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2025年5月の読書メーターまとめ

貧家ピー
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2025年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

貧家ピー
ネタバレ生殖器視点の小説を読むことになろうとは思いもしなかった。著者によるホモ・サピエンスの進化論、「正欲」に次いで多様性に言及した一冊。本屋大賞は取らないだろうなあという感じだが楽しめた。尚成の気のない反応が、今どき求められる共感のように伝わっているのがおかしかった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年5月の感想・レビュー一覧
25

貧家ピー
ネタバレ全国の中学校を訪れて講義した「未来をつくる5つの法則」を書籍化。 法則1 変革の旅は「違和感」からはじまる 法則2 冒険には「地図」が必要だ 法則3 一行の「ルール」が世界を変える 法則4 すべての冒険には「影の主役」がいる 法則5 ミライは「逆風」の向こうにある 本書でも若者に未来があること、未来づくりの武器を渡してくれている 日本国憲法草案作りに関わったベアテ・シロタ・ゴードンのことは初めて知った。
が「ナイス!」と言っています。
貧家ピー
ネタバレ生殖器視点の小説を読むことになろうとは思いもしなかった。著者によるホモ・サピエンスの進化論、「正欲」に次いで多様性に言及した一冊。本屋大賞は取らないだろうなあという感じだが楽しめた。尚成の気のない反応が、今どき求められる共感のように伝わっているのがおかしかった。
が「ナイス!」と言っています。
貧家ピー
2022年2月、順位戦B級への降級という節目を迎えた羽生九段。その直後、第72期王将戦(対・藤井竜王)で挑戦権を獲得し、ふたたび注目を集める。本書はその王将戦を軸に、同時代を戦ったトップ棋士たちの姿・言葉を通して、羽生善治という人物を浮かび上がらせようとする構成。週刊誌の連載を元にしており重複が多めで、他の棋士との対局エピソードに飛ぶため、羽生九段が掘り下げられているかというと、正直そこには物足りなさが残った。羽生ファン・将棋ファンよりも、将棋に馴染みのない読者が読む方が楽しめる一冊かもしれない。
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貧家ピー
鉄郎そっくりの「鏡の星の鉄郎」の砂山学、「終わりなき夏の物語」のインセクターの母、「足音村の足音」のやよいさん、「夜のない街」のヘローン、鉄郎の心根の優しさが伝わり最後は鉄郎を助けてあげる。鉄郎の優しさは「999」の土台だ。「心やさしき花の都」の家族が罰せられるのは、小学生ながら納得がいかなかった。
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貧家ピー
暇つぶしの「C62の反乱」、「嵐が丘のキラ」「これからの星」「永久戦闘実験室」「亡霊トンネル」「ワルキューレの空間騎行」、よくパスを盗まれるのは5巻でも同じ。 車掌さんの過去が垣間見れる「フィメールの思い出」、鉄郎の優しさをしって破壊される「透明海のアルテミス」が思い出深い。巻末の新井素子の文章が良い。
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貧家ピー
本を読んでいたが、何らかの理由で読めなくなってしまった人向けの読書論。知識を増やすのではなく、人生を導かれる言葉に出会うために本を読む。その出会いは外からやって来るのではなく、自分の中にあることに気づくことであるのだなあと感じた。 「書棚に並んでいる本は大きく変わらない。しかし、それを見る「私」の方が日々、変わるのです」
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貧家ピー
多様性の尊重が言われるようになった現代、ライフスタイルに正解がなくなったが、女性として心地よく生きていくためのヒントを脳科学者とコラム二ストが対談形式で語った。 正解を誰よりも早く選ぶ努力なんてもうやめようという文章が印象的だった。 「正解を誰よりも早く選ぶ努力なんて、もうやめにしませんか。 一見、想定外であったり、失敗のように見える結果の中に、新しい喜びや未来がある。それを見つけ、選んだ答えを正解にしてきたのが、私たち人類の生存戦略ではないか」
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貧家ピー
「王子」つながりという訳ではないが、Audibleで長らく積読だった本書を再読。読むたびに違う所で学びがありそうだが、やはり「大切なものは目に見えない」が印象的。象を飲み込んだうわばみの絵、懐かしい。
