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2024年10月の読書メーターまとめ

anxiety
読んだ本
8
読んだページ
2832ページ
感想・レビュー
3
ナイス
72ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

anxiety
ネタバレ主に人間界の話だった5巻の、山内側での動きが語られる巻。この二冊は対を成す。山神の落雷で命を落とした山内衆は誰だったのだろう、と5巻で気掛かりだったのだけど…よりによって茂丸だったとは。雪哉にとっては、銀英伝で例えるならラインハルトにとってのキルヒアイスの様な存在。若宮すら囮にして猿の殲滅戦を淡々と進める雪哉がただただ痛々しい。ラインハルトの様な自滅に向かうのかな。山神が実は猿や烏より歴史の浅い客人神であった、というのが面白い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

anxiety
ネタバレ主に人間界の話だった5巻の、山内側での動きが語られる巻。この二冊は対を成す。山神の落雷で命を落とした山内衆は誰だったのだろう、と5巻で気掛かりだったのだけど…よりによって茂丸だったとは。雪哉にとっては、銀英伝で例えるならラインハルトにとってのキルヒアイスの様な存在。若宮すら囮にして猿の殲滅戦を淡々と進める雪哉がただただ痛々しい。ラインハルトの様な自滅に向かうのかな。山神が実は猿や烏より歴史の浅い客人神であった、というのが面白い。
が「ナイス!」と言っています。
anxiety
今巻の舞台は現代日本。これまでの物語の舞台であった異界「山内」と現世の関わりと、山神と八咫烏・猿との関係が明らかにされる。小野不由美「十二国記」が好きな人はこの巻で一気に引き込まれるのでは。民俗学的な描写も特徴で、古い神を倒すのは常に「犬を連れた英雄」だ、という話には思わず膝を打った。言われてみれば桃太郎や今昔物語の猿神退治はまさにその類型だよなぁ。しかしこの話の原型を高校生で書き上げてたってどないやねん。凄すぎ。巻末の荻原規子との対談で語られる作品論も楽しい。続きが楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
anxiety
ネタバレ「パンデミックで人々が散り散りに住まざるを得なくなった時代」という背景のみを共通させた一種のディストピア小説。短編集。実名が登場するホーキング、フェルミ以外にも、放浪の数学者ポール・エルデシュ、スティーブ・ジョブスを思わせるキャラが登場。数学史・科学史が好きな人は楽しく読めるのでは。芦名野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」が好きな人にもお勧め。ただ、コロナのパンデミックってフィクションの世界に与えた影響がすごいなぁ、と改めて思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/11(1537日経過)
記録初日
2020/09/15(1533日経過)
読んだ本
413冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
136708ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
219件(投稿率53.0%)
本棚
0棚
自己紹介

日々の稼ぎを本、酒、家族と囲む美味い飯にできたら満足。ジャンルについては雑食、ただし小松左京の「首都消失」にドはまりして以来、一応SF読みを自認。仕事は某士業、ただしビジネス本は不得手。ビジネスパートナーのはずなのに、弊機はひどい欠陥品です。
宜しくどうぞ。

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