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2024年10月の読書メーターまとめ

かえでおかん
読んだ本
33
読んだページ
1511ページ
感想・レビュー
13
ナイス
182ナイス

2024年10月に読んだ本
33

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

かえでおかん
ネタバレ12分 いせさんの水彩画を堪能するお話。夏休みの終わり隣町からのんちゃんはお母さんと2人で引っ越して来た。物語の中途で「おとうさんがいなくなって」という表現あり。バイオリニストだった他は未詳のまま。留守番中にしまいっぱなしだったトイピアノを見つけ、隣地の林の中で弾くうち、聞こえて来た音に誘われピアノを弾く老人とひと時を過ごす。別れて、母親の元に帰り、一緒にピアノを習おうという話で終わる。不思議と出会う物語。現世ならざる老人の正体は不明。葉擦れ、トイピアノ、ピアノの音が紙面から溢れてくるような気がした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
13

かえでおかん
最初輪ゴム遊びの指南書と思ったのだが、開いて思わずニヤリと笑ってしまった。こういう工夫もあるのね、やるなぁ!輪ゴムを用意して、本書の紙面を使って遊ぶのだ。見開き1画面で1遊び♪お祭りの夜店をはしごして遊び回る感覚だ。実際にやってみると、おもしろいものとそれほどでもないものがあったが、そこは個人差で、全部でなくとも幾つかは本当に楽しんで取り組める遊びが見つけられると思う。この本から離れた遊びのヒントにもなるので、手を動かして子どもと遊びたい方には必見とおすすめしたい。
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かえでおかん
ネタバレ4分弱 武田さんの太い輪郭線のマンガっぽい絵は、お子たちには取っ付きやすいのか、食いつきが良い。画面が賑やかで、私などはどこを見たらいいのかちょっと迷うこともあるが、離れて見ているお子たちは問題なさそう。夜店で買った金魚が、近所の鶏や猫犬が狙っているようで、心配のあまり学校に持って行って先生に怒られる。母さんも怒って金魚をとりあげるが、馴染みの動物たちが仲裁に入り、一件落着。母子揃って極端だけど、その振り幅が面白いんだろうな。動物たち、よくわかってる。思い込みで人(鶏猫犬)を判断しないこと。教訓になる⁉︎
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かえでおかん
岩崎書店の「よみきかせ いきもの しゃしんえほん」シリーズの46 お子たちに、このシリーズを知っているかと尋ねたら、口々に自分の読んだ生き物を教えてくれた。大人気のシリーズなのね。大きな写真、総仮名の大きな文字。協力とクレジットされている鈴木養魚場が舞台なのね。池の水を抜き、オスメス100匹ずつを選別。新しい水を入れた池に戻すと、産卵受精。卵を別の池に移して4日目に孵る。日を追って成長。130日目池から取り出し選別、出荷。ここまでで約6分、金魚は人が作ったこと、養魚場で育つことを解説した2頁で+3分。
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かえでおかん
「ゆらゆらチンアナゴ」のほるぷ水族館えほんシリーズ 小さい字の解説部分は省略するなどの調整をすれば、10分ほどの読み聞かせに使える。金魚館があるアクアマリンふくしまの協力で作られた写真絵本。鑑賞目的で作られた金魚の多様性をこれでもかと解説付きで教えてくれる。色とか形とか見るべきポイント別に特徴のある金魚が並べられているので、わかりやすい。終盤で金魚の成長、水族館のバックヤードでのお世話の様子などが説かれ、生き物を大切にする気持ちを育む狙いが窺える。金魚の歴史をまとめた1頁もいい。綺麗な金魚に癒されるわ〜。
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かえでおかん
小学館の図鑑NEO POCKETシリーズの1冊 ハンディサイズながら充実の内容。出版社のサイトを見たら、このシリーズ、対象年齢を3歳から高学年としている。ページに占める写真の割合は文章よりも多いので、小さいお子でも金魚の写真を楽しめる。文字は小さく漢字を多用しているが総ルビだし、一つ一つの文章の塊は小さいから、小学生でも読めそう。低•中学年でどこまで理解できるかと思うが、こういうところで背伸びするのは子ども自身も楽しいだろう。ミニ知識がぎっしりなので、大人だって楽しい。ナンキンの調色の解説あり。
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かえでおかん
8分半 先ずホッキョククジラが哺乳類の中で一番の長寿で200年以上生きるということに驚いた。ボウという名の雌のクジラが生まれた200年前から始まる。ボウの成長に併せてクジラの生態と環境の変化が語られる。著者あとがきに「この物語は実際の歴史や生物学にもとづいていますが、語る上でたっぷりの想像力をつかっています」とあるが、気になるほどの擬人化もなく、淡々と進む印象だ。ニュートラル。人の営みがクジラを危険に晒す事実が並び、お子たちがどう消化するか気になるところ。巻末6頁解説。絵は正確でシンプル、わかりやすい。
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かえでおかん
