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2024年4月の読書メーターまとめ

乱読家 護る会支持!
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2024年4月のお気に入られ登録
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  • toshibo

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

乱読家 護る会支持!
日本語の一番の特徴は、言葉を決定づける動詞が一番最後にくること。動詞が二番目にくる英語などとは違って、日本語は相手の顔色やその場の空気を探りつつ、自分が発する言葉の結論を最後に選択することが出来る。 相手の顔色やその場の空気は、身体のセンサーをフル回転させて感じなければならず、また自分の言葉に身体性を持たせて相手に伝えるためにためオノマトペを多用しているのかもしれない。 日本語というのは、極めて身体性が高く、より高度な言葉と言えるのでは無いか。
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2024年4月の感想・レビュー一覧
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「排除」と「差別」をキーワードにした11の論考。 ホームレスを寝れなくするための公共のベンチ。 長時間座りにくくしてあるデザインの公共ベンチやオブジェ。 生活保護など公共の福祉からも排除されてしまう貧困層や外国人労働者たち。 住宅市場から排除されるシングルマザーたち。 不適切な生徒指導で生き場所を失う中高校生。 在日コリアンへのヘイト。 排除と偏見を逆手にとって生きる移民。 などなど。。。
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分かりやすい説明とは、「脳内関所で行われるはずの作業を、なるべく事前に代行処理し、脳内関所の作業負担を軽減すること」。 ●聞き手とのタイムラグを知れ。 聞き手の脳内整理棚の準備が完了してから情報を送る。 ●要点を先に言え。 ●しみ入るように話せ。 小休止を入れるポイント。意味別の区切り、キーポイントを話した後、複雑な概念を話す時など。 ●抽象的説明と具体的説明のバランスを取れ。 抽象化とはものごとの本質を見抜くこと。いろんな事例の中から「類似性」を発見し、そのグループ分けを発見すること。などなど
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金属の視点から世界史を考える本です。 青銅→鉄→鉄鋼と、冶金技術と共に、さまざまな道具が発明され、各地で文明が発展し、人々の交流が加速し、より多くの人が生きられるようになり、そしてより多くの人が殺されるようになっていきました。。。。 永遠の命を希求し続けた人類にとって、永遠に変わらない黄金には神秘の力が宿ると信じられていた話。。。 生涯をかけて、「賢者の石」を探し出そうとした錬金術師ニュートン(あの万有引力の法則を数式化したあのニュートンです)の話。。。 など興味深い話もありました。
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性被害に限らず、「男性は常に加害者側である」「ストーカーは常に男」「レイプするのは男」「男女関係の問題では悪いのは常に男」「男は弱音を吐いてはいけない」「男のくせに」「男は稼いで家族を養え」など、男性はとても生きづらいのです。 男性は強くなければいけないと刷り込まれ、そんなジェンダーを引き受けざるを得ない。 僕自身、何度かメンタルをやられていますが、すべてストレスを溜め込んだ結果でした。 なかなか他人を頼ることは出来ないし、やっとのことで誰かに話しても、受け止めてもらえなくて、さらに侮辱されたり。
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世界一流のエンジニアは、全員が常人と比べて著しく頭の回転が速いわけでも、天才的記憶力があるわけでもない。 主に「思考法(マインドセット)が高い生産性を形づくっている。 手を動かす前に仮説を検証する。 「理解に時間をかける」を実践する。 まず、エキスパートに頼る。 早く失敗することは、それ自体に価値がある。 自分がしんどいと思う努力は一切やめてしまうこと。 などなど、、、
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なかなか面白い考察本です。 たしかに、若い女の子は「女ことば」をあまり使っていないなあと気づきました。 そして、若い男の子は、「男ことば」である、ぶっきらぼうな表現はほとんど使っていないようですね。 それは、グローバル化が進んだ結果なのでしょうか。
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古代から近未来までの「戦争の仕方」の歴史を学ぶ本です。 日本は、いつ戦争が起こってもおかしくない情勢下にあり、この本は国民の命をどうやったら守れるかを考えるキッカケになると思います。 この本も強くオススメします。
