読書が大好きです。世界という「神の知」を知ることは人間にとって至上の喜びであり、幸福であるという、17世紀の哲学者、スピノザにならって、世界の知への欲求、探求を読書という行動に基礎付けています。
スピノザ哲学はもちろん、スピノザに影響を与えてきた哲学者(アリストテレス、マキャベリ、デカルト、ホッブズなど)、スピノザが影響を与えた哲学者(カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、フロイトなど)の思想を読むことで、スピノザ以前以後という形で哲学史を追っています。
むろん、宗教神学への関心、科学・数学への関心、政治学・社会科学への関心、世界史や日本史への関心も同様に強い傾向にあります。
これからも、さまざまな世界の知、人間の知や思想を求めて、読書を続けていくことになると思います。
<読書歴>
幼少期
・モーリスルブランの「怪盗紳士ルパン」シリーズ
・江戸川乱歩の「怪人二十面相」シリーズ
・ファーブル昆虫記、シートン動物記
・偉人の伝記もの、漫画日本史
・「ぼくらの七日間戦争」「ズッコケ三人組」シリーズ
などが大好きな小学生でした。
学生期
・中上健次に衝撃を受け、日本文学や世界の文学にめざめていきます
谷崎、安吾、漱石、芥川などはもちろん読みましたが
海外作品でいくと、中上が影響を受けていたウィリアムフォークナーや
ガルシアマルケスなどを読んでいました。
・大学生の時は、いわゆるニューアカブームの時期でしたので、柄谷行人や
蓮見重彦などを通じて、ゴダールの映画を知ったり、ドゥルーズ、フーコーといった現代思想を知るようになります。
・哲学はどちらかというと敬遠していました。しかしスピノザの『エチカ』
だけには人生観が変わるくらいの衝撃を受け、以降、ずっとスピノザ思想および関連研究書などを読み続け、現在に至ります
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