ネタバレ電子にて。一歩進むと社会の中の壁が一枚可視化される。参考文献を見ると、同性で賃貸することの大変さがよく分かる。同性だけじゃなくて、高齢者だとか天涯孤独だとかで住む場所が見つからないことざらにあるよね。他人事じゃないわ。

ネタバレ電子にて。人が最初に孤独を感じるのは家族の中だと（言葉は正確ではないけど）亀井勝一郎氏が書かれていたことを折に触れて思い出す。新キャラが増えてそれぞれの事情も増えたけど、カレーパーティーの4人はただただ楽しそうで良いですね。

ネタバレ電子にて。野本さんが自分の性的指向を自覚する。子ども時代の食卓が幸せなものでないのはとっても辛いことだと思う。

ネタバレ再読。積本を崩すため、シリーズ既読本のレビューを読んで記憶を辿っていたら、ここから感想が未記入だったので、サラッと再読。一度魂が裂けた琥珀、完全復活とはいかなかったようで気が漏れて倒れてしまう。龍神がなかなかの活躍だったけど、そもそも琥珀の魂をバラバラにしたのって龍神だった。琥珀が本宮に行ったことで秋の葉の登場が増えそうで嬉しい。

ネタバレ「狐の婿取り」の陽と伽羅が「恋と小梅とご主人様」のカフェへお泊まりする話の２冊目。とはいえ、まだ初日のお昼ご飯が終わったところ。二泊三日は薄い本何冊になるのか。お目当てのカフェランチはどんなメニューなのか。 2023年10月J庭発行

ネタバレダリヤの周りの人たちのSS。立派な大人の方々の少年〜青年時代の話もたっぷりと。１番意外だったのはオズヴァルドかな。お気に入りは魔羊使いのランドルフ。本編でも出てくるランドルフのモフモフ使いっぷりは読んでて楽しい。ただ、若き頃の〇〇のイラストがどれもこれも麗し過ぎて、本編イラストとのビフォーアフターの落差に戸惑う。電子にて

ネタバレ結婚前日に婚約者が不貞。もううつむかないで生きると決意し独り歩きを始めた途端、あんなにカルロが遠ざけようとしていた王城魔道具制作部に到達…カルロはあちらへ渡り切れずにいるんじゃないか？ヴォルフとの仲も進みそうになるとブレーキ踏みまくり。ヨナス先生、そちらの面では成果が出なくてついにスライムを頼る（笑）電子にて

ネタバレダリヤとマルチェラ、それぞれの隠された両親の経緯が明かされる。貴族であっても家族を大切に思う気持ちはあるのに、魔物や病によって絶たれてしまった。悲しい。ただ、ランベルティ家の乗っ取りはテリーザの病とは関係なく起きたことだろうから、病にならずとも緑の塔でハッピー・エンドにはならなかったかも。電子にて

ネタバレついに温熱座卓が登場。ここから派生して次々にバリエーションを拡げるダリヤ。ギルド同士は威信をかけて高級座卓を構想。この流れが楽しい。ルチアが玉ねぎを刻むエピソードはこの物語の最初から根底に流れる貴族と庶民の超えられない壁のようで切ない。ダリヤのお母さん、なぜ帰って来られなかったの？電子にて

ネタバレイルマのための腕輪を作る過程で、トビアス再登場。仕事などで良い相棒であることと、恋愛の相性がいいことは別物なんですよね。ダリヤとトビアスはいい感じに着地できたのではないかな。そして、親世代のあれこれが子どもたちの今に繋がっているんだとあちこちで感じた。カルロは命がけで娘の未来を守ろうとしたのですね。電子にて

ネタバレ我が家の鬼門をチェックしたいようなしたくないような。怖いんだけどつい読んでしまう。電子にて

ネタバレ天下り龍の死骸を他の龍が食べないと、体内に溜まったガスが爆発するってどこぞの大怪獣の映画のような話ですね。千剖士達の祭の情景は美しかった。対して暴食のウィンディゴは…なんというか酸っぱい臭いを想像させられてたまりません。次巻、タキタは狩られる側を体験させられてしまうのでしょうか。

ネタバレダリヤの周りの人達のエピソードがどんどん膨らんでいく。個人的にお気に入りのヨナスが登場。Web連載にはなかった大豚牧場の章が面白かった。クラーケンテープを貼れないオルディネ王はこの先の大きな伏線。電子にて

ネタバレダリヤの歩く道が、大きく変わった気がする。書き下ろしでカルロが心配していたようなことを、ダリヤは一人で乗り越えることが出来たのかな。後ろ盾ではなく護り手を得ることができたのだと思いたい。プレゼンのシーンは何度読んでもドキドキする。電子にて

ネタバレWeb版既読。ダリヤパパの書き下ろしがなんとも切ない。本編連載はダリヤ視点が主なので、既に亡くなっているカルロが抱えていたものはわからない。ダリヤの母親がどんな人だったのか、いつかダリヤが知る日が来るのだろうか。ヴォルフはいろいろと自覚し始めたようです。電子にて