2024年10月の読書メーターまとめ

読んだ本: 10冊

読んだページ: 2735ページ

感想・レビュー: 10件

ナイス: 311ナイス

2024年10月に読んだ本
10

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2024/10/31
最高のウエディングケーキの作り方 (単行本)
- 古内一絵
336
登録
374
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2024/10/28
無垢なる花たちのためのユートピア (創元文芸…
- 川野芽生
400
登録
104
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2024/10/23
団地のふたり (双葉文庫ふ 22-05)
- 藤野千夜
192
登録
839
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2024/10/22
ナチュラルボーンチキン
- 金原ひとみ
216
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588
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2024/10/18
少女マクベス
- 降田天
376
登録
1343

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2024/10/11
耳に棲むもの
- 小川洋子
136
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606
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2024/10/09
ハジケテマザレ
- 金原ひとみ
208
登録
539
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2024/10/07
往復書簡初恋と不倫
- 坂元裕二
192
登録
3017
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2024/10/05
ようやくカナダに行きまして
- 光浦靖子
240
登録
203
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2024/10/03
失われたものたちの本〈失われたものたちの本…
- ジョン・コナリー
439
登録
59

2024年10月のお気に入られ登録
3

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遙

2024/10/23

おっとり読めてすぐ読み終わっちゃったって寂しさを感じる、愛おしい日常ほのぼの作品。ドラマになったのを知って読まねば！と手に取りました。わかってた。手に取る前からこれ絶対好きなやつって。古い団地に住み続けて仲良しな幼馴染2人組のなんのけない毎日。気負ってなくて、その日暮らしでぼちぼち稼いででもいつかの希望をちゃんと持ってる。 2人のお互いを知り尽くしたやりとりも良き。このまま2人ずーっと健やかに過ごして欲しいと暖かく見守りたい気持ち。続篇は文庫待ち。いつまでも2人に癒されたい。

団地のふたり (双葉文庫ふ 22-05)

藤野千夜

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

遙

2024/10/01 10:57

遙さんの2024年9月の読書メーター読んだ本の数：11冊読んだページ数：2595ページナイス数：326ナイス ★遙さんの2024年9月に読んだ本一覧はこちら→ >> https://bookmeter.com/users/1127474/summary/monthly/2024/9 ハロウィン飾りつけ、気合い入れてみました🎃 先月の超絶おすすめ本はこの3冊！［今夜、喫茶マチカネで］［全自動お茶汲みマシーンマミコ］［ルワンダでタイ料理屋をひらく］読書の秋の足しにして下さい☺️

6件のコメントを全て見る

遙

2024/10/01 19:40

悠さん☺️ 廊下のディスプレイスペースです笑今夜、喫茶マチカネで人々の語り口で進んでいくのですが、1話1話がとても沁みる一冊なので是非読んでみてください😊😊😊

遙

2024/10/01 19:41

あやさん☺️ 廊下のディスプレイスペースですので、眺めて通り過ぎつつな感じです笑飾りつけ楽しいです！クリスマスも今から楽しみです😊😊😊

が「ナイス！」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

遙

2024/10/31

新たなステージに踏み出そうとしてる涼音と達也。そこで湧き上がる婚姻制度への疑問。夫婦別姓問題を始め、かつての仲間達を巻き込んだ人間ドラマ。楽しんで読めたは読めたけど、涼音と達也にはなんのしがらみもないのに、涼音自身が何故別姓がいいのかが結局よくわからなかった。簡単に婚姻関係を結びたくても結べない方々には報われて欲しいとは思うけど、これだとちょっと我儘に見えなくもないかな。でも度々納得できる言葉はあって、結婚は誰かに認められたいからするものではないといった事は響きました。という事で、議論が展開される一冊。

最高のウエディングケーキの作り方 (単行本)

が「ナイス！」と言っています。

全6話のファンタジー、箱庭チックな物語が綴られた短編集。その中でも主題の［無垢なる花たちのためのユートピア］最終話［卒業の終わり］は、短編の粋を超えた読み応えでした。各話物悲しさを感じるものが殆どですがその文面は天空に書かれそよ風が花弁を舞わせながら構成される文字ならざる繊細な・・・一冊の、花。［白昼夢通信］のファンタジックさ、［最果ての実り］の世界観が好きでした。でも特に、［卒業の終わり］のシナリオ力には打ち砕かれた思いです。それだけでも是非読んで頂きたい。強烈な印象を残す短編集でした

無垢なる花たちのためのユートピア (創元文芸文庫)

