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吉村 昭(4)村上 春樹(4)今村 翔吾(2)谷崎 潤一郎(2)米澤 穂信(2)池井戸 潤(2)早見 和真(2)安部 公房(2)太宰 治(2)垣根 涼介(2)16%吉村 昭16%村上 春樹8%今村 翔吾8%谷崎 潤一郎8%米澤 穂信8%池井戸 潤8%早見 和真8%安部 公房8%太宰 治8%垣根 涼介著者グラフ上位10名
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miyaz5
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吉村昭氏は医者を主人公にした作品が多いが、本書はシーボルトの娘、お稲が主人公。シーボルトが長崎に赴任してきたところから始まり、上巻の前半はほぼシーボルトの話で、お稲は生まれてもいない。シーボルト事件については、かなり詳細に書かれていて、シーボルトが来日した真の目的や、どのようにして国禁の資料を収集していったか、そして関連した人達がどのような処罰を受けたがよく分かる。中盤からはお稲の母であるお滝が、終盤になってお稲が物語の中心となつていく。高野長英や間宮林蔵など、吉村昭氏の他作品の主人公も登場する。
0255文字
miyaz5
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京都の呉服商の一人娘として美しく育った千重子は、実は捨子であった。偶然出会った自分とそっくりの女性と出会い、双子であったことを知る。別々の場所で全く違う生き方をしてきた二人が心を通じ合わせていく。京都の情緒ある風景と季節ごとの行事が出てきて、東京育ちの自分には知らないことも多く、興味深く読めた。千重子に好意を抱く幼馴染の真一と竜介兄弟、そして帯の織屋である秀男との関係を絡ませて物語は進んでいく。終わり方があっけないというか消化不良というか、それからどうなるのかがとても気になる。
0255文字
miyaz5
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「右大臣実朝」と「惜別」の2作品を収録。「右大臣実朝」は吾妻鏡の原文が挿入されており、それに対して実朝の小姓だった者(名前は出てこない)が、実朝の死後20年あまり経ってから当時のことを回想する。太宰にしては珍しい歴史小説であり、この辺の歴史を知らないと初見ではなかなか理解できない内容だと思う。後半の語り部と公暁の会話に太宰らしさが感じられる。「惜別」は、魯迅が仙台医専に留学していた時に親交のあった同級生が40年後に当時を回想するという内容。戦時中に執筆された作品で、魯迅の日本賛美が白々しい。
0255文字
miyaz5
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フランス革命前後のロンドンとパリが舞台。無実の罪でバスティーユ監獄に投獄されていたマネット医師を助けるためにロンドンからパリに向かう医師の娘ルーシーと銀行家のローリー。医師が投獄されるまで使用人として働き、医師を匿っていたドファルジュ夫妻、イギリスに亡命した貴族のダーネイなど多彩な人物が登場する。後半、バスティーユ監獄襲撃のあたりから登場人物の関係が複雑に絡み合い、予想外の展開になっていく。フランス革命時の民衆の狂気は恐ろしい。
0255文字
miyaz5
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領地を拡大していく直家。東からは織田、西からは毛利が迫ってくる中、時には和睦をし、時には裏切り、大きな勢力に飲み込まれないように凌いでいく。実際の直家がどこまで未来を見通せていたかは分からないが、裸一貫から一代で備前と美作合わせて50万石あまりの領主となったのは並大抵のことではない。特に商業の重要性を認識し、現在の岡山市を拠点として発展させたことはもう少し評価されても良いと思う。後半は少し急ぎ足で事象の羅列になっていたような感じでしたが、全体としては面白かった。垣根涼介氏の他の作品も読んでみようと思う。
0255文字
miyaz5
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宇喜多直家を主人公にした歴史小説。上巻は宇喜多家が没落し、豪商阿部善定に養われていた少年時代から武士となり備前の中央部と西部合わせて20万石を手に入れる30代後半まで。直家については木下昌輝著「宇喜多の捨て嫁」を読んだ際に少し調べたので、おおまかなところは知っていた。途中、官能小説のような生々しい箇所もあるが、当時の時代背景や日本各地の情勢なども取り入れられていて勉強になりました。上巻の最後にお福登場。
0255文字
miyaz5
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社会戯評風のラジオ番組「こんにちは火星人」の放送作家の自宅に火星人を名乗る男が訪ねてくる。男に会う直前に電話が鳴り、男の妻と名乗る女性から「夫がそちらに向かっている。夫は狂人で自分を火星人だと思い込んでいる。30分で迎えに行くので、それまで話を聞いてやって欲しい。夫は自分の意に沿わないと凶暴になる」という趣旨の説明を受ける。最初、男は自分は火星人だと言い、次に自分は人間だと言う。問答を繰り返しているうちに、主人公はどちらが本当か分からなくなってしまう。ジャンルはSF小説のようだが、ミステリの要素もある。
0255文字
miyaz5
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沼田城主の沼田万鬼斎は金子新左衛門の娘ゆのみを見初めて側室にする。新左衛門はゆのみの産んだ平八郎を万鬼斎の跡取りにしようとするが、正室を母に持つ弥七郎が跡を継ぐ。諦めきれない新左衛門とゆのみは弥七郎を殺害するが、機転を効かせた弥七郎の正室により逆に追われる立場となる。後年、平八郎は沼田城を奪還しようと試みるが、真田昌幸が立ちはだかる。沼田周辺だけでなく、全国的にどのような時代だったかを並行して書いているので非常に分かり易い。昭和46年の作品だが古さを全く感じない。学生の時に真田太平記を読んだのが懐かしい。
0255文字

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読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/16(1832日経過)
記録初日
2020/04/16(1832日経過)
読んだ本
251冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
94173ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
251件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
外部サイト
自己紹介

今まで他のサイトにレビューを上げていましたが、読んだ本が検索できなかったり自分一人しかレビューを上げていなかったりとか何かと不都合があったので、2020年を機に読切り替えました。

若いころは純文学を好まず、司馬遼太郎や山崎豊子などをよく読んでいましたが、最近は目についた本を乱読しています。
基本的には備忘録として活用していますので、リアルタイムに読んだ本を順に書いてきます。
仕事が意外と忙しく読むスピードは遅いです。

好きな作家:吉村昭、飯嶋和一、司馬遼太郎など

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