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2025年12月の読書メーターまとめ

なる
読んだ本
7
読んだページ
2333ページ
感想・レビュー
7
ナイス
310ナイス
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2025年12月に読んだ本
7

2025年12月のお気に入られ登録
2

  • Yuri Sato
  • 山下奈绪

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なる
職人が偶然に造ることのできた奇跡の作品である青磁の壺。その壺が持ち主を転々と変えて行くという数奇な運命を辿りながら、それぞれの持ち主のエピソードを中心にして展開される連作短編といったところ。ほとんどの物語は独立していてつながりは薄いながらも、定年退職の会社員、戦前の上流階級だった老婆、修道院の女性たちや目を患った母と暮らす娘など、さまざまな立場の人たちの生活を克明に写し取りながら展開される。青い壺は添え物のようにその話の中に登場する。民衆文学でありつつちょっとした旅小説のようになっているのが面白い。
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2025年12月にナイスが最も多かったつぶやき

なる

いよいよ12月。昭和100年も終わりです。行こう、未来へと、行こう。11月も相変わらず色々と行ってますが、虎ノ門ヒルズのエルメェス展がデカいイベントだったかな。展示っていうよりイマーシブ系でしたが。読書では小泉武夫の本にどハマり。2025年11月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:864ページ ナイス数:113ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1109981/summary/monthly/2025/11

いよいよ12月。昭和100年も終わりです。行こう、未来へと、行こう。11月も相変わらず色々と行ってますが、虎ノ門ヒルズのエルメェス展がデカいイベントだったかな。展示っていうよりイマーシブ系でしたが。読書では小泉武夫の本にどハマり。2025年11月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:864ページ ナイス数:113ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1109981/summary/monthly/2025/11
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2025年12月の感想・レビュー一覧
7

なる
作家、アーティスト、デザイナーなど、クリエイティブの各業界に籍を置く人たちが、それぞれ自分の人生において大切なものだという一冊の絵本をそれぞれに紹介するという本。それぞれの紹介文と共にこうの史代が4コマ漫画を添えている(漫画の方は紹介文とリンクするでもなく独自の展開をする)。絵本というジャンルはそこまで読んできたわけではなかったので非常に参考になる。谷川俊太郎や五味太郎、宇野亜喜良に祖父江慎といった重鎮から、堂島孝平、高野文子、森見登美彦に吉田戦車など多彩。読みたくなる本がたくさん。
雨宮 恒一
2026/01/03 22:47

この本を読んで、さまざまなクリエイティブな業界の人物が紹介されている点が非常に興味深かったです。それぞれの絵本を通じて、その人物たちの人生観や価値観がどのように表現されているのかが伝わってきました。特に、漫画やイラストがどのように社会に影響を与え、また個々の創作者が自分自身の表現を通じてどのように世の中に対するメッセージを伝えているのかが深く掘り下げられています。ところで、皆さんはこの本を通じて、どの作家や作品が最も印象に残りましたか?

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なる
偏屈が服を着ているような内田百閒が趣味の電車旅を随筆にしたシリーズ。連載が順調で世間の注目を集めたことから次第にマスコミ等の人間が作中にちらほらと登場するけれど、相変わらずの偏屈ぶりは健在。用がないのに鉄道に乗る、という当初のコンセプトはそのままに、新たに開通した鉄道に乗りこんだりしている。停車駅で揉める神戸と三宮をホームで繋いで一緒の駅にしてしまえばいい、とか極端な提言をするところも変わらず。お供のヒマラヤ山系との凸凹コンビ(というよりもヒマラヤが面倒を見てあげている)のも愉快。線路は続くよどこまでも。
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なる
職人が偶然に造ることのできた奇跡の作品である青磁の壺。その壺が持ち主を転々と変えて行くという数奇な運命を辿りながら、それぞれの持ち主のエピソードを中心にして展開される連作短編といったところ。ほとんどの物語は独立していてつながりは薄いながらも、定年退職の会社員、戦前の上流階級だった老婆、修道院の女性たちや目を患った母と暮らす娘など、さまざまな立場の人たちの生活を克明に写し取りながら展開される。青い壺は添え物のようにその話の中に登場する。民衆文学でありつつちょっとした旅小説のようになっているのが面白い。
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なる
ホトガラとはフォトグラフ、写真のこと。幕末〜明治にかけて活躍した実際の写真師である上野彦馬を主人公に据えた小説というのが珍しい。明治政府ができて間もない混乱期の状態を上手に描いている。実在しないはずの西郷隆盛の写真を巡って起きる殺人事件から明らかになる巨大な陰謀。明治政府の重鎮たちによる権力争い。彦馬に仕事を依頼する川路利良をはじめ、登場人物がいわゆる明治の偉人オールスターで取っ付き易いのと、ところどころに明治の文化風俗が挿しこまれていて、ストーリーもさることながら明治期の東京を知るきっかけにもなる良書。
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なる
有栖川有栖の小説の中でも国内シリーズではなく、過去ミステリ名作のパロディ題名という意味合い。朱色とは作中では夕日に照らされた空を指している。前半は大阪の街を舞台にしているので、近年になってよく訪れていたりとかするのもあってイメージがスッと入ってくる。舞台は和歌山へと移ってから熱を帯びてくる。主役二人はともかく、他の登場人物にはやはり共感できる部分が少ないので、かなり俯瞰で見ることができるのだけれど、トリックに関してはややイメージしづらかったかもしれない。読解力がないだけか。
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なる
アトウッドの名作として名高いディストピア小説。近未来の架空の国家である(といってもそれは必ずしもフィクションであるとは言い切れない。この時代には)「ギレアデ共和国」にいる"侍女"であるオブフレッドを主軸にして、その異常な世界を冷酷な目線で語って行く。時間軸が飛び交っていて読み解くのが難しいところも多いのだけれど、中盤あたりの建国当初の描写あたりから一気に興味深くなって行く。信じられないような扱いをされる女性たち。そして恐ろしいことに1985年に書かれたこれは予言書にも成りうるということ。
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なる
菱川師宣より先、浮世絵の源流と言われている謎の絵師である岩佐又兵衛。戦国武将である荒木村重の息子としての経歴を持っている、というくらいしか知らなかったのだけれど、その作風の面白さに一気に引き込まれる。『雲龍図』や『虎図』などのダイナミックな作品もあるけれど、個人的には、例えば源義経の母である常盤御前の悲劇を描く『山中常磐物語絵巻』や同じく敵討を描く『堀江物語絵巻』といった、鮮やかな色彩による残酷な描写が圧倒的。荒木村重の一族が皆殺しにされたという幼少時の記憶が作品に影響を与えているのかもしれない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/03/10(2129日経過)
記録初日
2020/01/10(2189日経過)
読んだ本
973冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
261129ページ(1日平均119ページ)
感想・レビュー
936件(投稿率96.2%)
本棚
23棚
性別
外部サイト
自己紹介

本の他に映画、音楽、美術などにも浅く触手を伸ばしているので、
読書家というほど周囲の人に比べると本は読んでいませんが、
忘備録としていろいろと感想も含めて残していければと思います。
純文学からミステリ、恋愛小説、社会派、学術本、詩集、エッセイetc
特にこだわりありませんが、ビジネス書や自己啓発本やはあまり読んでいないかも。
お気に入り登録はお気軽にどうぞ。広く本を識るためのきっかけになれば。

2021.11からミュージアムめぐりのレポートをはじめましたのでお手隙のさいに覗いていただけると喜びます。

https://note.com/nareura

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