふさわしい媒体を思いめぐらしてみたら、何のことはない僕の想いは紙媒体に行きついた。アナログの温かみは人が生きることの温かみに通じる。デジタルに感情が記録されるなどはどう考えても無理がある、それこそ機械的な記録に過ぎないからだ。
が「ナイス!」と言っています。
Hiroki
文京区立図書館 2019年度ノーベル文学賞受賞者であるOlga Tokarczukさんの文とJoanna Concejoさんの絵。上等の味わい深い中身がたっぷり&ぎっしりです。こういう本を出してくるから岩波書店なんだよなぁ。せせこましく忙しがって、物事の本質の在処を忘れてしまった僕を含む情けない大人たちに、やさしく警句を囁いてくれる本でした。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/17(1626日経過)
記録初日
2019/01/15(1993日経過)
読んだ本
712冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
175288ページ(1日平均87ページ)
感想・レビュー
711件(投稿率99.9%)
本棚
16棚
性別
年齢
72歳
血液型
A型
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう