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逆説の日本史 17 江戸成熟編 (小学館文庫 い 1-31)

感想・レビュー
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masahiroiba
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2024-221 ★★★☆☆ 逆説の日本史シリーズもようやく僕の好きな幕末の一歩手前まで来た。それがとても嬉しい。しかしながら前半はアイヌ、北海道史がメイン。松前、そして田沼意次と松平定信の確執の話。あまり興味の無い領域でもあったので逆に新鮮と言えば新鮮だった。どのようなことが起こって、どのように日本と関わっていったのかがよく分かった。後半、やっと幕末に向かうストーリーとなってきた。朱子学と幕末の関係性や、その先で発生し続ける出来事。ここから始まるのだなと思うと身が引き締まる思い。やっぱり幕末が好きだ。
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🐾ドライ🐾
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まずは東北、北海道の歴史。古くは「エミシ」「エゾ」と呼ばれた頃、その人々がアイヌ民族として登場した文献史料を探る。 国内で大きな戦乱が起こらなくなった江戸時代。思想の基盤であった朱子学の功罪、とくに「罪」の面。黒船が来たからだけじゃない。どのように幕府が崩壊していくのか…この時のこれが、あの時のあれが、複合的に絡み合って尊皇攘夷へと向かう。本来の歴史の面白さはブツ切りの詰め込み授業ではわからんだろう。 今月の目標、江戸編の17巻まで読み終わり さて来月はなんとする哉
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きたぴー
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ネタバレ単行本。どの巻も大変面白いが、これまでの最高傑作かもと思える程の充実振り♪まぁ大好きな幕末史がひたひたと忍び寄っている高揚感もあるかも。著者もあとがきで述べているように「歴史を通して見ること」や「宗教的特性の理解」の重要性を強く感じた。朱子学の害毒やその教徒松平定信、水野忠邦らによって、いかにお粗末で残念な米露への外交政策が展開されたか、これまで充分に理解出来ていなかった。一方である種の理想社会を実現していた江戸文明を捨て去ることを多くの人々がためらったと、バランス良い指摘。現代にも通じる学びが多かった。
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もっちゃん
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アイヌのことは初めて知った。知らないではすませられない話だった。
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まひはる
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幕末前夜の「闇の歴史」を暴く! 第1章では、東北地方から北海道、さらには千島列島まで、独自の文化を育んできたアイヌの歴史を照射する。和人が蝦夷地に進出する契機となった北東北の争いから和人の過酷な仕打ちに端を発した「アイヌ三大蜂起」。さらには、老中・松平定信が蝦夷地調査報告書を黙殺した理由にも迫る。 第2章では、幕末に燎原の火の如く盛り上がった尊皇攘夷思想の源流ともいえる国学思想の成り立ちを、荷田春満、本居宣長、賀茂真淵、平田篤胤ら「国学四大人」の軌跡を通じて解読する。
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マル
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アイヌ民族史と江戸幕府崩壊の萌芽の二本立て。なんでアイヌというには、著者が書いているように 日本人史でないので取り上げられるのは確かに当たり前。知らない事も多く知れた。幕府の経済的崩壊、人材不足、倒幕的な思想が何故生まれて来たか?なども具体的に記されている。ロシア、アメリカとのファーストコンタクトが上手くいっていればどんな世の中になっただろうか?
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ころこ
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久しぶりの井沢元彦ですが、この間、随分と歴史の本の読み方が変わりました。この先を読むにあたって近代とは何かという問いをせずに、ただ出来事だけ追っても中途半端に読むことになっていましたので、文章の向こう側に何が映っているのか、かなり自覚的に読んでいきたいと思います。第2章では、平田篤胤の再評価を行っています。宣長に対して篤胤の態度がプロテスタントや地動説のような新解釈であったことを、日本の近代化や神道の大衆化には肯定的な再評価をしています。他方で明治以後の国家神道との関係は「決して直結しない」と否定はするも
ころこ

のの、その先は論じられていません。この辺りのアンバランスな感じが批判を招く理由でしょうか。第3章では、開国の端緒をアメリカではなく時系列的にロシアが先だということに着目します。ウクライナへの侵攻を目の当たりにした現在ではロシアの動静が俄然気になって来ますが、日本の開国に冷戦や宇宙開発につながるマニフェスト・ディスティニーとして米露両者から汲み取ると、過去と現在の歴史のダイナミクスがみえてきます。