ネタバレ12分 いせさんの水彩画を堪能するお話。夏休みの終わり隣町からのんちゃんはお母さんと2人で引っ越して来た。物語の中途で「おとうさんがいなくなって」という表現あり。バイオリニストだった他は未詳のまま。留守番中にしまいっぱなしだったトイピアノを見つけ、隣地の林の中で弾くうち、聞こえて来た音に誘われピアノを弾く老人とひと時を過ごす。別れて、母親の元に帰り、一緒にピアノを習おうという話で終わる。不思議と出会う物語。現世ならざる老人の正体は不明。葉擦れ、トイピアノ、ピアノの音が紙面から溢れてくるような気がした。
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かえでおかん
ネタバレ2分半 1ページ1画面 ブタが食べ物を食べてその味や舌の感覚、オノマトペなどを一言コメント。その表情の豊かで雄弁なこと!チョコレート「あまいね」、グレープフルーツ(?)「すっぱいよ」という具合に16頁。そこから、どんなあじ?と問いかけが数頁あって、ブタさん一家の食卓(ホテルの朝食みたいな朝ご飯や鍋を囲む夕ご飯)、ブタさんと仲間の誕生パーティーと続き「みんなでたべるとおいしいね」で終わる。食べ物の味って、場の雰囲気まで含めて全身で感じるものなのね。ふくださんのリアリティを感じさせる貼り絵が素敵。
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かえでおかん
ネタバレ1分半 「ろうそくぱっ」と同シリーズ、意外!「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」が手書きの大きな文字で4回繰り返される。それに合わせて、かえるが1匹から6匹に増えていく。舞台は池に始まるが、すぐに野原へ。水色、クリーム色(土もクリーム色)の背景に草花とかえるの緑が柔らかくマッチ。かえるたちが短い言葉を交わし合いつつ、雨が降ってきて、虹で終わる。
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かえでおかん
ネタバレ1分弱 ボードブック 仕掛け絵本かな。「きをつけて おおかみだ!」のタイトルの下に並ぶ3匹のブタ。誰もが有名な昔話を想起する。開くと、見返しに思いっきり息を吐く狼の顔。右側は右開きになっていて、見返しのふぅーってしている狼はそのままで、右側の森の中では次々といろんなものが吹っ飛んでいく。葉っぱ、木、屋根、扉…。さいごに布団が飛ぶと、3匹のブタが現れるが、手にはロウソク5本が立っているホールケーキ。実はハッピーバースデー本。楽しいね!シンプルなベタ塗りの絵。大きな手書き文字。集団の読み聞かせにもぴったり。
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かえでおかん
1分半 初出こどものとも年少版1982年5月号 直径5mmくらいの8色の色玉が、“しゅうてん”まで直向きに“ころころころ”する。基底線は“でこぼこ”だったり“さかみち”だったりと変化に富んでいて楽しい♪見開きによって色玉の数は10数個から40個以上と幅があるが、いずれも基底線上に1列に配置される。“ころころころ”は物が転がる様子を表している、左開きの本では事物は左から右に進むといったこの絵本の大前提を子どもがわかるようになるのっていつ頃なのかしら?わからなくても大人の「ころころ…」の声が楽しいんだよね!
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かえでおかん
ネタバレ4分半 バイロン•バートン版3匹のくま。くまの家に侵入するのは、きんいろまきげちゃん。最後は、「びっくりぎょうてん」逃げ出して「すたこらさっさ」と走って「あっというまに」見えなくなり、それっきり。あっけらかんとした終わり方が絵にぴったりだわ。
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かえでおかん
2分強 原著1973年アメリカ刊 手描きのシンプルでゆるい黒の線画とくっきりした色の平面的な塗り。ちょっと色が強すぎて、視線が落ち着かない(私はね)。ぶんぶんぶるるん、って蜂の羽音かぁ… 蜜蜂が飛んできて牡牛を刺したことから始まる出来事の連鎖がテンポ良く綴られる。始めに戻るを予想させるエンディングはお約束。1頁1画面、ほぼ絵で下部余白に文が1行、見開きの左右は登場人物•動物が同じで色使いも同じでお揃い感あり。谷川•柚木『そしたらそしたら』と通じるものがあるが、一括りにするにはどちらも個性的過ぎるわねぇ。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/09/25(1522日経過)
記録初日
2020/09/25(1522日経過)
読んだ本
2510冊(1日平均1.65冊)
読んだページ
109894ページ(1日平均72ページ)
感想・レビュー
1789件(投稿率71.3%)
本棚
34棚
自己紹介

子どもの独立後、自分の楽しみとして、子ども向けの本を読み散らかしています。
ところが読んだ端から忘れてしまうのです。それが惜しくて、どんな本か思い出せるように読メにメモを残すことにしました。自分用の備忘録なので、雑な書き方をしております。お目汚しお許しください。

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