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2024年4月の読書メーターまとめ

NyanNyanShinji
読んだ本
5
読んだページ
1283ページ
感想・レビュー
5
ナイス
24ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

NyanNyanShinji
この本が書かれたのは暗殺事件後。筆者は安倍晋三元総理の悪行、愚策から始まり知識・常識のなさ,行儀の悪さ挙句は食べ方の汚さまで様々な球種を駆使して徹底追求する。まぁそれはそれとして安倍氏本人から取り巻きネトウヨ、マスコミと安倍氏を礼賛するする人たちを「バカ」「バカにバカと言って何が悪い」「バカだから何もわかっていない」と中々な書きよう。流石に活字にされると悪口ばかり言ってる自分も気が引けてくる。 なんだかゴリラ同士のウンコの投げ合いを見せられた爽やかな読後感だった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

NyanNyanShinji
兎に角、読んでいて目から鱗が落ちっぱなしだった。その論旨の明晰さ。幅広い情報の統合に。王侯貴族の独占物だった音楽。それがトルコ軍による2度のウィーン包囲、フランス革命、産業革命、ナポレオン戦争という戦争と革命を通じて大衆のものとなって行った。トルコの軍楽音楽、革命軍を象徴するラ・マルセイエーズ、大衆でも歌で参加できるオラトリオ。これらを統合したものがエモーショナルな音楽をベートーヴェンの第九だった! と感想を述べてなんだが、どうも本書は以前図書館で借りて読んだらしい。自分の記憶の曖昧さに腹が立つ。
が「ナイス!」と言っています。
NyanNyanShinji
名前は知っているけどどの様な宗教なのかわからないヒンドゥー教。ブッダやキリスト、マホメットの様な教祖が存在せず、仏典や聖書、コーランの様な教義も無い。日本の神道の様な多神教的な側面を持ちながら姿形の無い唯一神の存在もある。人生を四つのステージに分けて、インド人として如何に生きるかという哲学的・文化的側面もある様だ。その全貌が巨大過ぎてこの本一冊では自分の力が至らず「わかった」とはならなかったけども、この教えが偉大な宗教家ジュリー・ラーマクリシュナやマハトマ・ガンディー達を生み出した事に敬意を表したい。
が「ナイス!」と言っています。
NyanNyanShinji
遣唐使として渡唐し、彼の地の太学で学び文官として高級官僚として登り詰めて、帰国叶わず唐で客死した阿倍仲麻呂。吉備真備を主人公とした絵巻物では、才能ある仲麻呂を日本に帰すと唐の脅威となるとのことで押し込めて帰国を阻まれた(絵巻物では吉備真備も同様になるとの警告を死んで鬼と化した仲麻呂が忠告するという話)。実際はどうかを知りたくて本書を手に取った。この本の中核となすのは、仲麻呂期国の折に送別会で同僚の王維から送られた詩序。古代日本の詩歌を専門とする著者が王維の漢詩と苦闘する様が、読んでいて息苦しくなった。
が「ナイス!」と言っています。
NyanNyanShinji
この本が書かれた2003年頃は夢枕獏原作の小説が漫画や野村萬斎を主人公とした映画が作られ、中々な安倍晴明ブームだった。著者が教鞭をとる大学でこれらメディアの影響を受けた学生に、晴明の実像を話すと「そんな話聞きとうなかった」と幻滅するらしい。 こう言ったブーム(本書では『現象』)は過去二度あった。一つは中世の入口の院政時代に説話において式神達を使う者として。もう一つは近世において狐である葛の葉の息子として。本書は其々の時代における安倍晴明がいかに消費されたのかを克明に記している。
が「ナイス!」と言っています。
NyanNyanShinji
この本が書かれたのは暗殺事件後。筆者は安倍晋三元総理の悪行、愚策から始まり知識・常識のなさ,行儀の悪さ挙句は食べ方の汚さまで様々な球種を駆使して徹底追求する。まぁそれはそれとして安倍氏本人から取り巻きネトウヨ、マスコミと安倍氏を礼賛するする人たちを「バカ」「バカにバカと言って何が悪い」「バカだから何もわかっていない」と中々な書きよう。流石に活字にされると悪口ばかり言ってる自分も気が引けてくる。 なんだかゴリラ同士のウンコの投げ合いを見せられた爽やかな読後感だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/08(1472日経過)
記録初日
2019/12/09(1623日経過)
読んだ本
357冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
95600ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
216件(投稿率60.5%)
本棚
0棚
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