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北米先住民チカソー族の地図、日本の鎖国政策、イギリス海軍による南極大陸の「征服」、ダ・ヴィンチの新しい視点、オマハビーチ、英仏地図戦争ほか。 ドローンも人工衛星も無い数百年前から、天体観測により正確な地図を書き記した人類。 地図を描く目的は、多くは権力者による地域支配の為、軍による敵地侵略のため。その地に住む者よりも、時に正確にその地の特性を知り、侵略のための弱点を炙り出す。 はるか上空から地球を眺めること。 それは、最近までは神のみが出来ることであり、地図は「神の目」を人間に与えるものでもあった。
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万年にわか阪神ファンの僕ですが、、、、タチマチだった父親、星野仙一さんとのやりとり、後輩で仲の良い巨人・原監督との関係性、平田ヘッドコーチとの関係性、四番・大山の評価、佐藤への「最高でーす禁止令」、外国人はゼロベースで考える、などが面白かったです
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Z世代とは1990年代半ばから2010年ごろまでに生まれた人たち(ちなみに、Z世代の後に生まれた子たちは、α世代だとか)。 選択肢の多い人たち。ネットで遠くの人たちと瞬時に繋がることが当たり前の時代を生きてきた。 マスメディア離れが顕著で、社会問題への関心が高く、ブランドへのこだわりが少なく、推し活が盛ん、オンラインもオフラインもリアル。 選択肢が多いが故に、その自由さ故に悩みの多い世代。人生の正解がない時代を生きる。その中で「自分なりの楽しみ方」を見つけるのが上手い。
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ウルトラマンを見て育った僕は、宇宙人は沢山いて、時々地球を征服しにやってくる、、、、という感覚が、心のどこかに眠っています。 でも、広大な宇宙でも、生命が誕生した惑星はほんのわずかで(というか、今のところ地球以外にはなし)、我々ば偶然というキセキの積み重ねの生きている。 お互い一人一人がキセキで、貴方と私がここで巡り合ったこともキセキ。 キセキを大切にしたいですね。 (と、時にはお花畑的な感想を書いてみるw)
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民族から見た世界史の本です。めちゃめちゃいい本ですが、700ページを超す太い本なので、乱読には向いていません(涙)。 民族の辞書的に家に置いておいたら、世界で紛争が起きた時に理解が早いと思います。 僕はさっそく購入することにしました。 強くオススメします!
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人類学には、あまり興味を持てなくて、パラパラ読みしました。 本書には記述はないけれど、人類学(文化人類学、民族学)は、欧米人は優れていると考える「優生学」と表裏の学問で、また欧米諸国が他国を征服し管理する「帝国主義」「キリスト教の布教」を進めるための必要性から始まったものではないか、、、、と勝手に考えていますが、違うのかもしれません。よくわからん。。。 マリノフスキが調査したトロブリアンド諸島。 性交渉が妊娠の直接的な原因とは考えず、霊児が女性の体内に入ることで妊娠すると考えられているそうです。
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「一冊の本を読んで、いやでも頭の中に残る一行があれば、それで充分。忘れてしまうような内容は、もともと縁がなかったのだと諦めていい」 「本を読むことで、さみしさや、むなしさから、救われてきた」 「本を読むと言うことは、友達がたくさんいるようなもの」 「『読書をすれば優れた人間に育つ』というイメージは迷信のようなもの」 「雑踏の中で読んでいる時の方が、本を読んでいる気持ちになる」 などなど、、、、 同じ乱読家として、「わかるわぁ〜〜」と唸りながら読みました(笑)
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●18世紀には左利きは人口の約10%。19世紀には漸減し役3%まで減少。20世紀に入っては10%まで回復。19世紀は、左利きは差別され、ネガティブな烙印をおされていた。 ●日本では左手で文字を書く人の割合は世界に比べてダントツに低い。 ●左利きに使いにくい製品や設備は、自動改札機、ウォシュレット、カメラ、公衆電話、定規、ハサミなど。 ●聖書の記述は右手を貴っとんでいる。儒教では、食事をする手は右手。イスラム教、ヒンドゥー教では左手は不浄。。。 共感する社会の第一歩は、左利きの方の苦労を理解することから。
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古代の粘土版、アボリジニの世界観、ナスカの地上絵、イスラムの地図、中国の地図、フンボルト、ハレー、都市のパノラマ地図、貧困地図、金星探索画像、ロンドン地下鉄路線図、津波マップ、アフリカ分割図など、「地図」と人間の営みについて学ぶ本です。 上巻は、「古代の地図」「地図製作の進歩」「大航海時代時代の地図」について。 地図が、製作者の世界観を二次元(平面)で表現したもの。本書はさまざまな時代を生きた人たちの世界観(地図)を教えてくれます。 本屋さんか、図書館でパラパラと地図の写真を見るだけで面白いかも。