06/18 22:15
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東森久利斗
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排他性と独善性、善意の強制、嫉妬心、正義のためのイデオロギーという名の恐怖の核ボタン。原子怪獣のように深海の底に静かに眠りに就くも、いつしか目を覚まし、世界中を狂気の世界に落とし込む可能性を秘めた、日本人の遺伝子に組み込まれたマイナス因子。歴史は教えてくれる。我々の真の姿を。
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オホーツクのトビウオ
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北海道出身だけど、アイヌに関する知識がほとんどなかったので、勉強になった(申し訳ない)。読めば読むほど、朱子学が諸悪の根源って印象になるな。松平定信はホントろくでもない奴。幕府の外交姿勢は、よくイギリスやアメリカの植民地にならずに済んだな、と不思議なくらいの外交下手。まさに奇跡。
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Mark X Japan
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江戸時代後期とその時代の政治・経済・文化・思想などについてです。教科書には書いてないことが多く,それらのことが明治維新に繋がっています。◯◯号事件も,時代背景やその後の影響や外国との関係も理解出来ました。☆:4.5
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:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
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唐突にアイヌ!と思ったら…松平定信によって歴史から消されたアイヌ。アイヌの歴史は地方史ではなく日本史全般として扱って当然と思える内容だった。 差別と同化は、その思想の根は同じであるとはハッとした。ユートピアとしての江戸とは、「近代化反対」だと開国を拒んだ幕府や江戸町民たちのこだわりや完璧なエコ社会を紹介し、「近代化が絶対に正しい」とはいえないこと…万人にとって絶対に正しい主張はあるのか…を問いかけてくる。
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ハイパー毛玉クリエイター⊿
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第一章のアイヌには関心があり、第二章の国学はすこし予備知識があるので楽しめたが、江戸時代にはあまり強くないのでなかば飛ばし読み。
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乱読家 護る会支持!
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ちょっとづつ読み進めている本シリーズも17巻目。 今の日本人に残る価値観、考え方のくせが平和で長く江戸時代に形作られたのがよくわかります。外国人労働者が増えて、AIが当たり前になる将来、、、この国は、これからの時代を乗り切れるのだろうか??
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杜若
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アイヌ民族、日本人の思考の背景となる国学の成立、天保の改革、そしてユートピアとしての江戸について。朱子学の熱烈な信徒である松平定信は、神聖な幕府が野蛮人と交流しては穢れるとして、アイヌを差別し、相手にしなかった。一方で、最上徳内らはアイヌの中に入り彼らを調査し理解した。そして彼らの中に文化があり、「日本人になれる素質もある」とした。そこで、同化政策が行われ、結果アイヌ文化は徹底的に破壊された。差別と同化政策、どちらも問題はあるけれど、同化政策は「善意」に基づいている分余計タチがわるいのかもしれない。
杜若

差別されている分には、文化は保持されていた可能性もあるのだから。それだけ幕府側=日本国家が自分たちの文化に自信を持ったのは、おそらく神道と朱子学との合一、さらには本居宣長らが作り上げた国学によるもの。この国学は平田篤胤によりほぼ完成され、あれだけ海外勢が入り組んで活躍した幕末の混乱期にあって、一人の売国奴も生み出さずに済むという奇跡を生み出した。そういったいい面(?)もあるけれど、黒船の到来前にその予兆が多数ありながら極めて内向きになっていたせいで、外交が出来ない国に変容させてしまったとの副作用もある。

12/01 18:51
杜若

よく言われているように、江戸時代は完全リサイクル社会で、分を知れば競争のない平和で幸福な時代であったという面もある。アメリカ初代総領事ハリスが回顧録で「日本を開国して外国の影響をうけさせることが、果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進する所以であるか、どうか、疑わしくなる」と書き残すほどに、当時の日本人は幸せそうだったとのこと。江戸は百万人都市でありながら、町役人=警察官が十四人しかいなかったという資料からも、世界に比して例外的に、いや、ありえないほど平和で、ユートピアのような世界であったと裏付けられる。

