読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

こほ
読んだ本
38
読んだページ
15015ページ
感想・レビュー
38
ナイス
1107ナイス

2025年1月に読んだ本
38

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • Nobuhiro
  • だけど松本

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

こほ
ネタバレデビュー作だなあ、という印象。文章はもたもたするし賢いはずの人の賢そうな会話も痒いし建物が動くのもあと一本塔があるのも善知鳥が絡むのもせやろなだし、拳銃の出処も必然性もわからず。でもヒキが強くてまあまあ楽しく読んだ。私も図面好き!語り手は最初フェアじゃない気がしたけどギリセーフな書き方かと思い直した。建築こそ至高と考える建築家が自分の娘である天才数学者に操られお椀の中に塔がいっぱい建った感じのゆっくり回ったり水が張れたりする家を作って娘の殺人を手伝いやっぱ建築こそ至高と思いながら自殺して娘に軽蔑される話。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
38

こほ
ネタバレ面白かった!犯人はわかりやすいんだけど出入国ぐらいさすがにこの時代でも調べられるんじゃとかもあるけどそんなんじゃないとこで楽しめた。売り出し中の歌手がテレビ局から誘拐され事前タレコミ電話もあったりして事件自体がマスコミや広告に利用されつつ救出劇、身代金奪われ劇が起きる。今ならもっと心無い言葉が直に届いてしまってえらいことだろうな。ちひろちゃんと長谷川さんがんばれ。西山マネいい人、かっこいい。株を買ってたとか小さいとこから綻びるの好き。懸賞金キャンペーンもちゃんと活きてたんだね。色々と時代ならではなのも好き
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ面白かったー!何も考えず楽しめる、愉快痛快。そして引き合いに出して申し訳ないけど霧舎巧とか日本語自体に引っかかりのある本てしんどかったんだなあと滑らかなこれを読んで思った。正しく浮き足立ってくれてる!かつて家族を惨殺され家財道具一式盗まれたプロボウラーがその時の盗品だったマイボールを偶然発見しそれが置いてあった倉庫の持ち主の会社を探ろうとするがうまくいかず強殺事件も時効になってるしで警視庁秘密グループが動く話。まあうまくいきすぎではある、けどそこがいい!濡れ場はいらん。永井さんがちょっとかわいそう。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ面白かった!金と地位のある男性Aと身寄りのあんまりない男性Bに目を付けBは監禁しておきその服を着た仲間が酔っ払ったふりでAにうざく絡んでわざと振り払われ打ち所悪く死んだ真似をする、でAが逃げた隙にBを本当に殺して放置する、で証拠風写真をネタにAを恐喝、ということをしてた犯罪グループが特攻野郎Aチームみたいな警察の遊撃班に真相を暴かれる話。何が謎なのか何かが本当に起きてるのかもわからないところから徐々に全体像が見えてくる。チームが全員有能でかっこいい!日本語にノイズがないのも有り難い。濡れ場は要らん。時代?
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレこれは素直に面白かった。開かずの…シリーズと繋がってそうとは思いつつちゃんとわかってなくて最後でおおーとなった。犯罪学者の捻くれ方もそこからの転身も不自然な気がしたけど最後まで読んだらまあありかとも思えたし、書き出しと終わりの文の対比も良い。恋愛描写もやや気持ち悪さはあったがうまくいかなかったから許容範囲。出す意味の謎だったクインシー親子も遊び心と思えばまあ。地味な伏線回収アンジャッシュも良い。ただ障害者青年の言動があるあるすぎてつらかった。本人なりに必死なのに馬鹿にされ罵倒され信仰にすら救われず自殺。😭
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ実名即出しノーデリカシー小説出版がガセで本当に良かった!!というのが一番の感想。犯人に意外性はないし中途半端な曰くつき建築家ネタは見ててつらいしエレベーターが上がってるか下がってるかぐらいさすがに体感でわかるやろと思うしカケルユイ無理に加えて咲さんも後動さんも好かんわーてなっちゃったけど、おかげでロジックとか伏線とか構造とかきちんと追いかける気にもなれなかったけど、東京近郊ミステリ読み専用クイズラリーは楽しかった。あと今回は物語だなとも感じられた。『もどき』は好きなのになあ。もう書くのやめてしまったのかな