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●古代ギリシャ時代。スパルタに勝利をもたらしたのは、アテネを襲ったパンデミックだった。 ●宗教改革により、遺体へのタブーが解禁され、人体解剖が盛んに行われるようになり、医学が急速に進展した。 ●西洋による大航海時代。スペイン、ポルトガルがアメリカ大陸にもたらした疫病は、先住民に広がり武器以上に征服を助けた。 ●コレラは、元々はインドの風土病。ヨーロッパ各国がインドの植民地化を進める過程で世界中に拡散された。コレラの感染拡大を機に、パリは都市機能が拡充された。 等、歴史の裏側には病気あり
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●ブッダは、「目覚めた人」だったので眠らない。ゆえに、夢を見ない。夢を見たのはその一つ前の菩薩の段階であるという言い訳。 ●ブッダの死後、輪廻を受け入れ教理の体系化をしたブッダの弟子たち。この世の不条理を前世の報いとする業報思想を作り出した。 ●修行で神通力を持った弟子たちが簡単に殺されてしまう理由は、神通力は、持っても使ってはいけないから。 ●五戒の「生物を殺さない」。「自分はその動物が殺されるのを見ていないから良い」。。仏教だけでなく、キリスト教含めて伝統宗教は言い訳しつつ成長していったようですね。
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前々回に読んだ「訂正する力」でも書かれていましたが、政治の話になると「自分の考えが絶対に正しい」スタンスの方々が政治家を含めて一般人でも多く、そのことが日本がいい方向に変わっていけない原因になっていますね。 「訂正する力」とは少し違うかもしれませんが、お互いの考えや価値観を理解し認め合って、一致するところを見つけて、現実的に一歩づつ前に進んでいくことが、日本の政治に求められていると考えます。 「訂正する力」と合わせて本書もおすすめします。
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日本語の一番の特徴は、言葉を決定づける動詞が一番最後にくること。動詞が二番目にくる英語などとは違って、日本語は相手の顔色やその場の空気を探りつつ、自分が発する言葉の結論を最後に選択することが出来る。 相手の顔色やその場の空気は、身体のセンサーをフル回転させて感じなければならず、また自分の言葉に身体性を持たせて相手に伝えるためにためオノマトペを多用しているのかもしれない。 日本語というのは、極めて身体性が高く、より高度な言葉と言えるのでは無いか。
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戦後80年が近づいているのに、日本の政治は変わらず、景気は停滞し、世界の中での相対位置は下がり続ける一方の日本。 日本が変わるために「グレートリセット」「現状の全面否定」という極端な論調がSNSなどで溢れています。 訂正するとは、一貫性をもちながら変わっていくこと。ごまかしをすることで持続し訂正していくことであり、ヨーロッパ的な知性です。 訂正する力が無いがために、日本の政治は右と左、保守とリベラルと、相互理解の姿勢がなく、ただただ相手を否定し、対立し続けています。
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科学がいくら発達しても、我々には解明できないこと、理解できないことがある。その典型が量子力学。 人はこの世の不思議な出来事にたいして、神や影の存在、影の権力者などを想像しがちである。それが宗教の始まりであり、陰謀論も宗教の一つとも言える。 人々は、この世のさまざまな事象を理解するために「教義」「経典」を創造し、組織化することで、「宗教教団」を形成していった。科学の進歩が宗教の教義をウソを暴くたびに、無神論者が現れたが、一方で、科学が解明したことを受け入れて新たな教義を構成する新興宗教が生まれていった。
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プロボノとは、「公共善のために」の意味のラテン語「プロ・ボノ・ププリコ」より、職業で培ったスキルや知識を活かして取り組むボランティアのこと。 本書で取り上げられているのは、居場所のない子どもたちが集まれる「渋谷キッズスペース」。 子育て中のママが始めた「ママボノ」。 社会貢献活動は、やってみたいと思うし、学生時代から実際に関わってきたのですが、、、本書で紹介されている活動は、ちょっと「カッコ良すぎる」、「うまくいきすぎる」「綺麗すぎる」感じがして、なにか違和感が残りました。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/21(4812日経過)
記録初日
2010/12/25(4959日経過)
読んだ本
3925冊(1日平均0.79冊)
読んだページ
947073ページ(1日平均190ページ)
感想・レビュー
3851件(投稿率98.1%)
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外部サイト
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