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2024年9月の読書メーターまとめ

みちしるべ
読んだ本
13
読んだページ
4082ページ
感想・レビュー
7
ナイス
46ナイス

2024年9月に読んだ本
13

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

みちしるべ
登場人物の悲喜交々について、共感できるように、非常に上手く描かれているな、と感じた。 一方で、犯人については、乱暴というか…超展開のトリックでがっかりしてしまった。 伏線というか、初出じゃないですよという言い訳はされていたが、推理しようとしていた人としては残念である。 まあ、主人公の閃きという展開装置によって、新しい情報がどんどん追加されるのだから、しょうがない… 同作家は、「名探偵の掟」で、推理小説作家の内心を面白く書いていた。果たして、本作の展開・トリックについて、本人どう思ってたのだろう?笑
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
7

みちしるべ
ネタバレこの本を読んで、バチェラーという「恋愛リアリティ」番組を思い出した。視聴者は、バチェラー不在時の女性の衝突や男性への思慕の様子を見せられる。そして、男性が果たして、真に魅力的な女性を選ぶかどうか、ドキドキしながら見守るのである。本作は、バチェラーを探偵に置き換えたサスペンスであった。そして、特定の女性を「一番魅力的な女性ですよ」と見せていた番組進行が、実は詐欺だったわけだ。これがテレビだったら、炎上必至である。 正直、途中まで宮廷恋愛ものを読んでいるつもりだったので、衝撃はかなりのもの。非常に面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
みちしるべ
多様性というテーマでここまであけすけな小説を書こうという筆者の考えが、どうにも気持ち悪く品がないように思われる。テレビなどは時代を捉えた小説と取り上げてくれるだろうが…。偏執的な愛・欲や周囲の無理解に苛立つ話は過去にもあったように思われる。感性の決定的相違を扱うはずが、卑近な承認欲求や性欲の話題にとらわれて、スケールダウンしているように思われた。いや、理解してもらえる話題にスケールダウンさせないと今の時代だと読者がいなくなるか…。
が「ナイス!」と言っています。
みちしるべ
小難しい科学理論をトリックにする…推理ものとしてタブーと思しき手だが、容疑者を限定する形で読者のストレスを和らげている印象。現に、巷で人気の「容疑者Xの献身」ではガリレオの理系知識はストーリーの大したファクターでない。理論をテーマとする限り、長続きするシリーズにはなりえないように思われる。実写化で福山雅治という人気の演者に出会い、助けられた印象である。
が「ナイス!」と言っています。
みちしるべ
登場人物の悲喜交々について、共感できるように、非常に上手く描かれているな、と感じた。 一方で、犯人については、乱暴というか…超展開のトリックでがっかりしてしまった。 伏線というか、初出じゃないですよという言い訳はされていたが、推理しようとしていた人としては残念である。 まあ、主人公の閃きという展開装置によって、新しい情報がどんどん追加されるのだから、しょうがない… 同作家は、「名探偵の掟」で、推理小説作家の内心を面白く書いていた。果たして、本作の展開・トリックについて、本人どう思ってたのだろう?笑
が「ナイス!」と言っています。
みちしるべ
推理小説のオチやストーリー展開を、作家自身がバラしていくスタイル…。確かにパターン化されているよね。そのパターン化されたテンプレを喜んでいる読者は、何が面白いんだろう…
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みちしるべ
スペースオペラ、大河小説の融合みたいな感じ。ユリアンが優秀すぎて、全てを持っていったなぁ… その上で、歴史が、ドラマが続いていくことを予感させる終わり方はとても素敵だった。ありがとう
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みちしるべ
オーブリー・ビアズリーの伝記を読んでる感覚。表紙に「長編ミステリー」とあったけど、あっさり目なサスペンスやホラーの方が適当な印象。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/03/15(1682日経過)
記録初日
2018/09/08(2236日経過)
読んだ本
621冊(1日平均0.28冊)
読んだページ
159090ページ(1日平均71ページ)
感想・レビュー
146件(投稿率23.5%)
本棚
7棚
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