最終章の松本さんとのデモ対談はよくわからなかったです。デモをすることで何かを起こしたいというわけではなさそうで、なんとなく面白そうだからノリでやってしまおう、それも国境超えてみんなでって、個人的には一番面倒くさいパターンです。雨宮さんも共感を持って参加されることがあったようなので、何らかの帰属意識に訴える場として社会参加願望を満たす機会になっているということなのでしょうか?
資本主義的観点からすると、過去は国内の貧困地域の、現在は東南アジアを中心とした海外からの低賃金労働者を使うことで都市生活の負(建築現場や介護等の汚れ仕事等)を外部化して生活を成り立たせているのだなと感じました。ここ最近、これらを自分事として捉えて向き合うか、気付かない振りをして今の生活の快適さを享受し続けるのかを問われている気がしています。
みなさんの感想を読んで、本体を読むのが楽しみになりました。読了後にまたこちらにも戻って来たいと思います。併読は我慢して、新潮が用意してくれた池澤夏樹氏の「読み解き支援キット」を参照しながらチャレンジしてみます!
林住期までに家庭への責任を果たし終えるために子供達を独り立ちさせることを考えると、20代(28?)で出産していないと間に合わないということになりません? そこだけ無理筋に感じましたが、大学入学と卒業までの資金の目途を立てたらOKと解釈して準備を進めます。
1973年生。茨城県出身。
2024年現在の関心領域は、健康・投資・アート。
キャリアアップやビジネススキルへの意欲低下を感じています。
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