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かまど,みくのしん(1)ジュリー・ワセージュ(1)和山 やま(1)panpanya(1)米澤 穂信(1)20%かまど,みくのしん20%ジュリー・ワセージュ20%和山 やま20%panpanya20%米澤 穂信著者グラフ上位10名
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最近の感想・レビュー

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紙臣
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ネタバレ短編集で読みやすかったです。怪異と聞くと非日常な感じがしますが、どの話もリアリティが漂っていました。怖さと好みの観点でダントツ1位だったのは3話目の「雨の鈴」。ゾッとしますが、雨がしとしとと降る雰囲気がとても良かったです。営繕屋の尾端が、家の障りを繕い直し、そこに住む人々と怪異との間に折り合いを付ける、というありそうでなかったストーリー。怪異を排除せず、共存するというところが新しく、おもしろかったです。ただ怖いだけでなく、どこか悲しさをその背景から感じられることも、物語の厚みに繋がっていたと思います。
0255文字
紙臣
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ネタバレ重厚感漂う寝台列車ミステリィでした。今回は青児が前に出て頑張るシーンが多かったように思います。参巻に引き続き、青児の成長が要所で感じられました。皓と青児の繋がりも強固になってきたようで、安心するというか微笑ましいというか。内容はシリアスで暗いのですが、くすっと笑えるシーンも多く、重くなりすぎないのが良いポイントです。重厚感があるのにしんどくなりすぎず、キャラ同士のポップな掛け合いのおかげでサクサク読み進められます。おもしろかったです。
0255文字
紙臣
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ネタバレ1つ1つの作品を深く読み込み、自分なりの捉え方をしているのがわかって、読んでいて楽しかったです。幅広くいろいろなジャンルの本を読んでいるのもすごい。本について語る時に他の作品の一節を引用したり、関連のある本を混じえて紹介したりと、彼の引き出しには沢山の作品があるのだなと感心しました。インタビューを受けている彼の言葉がいきいきと伝わってきて、「本当に本が好きなんだ!」と何故か嬉しくなったり。ちなみに〈文学について〉の壮馬くんの写真が1番好きです。もっと斉藤壮馬さんが好きになる、素敵な1冊です。
0255文字
紙臣
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ネタバレ相変わらず青児はペットのような扱いでしたが、皓と青児の間に信頼とかそういうものの芽生えを感じました。皓の消息が途切れ、行方がわからなくなるシーンでは、戻って来ない皓の為にいろいろと思案しながらも、指示通り懸命に動く青児にいじらしさすら感じます。1巻の青児はクズさが目立ちますが、巻を追うごとに、彼の中に元々あったであろう素直さ、人の良さが際立ってきています。その一面に皓が毒気を抜かれる場面も多かったのではないでしょうか。今回もおもしろかったです。妖怪ものの楽しみ方だけではなく、バディものとしても楽しめます。
0255文字
紙臣
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ネタバレ京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズ1冊目。621頁と分厚いのに、最後まで飽きずに読めました。京極堂の口癖の、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」という台詞が脳内を木霊します。その言葉が、この作品にとても合っているのです。不思議なことなど何もない、全てには理由が、原因が、そして説明が付くのだ、と。この本にはそういう説得力がありました。個人的には、榎木津礼二郎が気になります。彼が主役の中編集もあるらしいです。もっと深く理解する為、もう少し大人になってから読み返そうと思いました。おもしろかったです。
0255文字
紙臣
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ネタバレ西尾維新先生の世界シリーズ1冊目。西尾維新ワールドを堪能できる1冊です。個人的に気になったのは、病院坂黒猫さん。学年トップクラスの頭脳をもつ、保健室登校の彼女。箱彦曰く、「流れてないウワサの方がヤバい」その少女は、あまりにも生きにくいと思います。主人公の様刻も言っていたように、「危うくて、放っておけない」そんなん感じ。そこに惹かれてしまいます。
0255文字
紙臣
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ネタバレ妖しくも美しい「きつねのはなし」。薄暗く、ゾクッと背筋が凍るような夏の物語でした。短編集が4つ入っていて、個人的に好きなのは『果実の中の竜』です。経験豊かな憧れの先輩、彼の全てが〈嘘〉だったとは……。驚き。どのお話も、夢か現かわからなくなるような、その狭間に位置するような感じです。自分の身の回りで起きた不思議な〈怪異〉、薄闇で見たそれは、果たして本当だったのか?目覚めても尚、夢の続きにいるような、そんな……。読みやすいというわけではありませんが、とてもおもしろかったです。妖しく綺麗な文体も素敵。
0255文字
紙臣
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ネタバレ全75頁と短く、読みやすかったです。挿絵も多くて、大人の絵本という感じ。薄暗い図書館の地下室、空間に似合わない美味しい食事、羊の皮を被った男──現実味はないのに、紙面からリアルに伝わってきました。肌に伝わる嫌さは、冷たくじめっとしていました。地下室に閉じ込められ、いずれ脳を吸われるという最悪を前にして、美しい少女の優しさは主人公の光となったことでしょう。最低の中に一筋の光があること、現状を飽きられきれない何かを見つけてしまうこと等、熱にうかされた時に見る夢のようでした。絶望と希望のバランスが良かったです。
0255文字

読んだ本
350

読んでる本
12

積読本
37

読みたい本
519

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/05/13(1809日経過)
記録初日
2016/12/05(3064日経過)
読んだ本
350冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
73010ページ(1日平均23ページ)
感想・レビュー
14件(投稿率4.0%)
本棚
1棚
自己紹介

こんにちは。紙臣と申します。

ミステリィ作品を読むことが多いです。去年はあまり読書ができなかったので、今年は沢山読みたいなぁと思案中……

時折感想を書いて投稿しています。何かの参考になれば幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

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