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2024年5月の読書メーターまとめ

後藤良平
読んだ本
11
読んだページ
4353ページ
感想・レビュー
11
ナイス
44ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

後藤良平
ネタバレビートルズの曲を聴いたのは中学校2年の時.黄金の微睡という意味だとは、つい最近知った.その名前を書名にしたことの意味は、よくわからない.しかし、当時バラバラになったビートルズをポールが必死で元に戻そうとしていたなどと言う解説が出てきたのはびっくりした.とにかくあの美しいメドレーは忘れられない.しかしページ分量で90%まで絶対助からない流れで、最後はなんとか生きるというラストの展開には驚いた.散々読んできたけど、その中ではこれが一番面白い.登場人物がほぼフルネームなのも初めて気がついた.年No.59亀戸図
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
11

後藤良平
ネタバレ幕府から明治政府の転換もあり、とてつもなく大変な時代に自らのなすべきことを為し、困難を乗り越えた一途な個人が主人公.適当に見ていた渋沢栄一の大河ドラマのフランス万博シーンも思い出した.ドラマにも高松凌雲は出ていたのだろうか?江戸で狼藉の限りを尽くした薩摩の田舎侍には反吐がでるが、最後に函館で凌雲の病院を守り、榎本に降伏をさせるべく動いたのも薩摩の人.負傷すれば敵も味方もないというフランスの教え、それを実行した凌雲や薩摩の黒田を尊敬する.命を捨てても患者は守る.そういう覚悟自分にはあるか?年No.61亀戸図
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレ5年前の出版.その後の経過をWikiで見ると当初の目論見通りには行ってないようだが、コロナ禍を持ち堪えたのは確からしい.何度か出てくるが、昔からの航空機メーカの三菱やIHIが冷ややかに見ていたこのプロジェクトを、完成まで持っていったプロジェクトリーダーそして歴代社長の英断に拍手を送りたい.ホンダイズムって凄いと再認識した.ここがマーケッティングの穴場だと気がついても、ゼロから航空機を作って商品化するなんて奇跡と思う.過去の常識を尽く覆す.これぞ本当の技術だ.厳しいが黒字化してほしい.年No.60亀戸図
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレビートルズの曲を聴いたのは中学校2年の時.黄金の微睡という意味だとは、つい最近知った.その名前を書名にしたことの意味は、よくわからない.しかし、当時バラバラになったビートルズをポールが必死で元に戻そうとしていたなどと言う解説が出てきたのはびっくりした.とにかくあの美しいメドレーは忘れられない.しかしページ分量で90%まで絶対助からない流れで、最後はなんとか生きるというラストの展開には驚いた.散々読んできたけど、その中ではこれが一番面白い.登場人物がほぼフルネームなのも初めて気がついた.年No.59亀戸図
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレ終戦からわずか8年.今後の水爆開発にストップをかけようとして、原子力委員会から外される.原爆投下後に自分の手が血塗られていると語ったオッペンハイマーを毛嫌いしたトルーマンと同様、アイゼンハワーもオッペンハイマーやその他の科学者が唱えた、核の国際管理などには全く興味を示さず、アメリカが唯一の超大国、核大国であり続けようとした.この長編を読んで、やっと映画の後半を理解できた.聴聞会という名の裁判.その中心だったストローズは何様か.偉人に対する不当な扱いと不正により商務長官にもなれず.年No.58Kindle
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後藤良平
ネタバレ残念ながら20年前の本.今現在はどうかわからないが、48箇所(47醸造所+1組合)が取り上げられている.泡盛の最大の魅力は、年数を経るごとに風味が円熟することのようだ.3年以上で「古酒(くーす)」と呼ばれ.甕の貯蔵が特に良いが、瓶でも熟成する.タイプ別おすすめ銘柄が18種紹介されているが、そのうちの1つ瑞泉は、今自宅で飲んでいるもの.蔵は琉球王朝時代に酒造免許が与えられた三村のうちの一つ崎山にあり、創業1887年.シャープかつドライな辛口と評されている.奥が深い.まだまだ勉強せねば.年No.57亀戸図
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後藤良平