が「ナイス！」と言っています。

おっとり読めてすぐ読み終わっちゃったって寂しさを感じる、愛おしい日常ほのぼの作品。ドラマになったのを知って読まねば！と手に取りました。わかってた。手に取る前からこれ絶対好きなやつって。古い団地に住み続けて仲良しな幼馴染2人組のなんのけない毎日。気負ってなくて、その日暮らしでぼちぼち稼いででもいつかの希望をちゃんと持ってる。 2人のお互いを知り尽くしたやりとりも良き。このまま2人ずーっと健やかに過ごして欲しいと暖かく見守りたい気持ち。続篇は文庫待ち。いつまでも2人に癒されたい。

が「ナイス！」と言っています。

中年版［君たちはどう生きるか］ジブリの方も見てない私には情報が少ないあらすじ説明に読むのを楽しみにしていました。誰もが思ってても言えない事を言うから変わり者だし実在したら凄く近寄りづらい存在だと思う。でも読み続けていると明らかになる過去に、嗚呼ってなる。チキンシンクのバンドボーカル"まさか"さんは今作の救いです。そして歳の離れた後輩の直理ちゃんも良い味だしてます。終わったと思ってても終わってないし、どこまでも続く人生。共感しつつ時に声を張り上げて叫びたくなる。ロックで人間してるそんな一冊。

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少女達の人間ドラマが丁寧に書かれていて、少女達の情熱、嫉妬、渦巻く全てが舞台に昇華される、まさに青春活劇と同時に、演目のマクベスと今が交差すると共に全ての謎が明かされると言ったミステリー小説。変に小難しいミステリーより好みでした。登場人物達が魅力的で、女子だけの演劇学園という設定も光っていて、読まされました。［きっと誰もが、薄い皮膚の下に奈落を隠している。］アニメにしてもドラマにしても楽しめそうな内容に感じました。

が「ナイス！」と言っています。

VR作品の為に作られたお話が小説になったとの事。かねがね小川さんの作品はストップモーションだったり何か絵本風にアニメにしたらハマる！と思い続けてきたので、VR作品の方も機会があれば観たい。が、やはり小川洋子さんの文章は至高。読んでいると心が静まり本と親密になれる。今回は［耳］、複雑なうねりやその中の洞穴に心奪われた、補聴器売りの男性の終生を遡って綴られている。残酷な描写もある中、芸術的。［今日は小鳥の日］が好きだった。私の耳じゃ聞こえないカルテット代わりに、何かクラシックを流して読むときっと素敵。

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内容が薄いようで最後まで読んだらあれ、割と好きな内容だったぞって思えました。なにしろ登場人物達の癖が強い。その言葉遣いだったり言い回しがリアルだと嫌いなタイプ笑主人公の真野も最初はあまり馴染めず戸惑っているけれど、回を重ねていくうちに深まる仲間感、最後には家族みたいにあったかい関係性を築けている。パリピの力って凄い。カレーって偉大。普通の中から無理に何かを見出す必要ないじゃん。そう軽く語りかけてくれる金原節炸裂本です。底抜けに明るい内容で元気もらえました。

が「ナイス！」と言っています。

元々は朗読劇だったとか。気になって手に取りました。この方は有名な脚本家さん。やはり言葉が巧みで、読み始めると止まりませんでした。初恋と不倫とで違うエピソードが2編入っています。どちらも先が読めず、不可思議で奇妙なメールのやり取りが繰り広げられていくのですが、だんだん雲行きが怪しくなってくる。中途半端な会話の終わり、突然途絶える返信。時に伝わってくる緊迫感や、やるせなさ。往復書簡でありながらドラマチックで、切ない気持ちになりました。文面のセンスが光る一冊でした。

が「ナイス！」と言っています。

あのめちゃイケの光浦さん？！と、手に取ってから気づきました。留学エッセイ物が大好きなのでとりあえず買っちゃいますが、とても楽しんで読めました。長いこと芸能活動をされてきて貯められた資金を新たな挑戦に注ぎ込む。カナダで？！シェフになるって？！しかも50代から？！向こうでの波乱万丈、うまくいかなくて涙する事、多くの出会いや学びを光浦さん節で綴られていて、多くの留学エッセイの中でも無二な体験をされていらっしゃいます。是非カレッジ編出版もお願いしたい！今もきっと頑張り続けている彼女にエールを。

が「ナイス！」と言っています。

とても残酷で血生臭い、ブラックファンタジー。母親を亡くし難しい年頃の少年デイビットが降り立ったその世界は恐ろしく、一瞬も油断の許されない危険な世界でした。様々な童話が彼の身の回りのもの、精神的なものから改変され、彼自身に降りかかってくるのです。人間と狼との間に生まれた［ループ］、動物と子供の体を弄ぶ騎士、邪悪な存在は数知れず。デイビットは果たして元の世界に帰る事ができるのであろうか。翻訳がとても読みやすくすっかりのめり込みました。R16指定なみですので、お子様が読まれる際はご注意を。

失われたものたちの本〈失われたものたちの本〉シリーズ (創元推理文庫)

ジョン・コナリー

あらすじ・内容

が「ナイス！」と言っています。