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貧家ピー
世界各国の本にまつわる言葉とそこから書き下ろししたショートストーリーの数々。asdfjkl (英語:読書などが盛り上げってきたときに用事などで中断された際、苛立ちから発せられる言葉)、ななめ読み、page-turner (英語:ぺージを捲らせるもの)
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貧家ピー
モノづくりのストーリー「鋼鉄天使」・「ウラトレスのネジの山」、小声で話さないといけない「沈黙の聖地」、金メッキ「プレーテッドシティの魔女」、体力が人類の1/100である「霧の都のカスミ」などどれも記憶に残っている。 中でも美味しく食べることができる自分の星を売りまくって消えてしまった「停時空間のかじられ星」は、小学生の時でも浅ましいことをしたと思ったのを覚えている。
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貧家ピー
腎移植を挟んで10数年の血液透析の末亡くなった夫を看取った著者の『なぜ、透析患者は「安らかな死」を迎えることができないのか?』・『どうして、「緩和ケア」を受けることさえできないのか?』という投げかけが重たい。全身状態が悪化し、透析が維持できなくなっても透析を続ける道しか示してもらえず苦しみながら亡くなった夫。がん患者以外は緩和ケアを受けられない状況であることは本書で初めて知った 第2部で取材した腹膜透析がもっと普及すると安らかな死と看取りが増えるのかもしれない。
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貧家ピー
特集 ボディ・ポジティブ ――“美”を超える / スペシャルインタビュー 東村アキコ / ベネズエラ 政治的弾圧で余儀なくされた国外脱出 / 都市ごみで砂漠を緑化、生ごみからドライ・コンポスト
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貧家ピー
東京2020パラリンピック金メダリスト・木村敬一選手の初めての自伝。彼が生まれつき全盲だと思い込んでいたが、実際には物心つく前に病気で視力を失っていた。6歳から寮生活という環境に身を置いていた彼の人生は、当然ながら困難も多かったはずだが、語られる言葉には悲壮感はなく、むしろ前向きさと人とのつながりへの感謝に満ちていた。可能性を信じ、広げてくれたご両親。盲学校で出会った仲間たち。大阪ガスの人たち、アメリカのコーチたちなど、多くの人に支えられながら、木村選手は自分の道をしっかり歩んでいた。
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貧家ピー
『言葉を植えた人』から手に取った。題名は機織り機の紡ぎだす音から。美しい日本語の数々がスーッと入り込んでくる感触、エッセイというよりも随筆だ。古代からの命の繋がりを糸・色を通じてつかみ取っている著者の感性が素晴らしい。 『色が千年の時空を越えてここにあるということはさほど不思議なことではない気がする。もし、しずくのものであろうと古今の歌ごころが私の中に生きているとすれば、色はその衣ではないだろうか』
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貧家ピー
ネタバレ勉強もバイトも続かないヤンキー・小林と、彼のクラスに転校してきたちょっと変わりものの宇野。「普通」にうまく馴染めない二人が少しずつ影響を与えあっていく。恐らく自閉スペクトラム症の特性が強く現れている宇野は、この世界を生きるために必要な知恵を自分なりにノートにまとめており、その努力に小林は心を揺さぶられ、自分も変わろうとする。そのノートを宇宙飛行士の命綱(テザー)になぞらえており、小林と宇野がつながって宇宙に浮かんでいる1コマに感動してしまった。
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貧家ピー
ネタバレAudibleにて。舞台は銀座の歩行者天国。人魚姫を探す王子が突如現れ、物語が静かに動き始める。5編の連作短編集、人生の岐路に立つ主人公たちが王子とニアミスし、それぞれの物語が少しずつ変化していく。王子を巡るストーリーはファンタジーと言って良いだろう。エピローグで「物語」とは何かという問いが投げかけられる。現実かどうかではなく、世界のどこかに登場人物の存在を信じる誰かがいるとしたら、物語は確かに存在する。これは木皿泉の作品にも通じるものだと連想した。
貧家ピー
家いっぱいの体になってしまった人だらけの「なまけものの鏡」、泥がこびりついた体で賽の河原を耕し続ける「賽の河原の開拓者」、常に葬儀をしている「霧の葬送惑星」など。昭和の食堂で食べるようなラーメンが時々出てくるのが何とも言えない。トレーダー分岐点で出会った花子さんの話は今読んでも心に残るなあ。