ネタバレ沖縄を今頃学ぶ.ちょっと古い本だが、まだまだ知らない沖縄がある.ライフスタイルが東南アジアに似ている.快晴日数がワーストワン.失業率、平均収入も.その代わり出生率はダントツ1位.沖縄の言葉のルーツは日本語で、母音はあ、い、うの3つしかない.日中両属の琉球王国の歴史は500年間.琉球の名は中国が付けた.全体の統一は1429年.運天港は源為朝が流れ着いたというのはほぼ否定されている.琉球にも元寇があった.琉球は中継貿易で儲けたがポルトガルの進出で航路を断たれた.ペリーは琉球に五度来航.等々.年No.56亀戸図
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後藤良平
ネタバレどうしてこんなにさらさら読めるのか.自分にとっては吉村昭、熊谷達也に続いて3人目.岩手高原のペンションで会った不思議な人たち.彼らに主人公が血縁で持つであろう特殊な能力を指摘され、それがエンディングにも結びつく.50年後の世界と言いながら、それほど現代との差を感じない空港セキュリティー等に妙に安心する.エンディングでは、予想もしなかった主人公の妻の格闘技術に圧倒されると共に、世間で公表される全てのニュースは、全て裏があるのではと思いたくなる展開.群集心理学などを良く勉強して書いている.年No.55亀戸図
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレ「真珠湾攻撃」と「宣戦布告遅配」の原因追及が日本に残されている戦争責任解明への扉だという推薦文に興味を惹かれて読んだが、私にはその2つに関することは何も読み取れなかった.開戦時アメリカで暮らしていた日本人の収容所生活の悲惨さはよく分かったが、新聞記者も外交官と同様、途中からは収容所を出てリゾートホテル住まい.当時の新聞記者の立場は良く分からないが、かなりランクの高いエリートの職業だったのだろう.優秀な記者のようだが、皇軍の戦果を喜ぶだけで、アメリカの国力や日本軍の実力は何も理解して無かったようで悲しい.
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレいきなり拷問シーンが出てきて、お殺人ものかなと思いながら読んでいくと、なんと主人公の友人の井坂好太郎が登場.それがまた、風俗好き、女好きのとんでもない男の設定.そしてその井坂が書いた小説まで出てくる.相変わらずの展開の早さと意外さに、どんどん読み進む.そしてラストは主人公が問題解決のヒントも掴もうと、新幹線で盛岡へ向かう.盛岡が出てくるだけでワクワクである.下巻にさらに期待.年間No.53亀戸図
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレ沖縄に3回も行ったのに、沖縄の解説本は、初めて読んだ。きっかけは、愛飲している泡盛の調査。その泡盛はたった2ぺージ。造られるようになったのは14世紀から15世紀にかけて。シャム(タイ)から伝わったとされる。だから、タイ米が原料だったのか。今年初めて与那国に行ったが、そこでしかアルコール度数60度の製造が認められていないとあった。与那国で買ってくるべきだった。その他では、琉球統一前の三山時代の、城跡が見事。今帰仁城(なきじんじょう)、座喜味城、中城城(なかぐすくじょう)の石垣が見事。年間No.52亀戸図
が「ナイス!」と言っています。
後藤良平
ネタバレ共産党との関わりを追求されるのに影響したシュバリエ事件から始まり、原爆完成、広島・長崎とその後の科学者達の葛藤、政治の方向が描かれる。天才理論物理学者から科学的管理者に変化し、リーダーとして大組織を原爆完成に導いたところ、変人だが魅力的で女性がすぐファンになっていくのが印象的。1944年には科学者たちが原爆が将来の戦争を一変させるため、この時点で核の国際管理が必要と考えていたのも驚く。原爆を落としたのは科学者ではなく政治家だ。そしてオッピーでない科学者と政治家は水爆に向かった。年間No.51Kindle
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/06/02(1475日経過)
記録初日
2020/06/02(1475日経過)
読んだ本
547冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
137862ページ(1日平均93ページ)
感想・レビュー
546件(投稿率99.8%)
本棚
0棚
性別
年齢
63歳
現住所
東京都
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