12/01 18:51
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デビっちん
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明治維新断行の背後にあった「宣長神学」、教科書には記載されていない「黒船ショック」の本質に大興奮の内容でした。安全度100%から危険度100%への転落は、なんとフリ幅が多いことでしょう。光輝く強烈なメリットがあるときは、一方でその前提条件が変われば、一気にデメリットが表出するということは忘れてはなりません。メリットだけでなく、それが180度反転した場面、その転換となる前提条件が変わる可能性にも目を向ける感性を身につけたいと強く感じた巻でした。
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Jimmy
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アイヌの巻は正直、初めての事ばかりで不勉強でしたねぇ。さらに開国の巻はこれまた不勉強の極みでした。
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Jiemon
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ネタバレ本居宣長の国学の思想が紹介されている。「世の中全ての「事」は神の仕業であり、良くも悪しきもこれに従わなければならない。」これがキリスト教を始めとする絶対神に対する考え方と同じ。それに対して儒教や仏教は、人が善を行うというスイッチを入れれば救われる「至誠天に通ず」という考え方をしている。では本居国学では、何をすることが現人神天皇に「奉仕」随順することとしているのか。信仰心を持ち、自分の日常生活を真面目に営むことが、厄災をもたらす神を鎮め、世の中の平穏につながるとしている。決して神に対して要求をしてはならない
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ひろかず
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黒船前までの江戸成熟編。何故ここでアイヌ?と思いましたが、全く知らないアイヌの歴史を垣間見ることができて面白かったです。江戸の三大改革がこれほど愚策だったとは…。朱子学、恐るべし。攘夷にこだわる人々の心情も、なるほどなと思いました。
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みょろん
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今回も一気に読めればいいんだけど、出来なかったので前半部分が後半を読むことによってほぼリセットされた。分冊されても良いかもしれない。アイヌの歴史は沖縄より地続きなだけに同化されちゃったように思う。東北にもあったみたいだけどね。 江戸の三大改革はー言われるほど良くないってこどだよね。
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templecity
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アイヌは日本古来からいた縄文人なので、むしろ琉球の顔に近い。松前藩は酒の宴で油断させて相手を殺害し、それを堂々と記録に残している。ある意味人間として扱っていなかった。その後、日本は他民族は同化主義を取っていく。幕末に日本人に日本を裏切るものがいなかった。これは国粋主義の考え方がそうなっている。天皇を覆そうという考えは浮かばない。二二六事件でも特攻隊でも国を守るという根底のところは変わらないだ。
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かいりゅ
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江戸時代後期、黒船前まで。北海道が歴史に登場し、アイヌと和人の関係、そしてロシアとの外交を理解できる。さらに対外政策が下手な幕府の状況から幕末までの流れ。その中には国学や朱子学の影響が根底にありながら、現在の生活の原型でもある江戸時代の平和について理解できる。このシリーズを読んで、つながりを理解できるので歴史の面白さを再認識できますね。
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chaco
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時代がくだるにつれてあまり面白くなくなってきました…。惰性で読んでる感じ。でもシリーズ途中でやめるの気持ち悪いから、全部読むんだろうなあ。
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ゆきこ
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今回はアイヌ、国学、江戸中期~幕末にかけての外交、江戸の暮らしについてです。どのテーマもとても興味深く、読み応えがありました。知らないことがたくさんあり、学校で一体何を勉強してきたのだろうか…と悲しくなりました。幕末の外交については現代において教訓になる部分が多いので、もっとしっかり学ぼうと感じました。
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しーな
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江戸時代ってなんかすごい。朱子学っていうダメな部分もあるけど、なんか究極のエコ社会。でもそこで暮らしたいとは思わない。電気にとっぷりですよ
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SAKU
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 今回はペリー提督日本遠征記からの流れで、江戸後半期を叙述した本巻から読む。前半を占めるアイヌ問題に関しては、政府側の騙し討ちを恥ずべきものと思う一方、アイヌも一枚岩でなかったことから、戦いもうまくいかなかったこと、勘定で日本人が騙してると思いきや逆にアイヌに騙されてどっちもどっちだという論説は面白い。  後半の外国人の来訪は次巻で大きく扱うようで、ここでは控えめな記述。フェードン号事件後の佐賀藩と政府の対応の違いが、この後を分ける重要なファクターだとわかった。
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mari
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☆☆☆
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かずさん
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このシリーズを読むと、いつも自分の固定観念に呆れることが多い。
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i-miya No2
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2016.07.06(2016.05.07)(つづき)井沢元彦著。  07/01  (P024)  実は東北以北には和人ともアイヌとも違う異民族が古来から存在した。  ≪『日本書紀』658、飛鳥時代、水軍、阿部比羅夫が「蝦夷」に続いて「ミシハセ(しゅくしん)」を討ったという記事がある≫  「ニブラ」という先住民族を指すのではないかという説もある。  ニブラとはかつてギリヤーク(ロシア語)と呼ばれていた。  同じ地域に住んでいた先住民族「ウヘルタ」も、「オロッコ」(アイヌ語)の名のほうが有名だが、実は今の日
fseigojp

オロチョンともいいませんか

07/06 10:20
i-miya No2

ウィルタ=オロッコの特徴的な生業は元来、トナカイ牧畜や狩猟、漁労であった。 伝統的住居はエヴェンキやオロチョンなど他のツングースと同様、比較的細い木の幹の柱を何本も組んで、外部を毛皮で覆った円錐形の天幕式住居であった。とありますので、ちょっとだけ違うようですね。両方ツングース系のようです。

