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2024年10月の読書メーターまとめ

なりぶぅ
読んだ本
8
読んだページ
2548ページ
感想・レビュー
8
ナイス
252ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なりぶぅ
ずっと読みたかった『汝、星のごとく』の続編を今読み終えました。もう一気読みで最後は涙腺崩壊でした。色々感じるところはあるけれどなんていうか深すぎて、自分の語彙力では言葉で表せないのが悔しすぎる。ただひとつ言えるは人の数だけ愛の形はあり、そのどれもが素晴らしく愛おしいということ。特に互助会結婚から始まった暁海と北原先生が長い時間をかけて最良のパートナーまで昇華していく様は、結ちゃんじゃないけれど憧れの夫婦像に見える。更には私は果たして夫とちゃんと向き合っているだろうかと反省もさせられた。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

なりぶぅ

本を読むのって本当に気力も体力もいるんだなと思うこの頃。はやく悩み事解消して読書を愉しみたいです…。私の拙い感想にナイスくださりありがとうございました。今月もよろしくお願いします。2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1616ページ ナイス数:121ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1148073/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
8

なりぶぅ
東京・大阪・上高地のラグジュアリーホテルを舞台にした短編集。ホテルは空港や駅と同様に多くの人が訪れる場所だけに数多の物語が紡がれる。一つ一つの物語はその登場人物にとってはかけがえのないものだったり苦い思い出だったり様々な感情やシチュエーションが織り込まれているけれど、とてもフラットに描かれていて心穏やかに読める。そしてホテルの内装や上高地の自然の描き方が美しくてうっとりしてしまう。なかなか足を踏み込んで行ける場所ではないけれどいつか訪れてみたいと思った。特に上高地は是非とも行って雄大な自然に触れてみたい。
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なりぶぅ
ずっと読みたかった『汝、星のごとく』の続編を今読み終えました。もう一気読みで最後は涙腺崩壊でした。色々感じるところはあるけれどなんていうか深すぎて、自分の語彙力では言葉で表せないのが悔しすぎる。ただひとつ言えるは人の数だけ愛の形はあり、そのどれもが素晴らしく愛おしいということ。特に互助会結婚から始まった暁海と北原先生が長い時間をかけて最良のパートナーまで昇華していく様は、結ちゃんじゃないけれど憧れの夫婦像に見える。更には私は果たして夫とちゃんと向き合っているだろうかと反省もさせられた。
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なりぶぅ
誰もが知っているゲームをこんなに自由に高度な頭脳戦に昇格させる著者の発想が凄い。パッと見はユル〜い感じの女子高生・真兎がゲーム巧者を手玉に取って最後には勝ち切るのがスカッとして面白い。最後の真兎と絵空の友人対決に関しては最初から真兎がずっと不利な展開でハラハラしたけれど、お互いの思考や仕掛けを読み解き看破していく様がこれでもかというように畳み掛けてくるので興奮と高揚感が増してきて一気読みだった。それにしても一見ユルそうな真兎の裏にあった友人・鉱田ちゃんに対する真摯な想いが最後に明かされてウルッときました。
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なりぶぅ
火村英生/作家アリスシリーズの長編作。布施署管内で起きた殺人事件。当初はすぐに事件解決するかと思われていたが捜査は難航する。第四章までは堂々巡りのような展開にモヤモヤが募ってどうも読む手が進まない…。ただ第五章以降はそれまでの遅滞が嘘のように話に没入して一気に読み進められた。二人が真相に辿り着くために訪れた仲島の夕映えの描写がとても美しく、いつか瀬戸内の島々を旅して二人が目にした夕映えを見てみたいと思った。
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なりぶぅ
世界がパンデミックに襲われた頃の日常に潜む悪意や狂気を描いた6作の短編集。最初の『違う羽の鳥』を読んだ時は何か重くて怖いなと思ったが、段々と読みやすくなって最後はちょっと生きる希望の光が見えたような気がして読後感は良かった。前半の2篇は本当にイヤミスでモヤモヤしたんだけれど、3つ目の主人公の唯ちゃんあたりから明るさを感じるんだよね~。後半の3篇『特別縁故者』『祝福の歌』『さざなみドライブ』がお気に入り。
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なりぶぅ
内定を受けていた会社から突然辞退するよう迫られた松岡まどか。インターン時の上司とともにスタートアップを立ち上げることになるがその道は前途多難な茨の道だった。次々と立ち塞がる苦難に何度も折れそうになりながらも歯を食いしばり立ち向かうまどかの姿は、傍から見ていてもいつか壊れてしまうのではないかと胸が締め付けられる。同僚の裏切りや大企業の陰謀に翻弄され、更にはどんな時も自分を支えてくれた人も亡くし立ち上がる気力さえ失いかけていたまどかを救ったのはやっぱりあの人だった。読み始めると止まらない胸熱のお仕事小説。
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なりぶぅ
表紙の可愛らしさとタイトルを見ててっきり美味しさてんこ盛りの内容なのかなと思いきや、通称〈ぐるフェス〉に関わる人々の人生の悲哀やジタバタしながらも懸命に生きる姿が描かれていた。各話の登場人物がそれぞれに夢や希望が破れ挫けそうになりながらも置かれた場所で前向きに精一杯に生きようとする姿がキラキラと眩しく、読み手の私をも励ましてくれているような気持ちになった。ぐるフェスの始まりは秋だが最終話の春のぐるフェスではそれぞれの冬を越え一回り成長したキャスト達に会えたのが嬉しい。
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なりぶぅ
待兼山駅商店街にある老舗のらんぷ堂書店と喫茶マチカネ。待兼山駅名の変更に伴い閉店を決めた店主に常連客から『待兼山奇談倶楽部』の蒐集と出版を持ちかけられる。半年後の閉店に向けて月一回語られる待兼山の縁の話はどれも優しく時に切なく愛に溢れていて何度も泣いた。特に第六話『かぜをあつめて』第七話『青い橋』は秀逸。倶楽部の発案者である沖口久志さんの誠実で奥様に対する愛情の深さに心を打たれた。心が疲れて癒されたいと思う時にお勧めの本。私も一度は待兼山や阪大など本に纏わる土地を歩いてみたいと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/06/29(1608日経過)
記録初日
2020/06/30(1607日経過)
読んだ本
546冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
146115ページ(1日平均90ページ)
感想・レビュー
544件(投稿率99.6%)
本棚
2棚
性別
外部サイト
自己紹介

小学生の頃は図書室に代本板(知ってる人は同世代)を置きに行くのが趣味みたいな子どもでした。大人になり読書からすっかり遠ざかっていましたが、語彙力や思考力の低下に読書に勤しむことを一念発起したアラフィフです。幸い読書メーターに出会えたので、読書家の皆さんの感想などを参考に様々なジャンルの本達との逢瀬を楽しみたいと思います。

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