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2025年1月の読書メーターまとめ

vivahorn
読んだ本
13
読んだページ
3308ページ
感想・レビュー
13
ナイス
180ナイス

2025年1月に読んだ本
13

2025年1月のお気に入り登録
4

  • ふかわ
  • KGG23
  • ひびキング
  • キウイ

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 轟直人

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

vivahorn
久々の伊坂幸太郎の新刊!ワクワクしながら書店で本書を手にする。深緑色の独特な表紙は良いのだが・・・薄い、ページを捲ったら100ページもない。裏表紙を見たら1,500円、コスパ悪すぎ。そして、全97ページを読んで、え?内容もウス!西遊記のパロディなのだが捻りも薄い。唯一の救いは、本書の所々に出てくる井出静佳さん(静岡を中心に活動)のイラスト。装丁と挿絵含めて全部で15枚、いずれもファンタジックで私をホッとさせてくれた。これらのイラストがなければ本としての評価はかなり下がっていたかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
13

vivahorn
著者は大阪公立大学(大阪府立大学と大阪市立大学が2022年に統合)肝胆膵外科学の石沢武彰教授。本書で初めて知った技術をピックアップすると・・・肝臓は1枚ではない。腹腔鏡手術ではお腹に炭酸ガスを入れる。外科手術にもAI技術が忍び寄る。超音波メスはとても便利。脂肪肝は肝臓手術の敵。第5章で4件の手術例を紹介していて、具体的な手術の進め方が流れる様に記載されている。私の好きなDoctor Xみたいな医療ドラマにこの様な高度医療技術を加えた新しい医療ドラマが出来ないかと密かに期待している。
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vivahorn
村山早紀さんの「さやかに星はきらめき」の感想をXに投稿したところ、御本人から返事があった。ビックリした!もう舞い上がってしまった。御丁寧な御礼のお言葉と、本書「百貨の魔法」を推薦され、速攻で入手し早速読書開始。星野百貨店、ステンドグラスの白い子猫、各幕の主人公達、そして謎の芹沢結子にその都度、心を動かされた。百貨店はそれらの人々を見守りながら来たる日まで自然に時を紡いでいく、今後のいろいろな展開を含みながら。昨今閉店が相次ぐ大手スーパーでも、多かれ少なかれ星野百貨店の様な話があったのでは。
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vivahorn
久々の伊坂幸太郎の新刊!ワクワクしながら書店で本書を手にする。深緑色の独特な表紙は良いのだが・・・薄い、ページを捲ったら100ページもない。裏表紙を見たら1,500円、コスパ悪すぎ。そして、全97ページを読んで、え?内容もウス!西遊記のパロディなのだが捻りも薄い。唯一の救いは、本書の所々に出てくる井出静佳さん(静岡を中心に活動)のイラスト。装丁と挿絵含めて全部で15枚、いずれもファンタジックで私をホッとさせてくれた。これらのイラストがなければ本としての評価はかなり下がっていたかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
vivahorn
「噓つき姫」、「海岸通り」に次ぐ坂崎かおるの3冊目。相変わらず帯の推薦文が各自気合が入っている。最初の「ベルを鳴らして」が日本推理作家協会賞短編部門受賞とのこと。確かに最後に急に訪れたどんでん返しには流石に驚いた。全く無防備だったので、そのインパクトは測り知れないものだった。たった活字一個だけで。結論としては、受賞に納得。最後の作品については徳島の人はどれだけこの話を理解しただろうか。これは第6回阿波しらさぎ文学賞において問題になった作品。詳しい事情は不明だが、んーーー、内容も不明。
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vivahorn
初めて読む漫画家の作品。第45回日本SF大賞の最終候補にノミネート。コミックスとしては、第42回大賞受賞のよしながふみ「大奥」以来の最終候補。またもや、賞にノミネートされるまで全く知らなかった。浦島状態から少しは回復したと思っているがまだまだだ。表裏の表紙にはホログラムPP加工がなされ、宝石感を醸し出している。電子書籍では不可能な技術。宝石・鉱物の特徴をよく捉えたキャラクター設定なのでサイエンス感満載で私としてはかなり満足。仄かなGLは今後どの様に進展・発展していくのか。頑張って第13巻を目指す!
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vivahorn
書店に行った際に、新刊書のコーナーで「このミステリーがすごい!大賞受賞作」が目に入った。過去には海堂尊や私の好きな中山七里も受賞している。作者の「土屋うさぎ」さんは漫画家、つまり漫画家と作家の二刀流だ。顔出し禁止だが自画像が公開されている。でも装画の可愛い女の子は出水ぽすかさんの作。全体的にはガチのミステリーではない。人が一人も死なないのは良い事。ハッピーエンドばかりでほっこりしている。そして、主人公の市川春子、ではなく市倉小春の杉下右京ばりの推理力があまりにも凄すぎる。次回作には更に期待!
