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2024年の読書メーターまとめ

貧家ピー
読んだ本
302
読んだページ
48299ページ
感想・レビュー
302
ナイス
2967ナイス
月間平均冊数
25.2
月間平均ページ数
4025ページ
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年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

貧家ピー
ネタバレ感想:第169回 直木賞 受賞作・第三十六回山本周五郎賞作 落語でいうと人情物、上質なミステリーでもあった。正に筋書が素晴らしく、見せ方が絶妙だ。芝居小屋のそばで行われた仇討ちの真相を知りたいと、仇討を果たした菊之助の縁者が目撃者に話を聞いて回る。その過程で目撃者ー小道具師、木戸芸者、女形のお針子、筋書ーの生き様に泣かされ、ラストへ。「どんな奴でも、いずれ焼かれて骨になるって。武士だからとか男だからって、要らない気負いは捨てていい。どうせいずれは骨になるって思うと、気が楽になることもある」
が「ナイス!」と言っています。
貧家ピー
大学病院で将来を嘱望されるも、妹の死をきっかけに甥を育てるために退職し、京都の地域病院に勤務することになった医師 マチ先生 雄町哲郎が主人公。世の中の医者は心の中に持っている科学者と哲学者という2種類の人格のうち、科学者でも一流かつ哲学者としても凡庸ではないというマチ先生。「神様のカルテ」シリーズ同様に、マチ先生の患者に対する視点が好き。医療がどんなに発展しても人の幸せに必ず繋がるとは限らないという限界を感じながらも、それでもやれることはある。著者はそこをスピノザに重ねた。
が「ナイス!」と言っています。
貧家ピー
第170回芥川賞受賞作。ザハ・ハディド デザインの国立競技場で2020年にオリンピックが開催されたパラレルワールドでの話。犯罪者を刑務所から国立競技場の脇に建設したバベルの塔の再現「シンパシータワートーキョー」に移すことになった。デザインした建築家・牧名沙羅の思考がメインで進む。執筆に生成AIを使ったとのことだったが、あまり意識することはなかった。一見犯罪人を刑務所からの解放だが、開所式のスピーチを読むと「1984年」同様にディストピアをうっすらと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
貧家ピー
NHK BSのドラマを見て久しぶりに再読。ドラマでは電子版やコロナの影響を取り込んで良い作品に仕上がっていたと感じていたが、原作本は辞書作りに打ち込む編集員たちの想いがより伝わってきた。松本先生の馬締へのメッセージに胸を打たれた。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

貧家ピー

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貧家ピー

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貧家ピー

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年間で読んだ本302elkイメージ

1月19

2月29

3月28

4月30

5月27

6月21

7月23

8月34

9月24

10月25

11月21

12月21