が「ナイス!」と言っています。
こほ
構成や人物が整えられて読みやすくなったし面白かった!よかったー。初め鳴海さんとカケルだけで進むのがいい。ユイがいなければカケルもそう不快じゃないんだと知った。ラグナロクとかカウントとか、この作者さんは形に縛られてるのが好きなんかな。気持ちはわかる。山村の伝説絡みの色々も今回はそれほど恥ずかしい感じではなくて助かった。大前田さん相変わらず良い。ダイイングメッセージ講義は長い。真犯人は悲しかった。そして流氷館から月島まで2週間だったとわざわざ念を押されてしまい改めてあの取ってつけた俺達最高の仲間感にぞわっと。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
1冊目よりは読みやすかった。けどまだ人物の言動が全部唐突すぎるし主人公一人称の地の文がくどすぎるし謎解きを整理せず詰め込みすぎだし人を沢山出しすぎだしでくたびれた。殺す人やトリックや伏線減らしていいからもう少し人なり土地なりの物語を書いてほしい。のめりこめない。減らさなくても2/3ぐらいのページ数で書けたよね。竹取物語になぞらえた家宝とか数十年前に名乗り始めた爺の襲名とか儀式とかも中学生が一生懸命考えたスゴイ設定みたいでいたたまれなかった。鳴海さんと大前田さんは好き。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
無駄が…無駄が多い!!半分ぐらいのページ数で書けたよねこれ?主人公がステキにユニークなサークルに入って秒で女子に好かれるエピ、その会員たちのわざとらしいキャラ付け(特に女性陣)や唐突な仲間意識、主人公の冗長な独白や毎回逆接を一個は入れてくコメント、全て物語を追う上ではノイズでしかなかった。ので謎にも没入できないし解決編もあーなんか二転三転してるっぽいなー今ーフーン程度にしか思えず。もっとシンプルに書いてくれたら良かったのに。『新本格もどき』みたいに枠組みをガチガチにされた方がいい作家さんなのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
幽霊チートだしわかりやすい事件も多いけど野島さんどんどん好きになる。ネイルサロンで張り込みするのいいな。二人ともがんばって。「続く」かー
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ファンタジー。さらさら読める。女性二人の警察ものバディって珍しい。いいな。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
面白かったし良い話ばかりだったけど今はタイミングが悪かったなあと。後悔しても死んだ人とは二度と話せない。「フトン」と「いろ」の表記が少し気になった。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
どれも淡々と読めて面白かった。幅の広さやタイトルも楽しい。ただ終わり方が物足りないことが多くて、長編で読みたかったって何度も思った。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレつまんなすぎてびっくりした!キャラ(特に十和田とうとう)も建築も全く魅力的じゃないし浮き島でしたっていうのも実は一つの建物でしたっていうのも回転もシリーズがシリーズだけに特に驚きも感心もできず。探偵役だったはずの人がなんで人殺したの?本当に人殺したの?神とやらは何したかったの?とか、メインの人々の出生の秘密も含め全てがすっきりしないまま興味もそそられないまま唐突に終わった。目剥いた。ごかくどうは良くなった気がしてたのになーなんでだ。日本語も変に戻ってるし、眼球堂の方が自己陶酔しすぎてない分まだ楽しめた。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレさすがの面白さだったし構成も凝ってて良かった。静かな五里霧中で始まって様々な興信所の様々なやり方で一つずつ謎が解かれていきそれが一つの大きな事件に収束する、という。特に音がコード変換されるとこは驚いた。それぞれの手法に時代が窺えるのもいい。個人情報ゆるゆる。「私の調査でわかったことは、依頼人のものなのです。」かっこいい。ただやっぱりヒーローっぽく出てきた刑事が実はっていうのはしょんぼりしてしまう。初めからもうちょっとやなやつならよかったのにと思うけどそれだときっと上手いオチにはならないんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ安定面白。所々都合良すぎな気もしたけど安心して読めて助かる。表題作が大学の空気がいかにもで楽しかった。