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vivahorn
初めて読む作家。第45回日本SF大賞エントリーで6票獲得(全体で4位)。残念ながら最終候補作には残らなかったが、村山早紀はSF界に十分にインパクトを与えた。少女時代にSF界の大御所達の作品に触れ、SF少女漫画・アニメも楽しんだ。最近XでSF作品を書きたいと投稿したところ、SFマガジンの編集長に伝わり、連載を経て今回の出版に至った。作品はSFファンタジーだが、光瀬龍の宇宙年代記、眉村卓の司政官を彷彿とさせる。小学生にも読み易い文体で、登場人物が擬人化されているので、終始心乱されずに読むことができた。
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vivahorn
第6弾はコロナ社会真っ最中。パンデミックになってからワクチン接種開始までの非常に世の中不安定状態の頃の話なので、コロナの脅威が改めて思い出される。 第6弾は先日読んだ第1弾とあまり変わっていないではないか。変わったのは真琴と古手川の距離感が縮まったこと。それにしても恋の進行が遅すぎやしませんか?一応釘をさしておくが、2人の関係についてはどんでん返しをしないことを作者に望む。一方、古手川の捜査スタイルは昔と変わっていなかった。そんな事では昇進しないぞ!
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vivahorn
昨日、法医学シリーズ第6弾「ヒポクラテスの困惑」が送付されてきたが、実はこのシリーズ読んでいない。いや?第1弾は読んだか?だったら再読覚悟で読む!このシリーズもロングシリーズとなり、うかうかしていると完全に乗り遅れる。今回は設定の確認等をしようと読み始めたが、残念ながら既読であると直ぐに判明。どんでん返しは殆ど無かったので、犯人はすぐに判った。最新刊のさわりを見たが、真琴は助教に昇進していたものの、他のメンバーは10年経っても役職は変わらず。そりゃそうだ、日頃の行いがあれだもの。
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vivahorn
BOOK-OFFで本書を発見。昨年読んだ山田宗樹の「ヘルメス」が好印象で、帯の文章にも興味をそそられた。序盤読み進めると、春暮康一の「一億年のテレスコープ」に雰囲気が似ている。本書は2020年10月の書き下ろしで、一億年は2024年8月の書き下ろしで4年先行。作品の完成度は一億年の方に軍配が上がる。思いつきレベルの話が中盤から後半にかけて延々と続き、停滞感が否めない。ただ、最後の展開は一種の謎解きが解明され、モヤモヤ感が一気に解消。山田宗樹作品のエンディングは読む人に希望・勇気を与えてくれる。
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vivahorn
ベストセラー作家の作品には全く興味が無かった。原作が早川書房から出版され、しかも早川書房がコミックスを出していることも知らなかった。早川書房は逢坂冬馬でかなり儲けたな。私は現時点であらすじを読んでおらず、まだ結末部分を知らないのだが、ハッピーエンドで終わってくれることを本当に望んでいる。仲間が次々と死んでいくことは風の噂で知っているが、できるだけ犠牲者は少なくして欲しい。無理かな~、戦争だもん。私の祈りというか希望は、コミックス最終巻が出る頃にはウクライナ戦争が終了していること。切に願うばかりである。
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vivahorn
とあるSFのコラムで本書のあらすじを読んだ。掴みはバッチリで。でもこのままではあらすじだけ読んで、本を読んだ気になる。いかん、あらすじ読み強制終了!超長期睡眠を使い未来を記録し続ける職業「未来経過観測員」。観測員のモリタは、100年毎に目覚めて人類史を観測・記録する。ところが300年後、人類絶滅の危機に遭遇する。さて、モリタの運命は如何に。しかし、この頃からストーリーが場当たり的、構成が一気に崩壊。多くの斬新なアイテムは悉く空振り、緊張感が一気に低下。最後に辻褄を合わせるが、感動的な結末とはならず。
が「ナイス!」と言っています。
vivahorn
本書は安部公房生誕100年を記念に出版されたが、殆どは安部公房全集からの引用。冒頭からバチバチと火花が散る。三人は極端な対立構造にあったことは周知のことだが、この三人を無理やり対談させた企画側の勇気には本当に脱帽する。読後の感想は、 三島由紀夫が喋り過ぎ。一旦喋ると自分の主張を曲げず、知識ひけらかし長話が続く。安部公房と大江健三郎は半分以上は聞き役に追いやられている。この二人は昭和48年に大学紛争をめぐって絶交状態となったが、対談した昭和33年には一応この様に話ができる状態だったのが実に興味深い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/21(1864日経過)
記録初日
2020/01/10(1875日経過)
読んだ本
179冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
51951ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
179件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
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