ネタバレ重い、とても重いテーマ。婚約した恋人が盗撮で逮捕。このまま、付き合えますか?　「信じてみよう」と悩んだ新夏の気持ちも、こんな事で別れるなんてもったいないと言う友人の葵の気持ちも、私の選択肢に無い。新夏がファインダー越しの彼を見て、別れを確信し、大泣き出来て良かったと思う。「盗撮は初犯だから許してやってよ」…私は無理。その罪は、どんなに良い人でも忘れる事は出来ない。『著者新境地となる恋愛小説』と書かれているが、私の頭では難し過ぎて…😞　読む人によって、全く違う感想になるのではないでしょうか。

ネタバレ初読み作家さん。静かに時が流れて行く…読んでいてそんな風に感じました。希望とか未来という明るい締め括りというよりも、静かに現実を見つめて生きている…。「鍵 key」「青い絵本」が良かったです。「鍵 key」は作家の夫に自死された書店員が主人公。書店が閉店し、先が見えなくなってしまった彼女の心を救ったのは、亡き夫に似てきた息子の存在。突然会いに来た母の行動にも動じる事なく、受け止めた彼の優しさが好きです。表題作「青い絵本」は、死を目前にした母と再会旅行したホテルから見える湖。その「あお」の深さを感じました。

ネタバレシリーズ第2弾。おきくと幸太郎の夫婦が営む名店「きく屋」は、今は亡き大切な人との「おもいで料理」も好評。若くして亡くなった息子や娘の好物、亡くなる前にもう一度食べたい母の味…。中でも、跡取り息子を突然死で亡くした、蒸籠職人の話が切ない🥲　息子が食べたいと言ったのはおとうが作る炊き込みご飯。おかあが作るものより美味しいと言われ、多めに作った。が、その日息子は還らぬ人に…。幸太郎が再現したご飯を家族で食べ、陰膳に語りかける場面は泣けた🥹　悲しい話だけではなく、おめでたい話も重なり、次巻も楽しみです。

ネタバレ重い、とても重いテーマ。婚約した恋人が盗撮で逮捕。このまま、付き合えますか?　「信じてみよう」と悩んだ新夏の気持ちも、こんな事で別れるなんてもったいないと言う友人の葵の気持ちも、私の選択肢に無い。新夏がファインダー越しの彼を見て、別れを確信し、大泣き出来て良かったと思う。「盗撮は初犯だから許してやってよ」…私は無理。その罪は、どんなに良い人でも忘れる事は出来ない。『著者新境地となる恋愛小説』と書かれているが、私の頭では難し過ぎて…😞　読む人によって、全く違う感想になるのではないでしょうか。

ネタバレ『100年後えほん』第１弾。瀬尾まいこさん、初の絵本。くりはらたかしさんのかわいい絵。図工の時間「100年後の世界を描いてみましょう」。100年後?!　小学生が「とんでもない未来」と思ったくらい、大人の私はもっと?だった。想像すら出来ない。否、完全に自分は居ない世界なので放棄したのか😅　画用紙を真っ黒に塗り潰したサクヤくんに意味があると見た。黒い世界にならないように、小学生のうちから考えないといけないのかもしれない。「また明日!」という明日が、尊い楽しい日々でありますように😌　未来を考える絵本。