元ネタ京大っぽくて何か納得。「ピラニア」ペットショップ店長がバズ狙いで児童公園の池にピ放流+回収し目撃者(誤解)の元強盗犯現大地主を殺す。「クジャク」金持ち大学のク同好会の会員が同好会潰しを目論んでたボンボンを殺し会長に罪をなすりつける。聞き込み中に別件のJD監禁も解決。「ハリネズミ」妻を失火に見せかけて殺したいがペットのハは死なせたくないMRが知り合いの彼女の個体とすり替えるため彼女さんを強盗風に襲う。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ人情話系が多かったような。表題作とヨウムが好き。薄は世界中からオファーを受けてるが断る。よかったね。「ペンギン」社長のDMは犯人のカフスボタンをペの餌の魚にねじ込むことだった。久慈への情とかその結末泣かせる。「ヤギ」虐待ネタはつらい。「サル」動物嫌いな新しい彼女に乗り換えるため金持ちな叔父から預かってるサルが現彼女を殺した風に見せかけた。「ヨウム」これだけタイトルがなんか違うのね。実家が花屋のライターが借金のあった相手を殺して色々あってヨウムは前の飼い主のところに戻る。名前も励ましの言葉も覚えててえらい。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ動物大好き婦警さんとケガで第一線から一旦退いたベテラン刑事が事件捜査中に放置されてしまう容疑者のペットの世話を通じて真相を看破するバディもの短編集。のシリーズの、これが1冊目。こういうのの初期って相互無理解がしんどいやつも多いけどこれは加減が程よく面白かった。時効キャンペーンが後で活きるヘビのやつが一番好きだけど小鳥もカメもフクロウもきれいにまとまって軽いひねりもあって良い。動物うんちく良い。2冊目の長編より薄さんのキャラがまだ尖りきってないのも読みやすかった。ラクに楽しめてありがたいなあ。表紙もかわいい
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ蜂を使ったテロ事件と見せかけて警察の偉いさん暗殺のための壮大なブラフだった話。発達気味な若い女性と生真面目な男性のコンビはよくあるけどこれは女性側が女性性ではなく特技をきっちり活かして事件を主体的に解決する形になってるのがよかった。男性が元一課ながら現在は総務所属で何かと下に見られるのも応援したくなる。事件も一筋縄でいかない感じから最後は色々回収しつつほぼ大団円、ひっくり返しもありロジカルな決め手もありで面白かった。ただKUだとシリーズ1冊目扱いなのに実は2冊目だったみたいで、順番通り読めなかったのは残念
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレおばちゃんが自分のスナックの客たちを言いがかりみたいに借金漬けにして女には売春をさせ男には借金のカタに妻子を貢がせたり逃げた女性の連れ戻し&リンチ&死体の始末をさせたりしてたことが、主人公刑事が昔捕まえてぼちぼち文通してた男の刑期明けすぐ死と主人公自身の刺殺未遂をきっかけに段々判明する話。面白くなくはなかったし地味に糸が解れていくストーリーも好みではあるんだけど、地方の強調のしすぎと〝引用符〟と〝三点リーダ〟の〝多用〟で……読みにくかった……。少なくとも神戸の人は仕事中にそんなコテコテ関西弁使いまへんわ。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレコロンボみたいで面白かった。首吊り風に殺したら鴨居に逆向き傷ができた春、汲んだ海水で溺死させたつもりが察した被害者が窒息死になるよう団子をコントロールしてた夏、伯父を強殺風に刺したらロウでイニシャルを書かれてた秋(DM=物的証拠ではなくない?)、純水を過冷却しドアにぶちまけることで瞬間的に凍りつかせ密室を作ったがその拍子に自分の落としたコンタクトも固定された冬。最後に謎解き係は刑事でなくその甥(別シリーズの人?)だったかも、全員参考にしてた殺人マニュアルは警視庁キャリアが書いてた、とわかる。文章はくどめ。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ馬の話。サラブレッドってそういうことだったのか知らなかった。芙美子女史のかっこいいこと。ちょっと言葉遣いに時代を感じるけど、賢くて動けて機転が利いてノーブラですごい。馬買わないと仕事やらんぞ的汚職事件と伝説の名馬が実は血統をごまかしてた事件が絡んでわかりづらくなっている、上手い。ただいくらなんでも封筒思い出すの遅すぎない?社長夫妻は怪しい描かれ方だったものの大冒険からの大団円(風)でこれで終わりかと思ってたとこにひっくり返しがきたのでちゃんと驚けた。浜松運転手素敵。面白かった!
