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2025年11月の読書メーターまとめ

かまる
読んだ本
4
読んだページ
1125ページ
感想・レビュー
4
ナイス
174ナイス
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2025年11月に読んだ本
4

2025年11月のお気に入り登録
2

  • ゆづるは
  • Yukiko

2025年11月のお気に入られ登録
5

  • ゆづるは
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かまる
当たり前の日常とは本当に当たり前なのか、そしてその環境に疑問を持つこと自体が異質であり疑念.嫌悪の対象となってしまう。そんな現代社会にも通ずるような未来を描いた名作。流石のブラッドベリ作品、詩的な文言に頭の中フラフラしながらの読書であったが、この物語世界に夢中になり恐ろしさすら感じた。『モモ』同様に現代社会に警鐘を鳴らし、痛烈に批判するような作品である。自分で考えるという当然の事の大切さを改めて実感させられ、この世界もディストピアへ一歩踏み出してしまっているのではないか、考えてしまった。★4
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
4

かまる
当たり前の日常とは本当に当たり前なのか、そしてその環境に疑問を持つこと自体が異質であり疑念.嫌悪の対象となってしまう。そんな現代社会にも通ずるような未来を描いた名作。流石のブラッドベリ作品、詩的な文言に頭の中フラフラしながらの読書であったが、この物語世界に夢中になり恐ろしさすら感じた。『モモ』同様に現代社会に警鐘を鳴らし、痛烈に批判するような作品である。自分で考えるという当然の事の大切さを改めて実感させられ、この世界もディストピアへ一歩踏み出してしまっているのではないか、考えてしまった。★4
が「ナイス!」と言っています。
かまる
山女日記の続編。前作同様、悩める女性たちが登山を通して再生していく短編集。思い出としては留めておけない彼女達の心の凝りは頂により解放され、下山し新たなスタートを踏むよう。皆悩んでるんだなぁ、悩みを読み過ぎて途中溜息が、、嘆きと後悔の長々とした手紙にはちょっとだけ辟易。後立山連邦の話はとても良かったが、全編通して過去の回想と現在の入り乱れる内容が多く、誰のいつの話なのか混乱が生じ読みづらさを感じた。ここまで書いたが、さぁまた頑張るかぁと背中を押されるような読後感は良かった。★3
が「ナイス!」と言っています。
かまる
大江作品といえば、匂いがまず第一印象にくる。人間から発する数多の匂い、この作品で言えばそれは人間そのものの匂い、究極の人間らしさを描いている。頭に奇形を抱えて生まれた我が子に対して、常に自分本位な考えの主人公、酷い男だと素直に思えないのが、歯痒い。そして心に残る一節、我が子が衰弱して死ぬかもしれない、その嘆きに医師は『それは、よかったですね』この言葉が頭の中を反芻した。ただ、これは救いのある青春小説とも読める。中々に衝撃的ではあるが、これは誰しもの心の中の弱さであり闇、それは実に人間らしかった。★4.5
が「ナイス!」と言っています。
かまる
井伏鱒二の初期作品から成る十二編の短編集。表題作『山椒魚』は大正八年の作品だという。画家であり、旅人である著者の文章はフラフラとしていて飛んでいってしまいそうなでありながら、しかし重みのある筋の通った感じもある。彼の視線から描かれる人物や景色には温もりが溢れ出ており、悪意のそれが皆無である。特に登場する老人達の言葉は印象的であり、彼等の話す方言はとても風情がある。特出して派手でもなく面白い物語である訳では無い、ただ文学とは結局は文章に尽きる、本作もそれであり、文章を味わい楽しむ作品なのだろう。★3.5
ぶぶ
2025/11/15 20:29

大昔(高校時代?)に読んで、再読しようしようと思いつつ未だできていない作品です…(笑) ラストはなんか妙にしんみりした覚えが。かまるさんのレビューで、本当に再読しようとまた思いました!😆

かまる
2025/11/16 08:54

ぶぶさん、おはようございます。時間をおいてから再読するとまた以前とは違う印象になっているかもしれないですね、感想を楽しみにしています!

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/02/17(2121日経過)
記録初日
2020/02/17(2121日経過)
読んだ本
203冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
62950ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
121件(投稿率59.6%)
本棚
0棚
性別
年齢
38歳
現住所
神奈川県
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