短編集とは思えないほど1話1話が濃くて深い。山本文緒さんが書く文章はとても読みやすいし、主人公の心理描写が上手でとても引き込まれる。主人公たちのその後が気になるお話ばかりでとても面白かった。乳がんの手術が終わったとしても、その後の再建手術などもあって当事者にとっては終わったことでない。なのに周囲の人たちは終わったこととして捉えてて、主人公の孤独や誰にもわかって貰えない辛さとかジクジク自分も感じて辛かった。ひねくれてる人達ばかりだけど、読後は愛おしく感じました。

登場人物が次々に出てきて、誰が誰か忘れそうになって大変だったけど、それも含めて面白かった～！稔が読んでる本の内容も気にって、読書の中で読書する感じ、たのしかった😂渚のように「普通」を求めちゃうことはすごく共感できるけど、稔や雀のように自由に自分がやりたいことを優先できることもすごく素敵だな～と思った。解説もすごく素敵で、またいつか再読したい。

とても面白かった！！！！！登山にいく女性たちの短編集。登山には全く興味がなかったのに、景色の描写がとても良くて、読み終わる頃にはいつか行ってみたいな～って興味がわいた。あと女性たちが抱えている悩みとか、心理描写も丁寧でとても面白かった。続編もあるみたいだからそれも読みたい。

短編集とは思えないほど1話1話が濃くて深い。山本文緒さんが書く文章はとても読みやすいし、主人公の心理描写が上手でとても引き込まれる。主人公たちのその後が気になるお話ばかりでとても面白かった。乳がんの手術が終わったとしても、その後の再建手術などもあって当事者にとっては終わったことでない。なのに周囲の人たちは終わったこととして捉えてて、主人公の孤独や誰にもわかって貰えない辛さとかジクジク自分も感じて辛かった。ひねくれてる人達ばかりだけど、読後は愛おしく感じました。

ミリさんのエッセイは普段のなんてことない日にも幸せそうで読んでいてほっこりする。最近なんだか心が疲れる日が多かったから、読んでてすごく癒されました。子供たちがお菓子の缶に入れてるもの写真集、あったら私も絶対に買っちゃう！笑そういう発想がでてくるミリさん本当に素敵！

今月印象派展に行く予定があることや、以前「ジヴェルニーの食卓」も読み、モネについてもっと知りたいと思ったため購入。人生に苦しみや悲しみがあっても、よろこびをもって絵を描くモネ、素敵。いつか朝いちばんにオランジュリー美術館に行って、睡蓮を見てみたい。 印象派の作品を通して、また日本美術の奥深さ、素晴らしさを知ることが出来て良かった。日本美術が生かされていることで親近感あるのかと納得。

1人の人間を産むことについて、幸せなこと苦しいこと辛いことがいっぱい詰まった1冊だった。もし私が将来誰かと結婚して、その人の子供が欲しくなって、妊娠した時には再読したい。そして、その時のパートナーにも読んでもらいたいと思った。