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2025年1月の読書メーターまとめ

ヤベ
読んだ本
1
読んだページ
672ページ
感想・レビュー
1
ナイス
32ナイス

2025年1月に読んだ本
1

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • 大塚智之
  • Kepeta

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヤベ
登場人物の心境や物語の意味がコロンビアの歴史的事実と超自然な出来事や過剰な演出によって構成される各挿話に象徴されることで、事実と虚構が手を取り合い互いを補強する異常な関係が生じる。その関係のなかにコロンビア人の精神が有機的に表現されるのがこの作品の特徴だと感じた。それを踏まえ、601ページ付近に登場するカタルニャ生まれの学者の文字に対する執着の「二面性」という言葉が頭に残った。前後の文脈から、それは文学そのものや文学に関わる行為に内在する実直さと適当さの両面性を指していると思われる。→
ヤベ
2025/01/10 23:56

作品の語りのメタ性、学者とメルキアデスの役割上の類似性、メルキアデスの作品内での超越的立場を考えると、この言葉は作品のテーマを指しているとも解釈できると感じた。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
1

ヤベ
登場人物の心境や物語の意味がコロンビアの歴史的事実と超自然な出来事や過剰な演出によって構成される各挿話に象徴されることで、事実と虚構が手を取り合い互いを補強する異常な関係が生じる。その関係のなかにコロンビア人の精神が有機的に表現されるのがこの作品の特徴だと感じた。それを踏まえ、601ページ付近に登場するカタルニャ生まれの学者の文字に対する執着の「二面性」という言葉が頭に残った。前後の文脈から、それは文学そのものや文学に関わる行為に内在する実直さと適当さの両面性を指していると思われる。→
ヤベ
2025/01/10 23:56

作品の語りのメタ性、学者とメルキアデスの役割上の類似性、メルキアデスの作品内での超越的立場を考えると、この言葉は作品のテーマを指しているとも解釈できると感じた。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/06/28(1696日経過)
記録初日
2020/05/01(1754日経過)
読んだ本
435冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
154804ページ(1日平均88ページ)
感想・レビュー
165件(投稿率37.9%)
本棚
0棚
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