07/06 19:51
3件のコメントを全て見る
0255文字
i-miya No2
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2016.07.04(2016.04.07)(つづき)井沢元彦著。  06/28  (P011)  沖縄については第9巻「戦国野望編」および、第14巻「近世爛熟編」で書いた。  アイヌは人種的に何か?  ヨーロッパの学説では「アイヌ=コーカソイド説」が有力である。 最近の人類学等では大和民族とおなじモンゴロイドであるという(遺伝子分析)。  えみしもえぞも漢字では同じ「蝦夷」と書く。  平安初期(9C半ば)、坂上田村麻呂が征伐したのはえみし。 
i-miya No2

そして、それ以降、主に北海道にいた異民族をえぞと大和民族は呼ぶ。  坂上田村麻呂に敗れたアテルイはアイヌの王であったか? 

07/04 07:37
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うたまる
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「歴史上の重大事件、あるいは文化の発達のようなことも、そうなるにはすべて過去からの因縁がある。(中略)”突発事件”などということは、この世に無いのだ」……江戸時代の思想・宗教・価値観の総まとめとアイヌ史からなる17巻。事件や改革の詳細を明らかにするというよりも、なぜそうなったのか、の因果に重点を置いて解説を進めていく。アイヌを同化させようとして衰退させ、財政を立て直そうとして失敗し、外国の影響を排除しようとして窮地を招く。なんとやるせない。他、一番喰い付いた「東北が日本中央」をもっと追いかけて欲しかった。
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yamatoshiuruhashi
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江戸時代の思想、民族的自意識はどう形成されたのか。それが今日の日本にどう繋がっているのか。「歴史」は単独の出来事ではなく、一連の流れとして把握評価されねばならない。改めて中学、高校教育的歴史教育の欠陥を教えられる。アイヌをいかに統制しようとしたか、そこにロシアとの関係をどう見るか、その対応が幕末の決定的外交ミスの前例となり、無用の混乱を招く。歴史を後から見ていることだから言えることだとはわかっているが、我が国の精神構造的欠陥は変わっていないように思われる。
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KAZOO
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この巻は幕末とはいいながらも江戸時代の思想などについての話や改革についての評価を行っています。まあ今までにはない評価ということが逆説ということなのでしょう。また黒船の評価についても、今までとは異なる観点からかかれていますが、やはりその対応の幕府のあり方というのはかなり精緻に分析しているのでしょう。お台場を作らせたりしているので。
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isao_key
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17巻ではアイヌ民族の歴史と和人との戦い、国学の流れ‐特に平田篤胤の思想について、幕末の外交、エコ社会だった江戸時代を取り上げている。本シリーズを読んだのはまだ2冊だが、既存の歴史書にはない、正しく歴史を読む目を涵養させてくれる良書だ。当然の事実と習ってきたことが、どれだけ一方的な視点で語られていたかを改めて知らされる。歴史の専門家でないからこそ、専門家が言わない、または黙認している事象を資料を使い、ない場合は外堀から事実を積み上げ検証する手順を踏んでいる。薩長の御用商人であった白石正一郎に興味を覚えた。
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uganin
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この巻も非常に勉強になった。 アイヌとの関係、そしてロシアやアメリカとさえ、本当は戦争なんか必要無かったのではないかと思ってしまうほど、日本人の外交オンチは変わっていないことを思い知らされた。 その一方、江戸時代は確かにある種「ユートピア」で、それを壊したくない、と言う想いにも共感できてしまう。 深く考えさせられる一冊です。
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koba23
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いつもながら独自の視点で書かれており、楽しく読めた。必ずしも全面的に同意するわけではないが、アイヌや天保の改革など興味深い。
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SKH
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ネタバレ幕末までのおさらい。江戸幕府崩壊の要因となる「朱子学の弊害」「ロシア、アメリカに対する外交的失策」を詳説。
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まさし
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"寛政の改革"や"天保の改革"は、失政どころか、思っていた以上の害悪があったことに驚いた。江戸時代って、世界でも稀に見る珍しい時代だったんだなぁ、と改めて勉強になりました。それにしても、今の安保法案反対は、幕末の攘夷運動と似ているような気がする。
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bookworm1963
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漸く幕末。アイヌ史、古代浸透と朱子学と国学の相互関係、幕府の外交政策等々、学校の日本史とは一味違う展開で興味を持って拝読。
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あきのぶ
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アイヌの歴史が楽しめた。
0255文字
Dyans
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やっと読み終わった。アイヌ史って学校の歴史教育になっかたな。
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