ネタバレ序盤から西洋の横文字の固有名詞が京都のイメージに合わず馴染めないと思っていたので、後半の仕掛けには引き込まれた。だが原作ありきになってしまっている点がファンとしては物足りない。森見登美彦にはオリジナルを書いてほしい。

ネタバレ着飾ったシーリスに嫉妬するディードリットが可愛い。パーンが王になる可能性が提示され、先が気になる。ドラゴンとの戦いに手に汗握る。

ネタバレ10年越しの続刊とのことで、前巻に比べて画力の向上が目覚ましい。第一話「ダンス」のダンスシーンが楽しい。第二話「風」の星空が綺麗。第三話「お給料」の「ピャッ」にちょっと笑ってしまった。第四話「留守番」が悲しい。第五話「届け物」は仕事モードのベネットの手際の良さに見惚れる。第六話「お願い」は最後のベネットの言葉にじーんとくる。第七話「ハイヒール」は大人に憧れるシャーリーが微笑ましい。第八話「昔のこと」は大人のベネットと子供のシャーリーとの対比が鮮烈。あとがきが楽しい。

ネタバレ『乙嫁語り』の作者の作品ということで買ってみた。メイド服を着て喜んだり、年上の女性であるベネットに憧れたりするシャーリーが可愛い。本作が作者の趣味全開で書かれたことが明かされるあとがきに笑ってしまった。

ネタバレカシューの人柄に好感。ディードリットがパーンへの想いを自覚する場面に胸を打たれる（想いが深まっていく過程を知れないのが惜しい）。ナルディアの最期が何ともやりきれない。個人的にTRPGに馴染みがないので、巻末のあとがきと解説が興味深い。

ネタバレ古典なので遅ればせながら読んでみる。36年前に出版された事実に驚く。全体的に良くも悪くも描写があっさりしている印象（書き込みが浅いが、その分展開が早い）。このまま次巻へ。

ネタバレ序盤から西洋の横文字の固有名詞が京都のイメージに合わず馴染めないと思っていたので、後半の仕掛けには引き込まれた。だが原作ありきになってしまっている点がファンとしては物足りない。森見登美彦にはオリジナルを書いてほしい。