文章から、真面目で実直な人なのだということが伝わってくる。小説は書くことよりも書き続けることの方が難しく、そこには肉体の丈夫さや健康が求められる。

「ただくだらない話をする」目的の会を結成し、そのメンバーとひょんな流れから焼きそば屋をしようという話になり、結局オープンまでこぎつけてしまう。その一部始終が書かれたエッセイ。店の名前にはメンバーの方の名前が使われ、まんまこの本のタイトルに。それらを含めた色々な「えっ」の連続と変わらずのさくらももこ節でゲラゲラ笑った。てっきりさくらさんは、創作以外は基本的にめんどくさがりでボーッとするのが好きな人なのかと思ってたけれど、こんなやりてなビジネスパーソンみたいに行動的な一面があったとは。意外。

文章から、真面目で実直な人なのだということが伝わってくる。小説は書くことよりも書き続けることの方が難しく、そこには肉体の丈夫さや健康が求められる。