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貧家ピー
2016年から2022年の間に発表された表題作含む9編の短編小説。コロナ禍の3人のママ友を描く「私たちが坡州に行くといつも天気が悪い」、ポム(春)と3人の母親の物語「春のワルツ」が良かった。「韓国が嫌いで」を読んだばかりということもあるが、家父長制の抑圧に韓国の女性がさらされていることを本書でも感じた。ただ、どちらの本に登場する女性たちは抑圧や理不尽に抗い自分たちの道を切り拓こうとする逞しさが見えていた。
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貧家ピー
特別企画「税額控除」ができる中小企業税制の大研究 / 「でんさい」(電子記録債権)の基本が理解できる講座 / 「リース会計」のことがみるみる分かるセミナー
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貧家ピー
特別企画 「令和7年度税制改正」─会社と個人にこんな影響があります / 「経理ウーマン」の定年退職後の青写真 ─わたしはこんなことを考えています / 「節税・脱税・租税回避」の違いが分かる30分講座
貧家ピー
化石化ガス雲に覆われた星、好奇心、装甲惑星、光る度合いで身分が決まる星、どれも良く覚えている。それぞれの星に色々な住民が地球とは違う価値観で暮らす。多様性の尊重ということに初めて触れたのが999だったかも知れない。
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貧家ピー
特集 壊れる農業へ“令和の百姓一揆” / スペシャルインタビュー ダニエル・クレイグ / カナダ、先住民族の若者対象の職業訓練「ブレードランナー」 / 「シェア本屋」。自分との対話や居場所……
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貧家ピー
小学生の時によく読んだ999を新装版で再読。パスを盗まれてメーテルとこの星で生きていくのかと半ば覚悟した「大四畳半惑星の幻想」の世界観が今読んでも優しい。鉄郎のトレードマークの帽子、コスモガンも1巻で装着。
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貧家ピー
音楽、芝居、執筆 ─ 目一杯働いていた時期を振り返るエッセイ集。映画連載のエッセイ、自作曲の解説、ショートストーリー、出演作の舞台裏などが収められている。 ショートストーリー「急須」には独特の味わいがあり印象に残った。また、又吉との対談で語られた「人見知り」についてのやり取りも面白い。 「なんか、人見知りって、生涯背負うものじゃなくて、症状やと思うんですよ。いまでも出るときはあるんです。この場は無理やなとか、こいつ合わへんなとか。」
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貧家ピー
『レシートには暮らしが詰まっている』ECサイト「北欧、暮らしの道具店」の連載を書籍化。 レシート、普段はすぐに捨ててしまうが、その一枚一枚に、人の暮らしや価値観、人生の断片までが詰まっていることを教えてくれた。さまざまな人のレシートをもとに、どんな日々を過ごしているのか、どんなことを大切にしているのかが丁寧に語られていく。その人の背景を知ると、買ったものの意味が変わって見えてくるのが面白い。著者の質問の仕方や受け止め方次第で、聞こえてくる声も違ったのかもしれない。また、コロナ禍の記録でもあった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/05/23(5324日経過)
記録初日
2004/02/07(7986日経過)
読んだ本
4569冊(1日平均0.57冊)
読んだページ
960256ページ(1日平均120ページ)
感想・レビュー
4388件(投稿率96.0%)
本棚
91棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
外部サイト
自己紹介

小説・ノンフィクション・経済書・俳句集・コミック・雑誌、何でも読みます。
電車の中では活字がないと過ごせない活字ジャンキー。

図書館ではできるだけ新しい作家・分野の本を借りるようにして、気になった作家・テーマについては深く潜る、本屋に走る。

本を買う時は、ネットだけでなく、近所の本屋にも足を運ぼうとしている。

万城目学・角田光代・誉田哲也・三浦しをん・
宇江佐真理・石田衣良・小路幸也・小野不由美・
大崎善生・歌野晶午・内田樹・加納朋子・窪美澄
荒井良二・穂村弘・夏井いつき・アーサービナードなど。

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