西武ライオンズのファンとしては、表紙が気になって読まずにはいられませんでした。主人公の人物設定が面白く、取り巻く人たちの視点で話が進むのも良し。所々思わず笑ってしまう表現もあり、さすがは本屋大賞受賞作です。続編も読んでみようかな。

西武ライオンズのファンとしては、表紙が気になって読まずにはいられませんでした。主人公の人物設定が面白く、取り巻く人たちの視点で話が進むのも良し。所々思わず笑ってしまう表現もあり、さすがは本屋大賞受賞作です。続編も読んでみようかな。

当然駅伝チームが主役になると思っていたが、よもやあのチームに焦点を当てるとは。大学のチームの対極としてあれを持ってくるとは。それぞれが内部で葛藤に悩み、それでもあきらめず、素晴らしいスポーツ小説に仕上がっている。海老沢泰久さんのいくつかの作品を思い出した。

感想は下巻を読んでから。