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ今回も書類の切れ端はともかく品字様の漢字はこじつけというかこじついてもいないというか結局文章心理学関係ないよね。鳴海が活躍し認められた感が薄いのでエピソードゼロである意味もよくわからない。財津が人に言われて気まぐれ起こしただけみたい。私が登場人物をよく覚えてないからか。内容は漢字の謎以外は程々に楽しかった。後半のスピード感が良い。ソフト1個作るまでの分業の話が面白かった。最後は武村父の内心とか哲学とか舌噛みの理由とかが聞けるんだと思ってたので肩透かし。武村子がゲン悪いって車買い換えたというのも腑に落ちない
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレやっぱり仁木悦子は落ち着くわー。偽装誘拐するやつ短編か何かであったよね。どっちが先かわからないけどこれはそこに義弟が便乗したり別れたヴァイオリニストの今カノが偶然絡んだりで複雑になっていた。個人的には仁木妹がもっとおてんばしてるのを見たかったし仁木兄がもっと理系インテリ植物オタクっぷり発揮してるのを見たかった…けど仁木兄妹ものならではの軽みや安定感はもちろんしっかりあって、楽しかった。義弟の元教え子が最も不憫。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレシリーズ前号もだけど題材からして仕方ないんだけど今回も悲しかった。子どもかなーというのは思わせぶりな書き方でなんとなく感じたもののだとしたら悲しすぎるからそうじゃないといいと願ってしまった。新田弟の裁判はどうなるんだろう。裁判員したことないけど難しい。腹立つ依頼人に対して前のチサは「弁護人辞めます」だったのが今回は「(腹立つけど)弁護します」で終わるのが成長だなあと。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ連続誘拐殺人犯から昔命からがら逃げ出した女性が長じて弁護士になり冤罪で捕まってた男性を無罪にさせたり目撃者が真犯人だったと知ったりする話。ドキドキしながら一気に読んだ。再審の黒幕含めそれほどでかいどんでん返しがあるわけではないけど各人の正義とか何を優先するかとか世間の見方とか大切な人の死とか、色々重く悲しかった。大体今井が悪い。龍谷大てことは仏教的な何かに影響受けたりしてるんだろうか。そんな単純なもんでもないか。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレシンプルでエレガント、という感じ。すぐ読めて面白かった!法月親子の会話が多いのも嬉しいし探偵の勘違い少なめなのも冗長で具体的な風俗描写がないのも助かった。好き。赤の他人4人が清掃ボラで出会い交換殺人を決めて契約書代わりにくじ引きに使ったトランプを持っとくがブラフで盗んだ札束が偽札だったり殺す前に自殺してたり警察が揺さぶりに偽強請り手紙を出したら間違ってて利用されたりする。いやトランプの指紋ぐらい拭くやろとか手紙まで出さんやろとかはあったけどタイトルから各章扉、小道具に引っ掛けての最後の文まできれいだった。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ殺人犯の一人称で始まるから倒叙ものかと思ったらそれが誰かわからない、候補者にはそれぞれアリバイがある、崩す、といういつもの流れになる。列車を背景に撮った写真にトリックがあるのも引き伸ばした写真を更に撮ったりするのもいつも通り。ダイイングメッセージはうーんそうかなーだし誤通報と変装失敗による死亡時刻誤認も今となってはベタな感じするしボードが取替え可能とか知らん!てなるけど、そういう細かいトリックをちまちま沢山詰め込んであって楽しめた。ただ、その分焦点が色んなとこに当たるせいか散漫な印象も。後書きが楽しい。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
短編集。ヒロインには何かとイライラさせられるがどれもシンプルながら安定端正上手い感じで楽しかった。古い風俗もおもしろい。基本的にはニュース再現ドラマの脚本作りの過程で謎を解く形だがドラマの撮影現場でRTAしてみたりヒロインが殺されかけたりバリエーションもある。RTAするホテル舞台のやつはオチもきれいで一番好き。ただ表題作が堂々クリスティのネタバレしてるのはちょっと。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレオックスフォードの奨学生がアリス関係の出版社社長の裏稼業=ロリ写真売買の秘密を知ってしまったために口封じとして轢き逃げされ半身不随になったので当該社長に毒入りチョコを贈って復讐しようとしたが母親に止められ代わりに母親がやる話。にルイス・キャロルの日記の欠落部分メモや出版利権の駆け引きやロリ写真を政府要人が買ってた問題などが絡む。「私」の惚れっぽさ必要?とか訳まずくない?とかキャロルが長姉とガチ恋だったとしてそんなに大問題なの?とかあるけど空気感素敵で数学他アカデミックネタも自然で心地よく楽しかった。好き。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレまーーーた善知鳥が男を唆して彼が積年の恨みをもってた雇用主一族を父親作の館5軒セット(勿論回る)活用で皆殺しさせる話。今回は数学関係はフラクタル程度で殺人との絡みもわかりやすく面白かった!ゲーデルエッシャーバッハなっつ!百合子生きててよかった。刑事がホワイ部分で役割があるのもいい。懐中電灯がアクシデントで壊れやむを得ず携帯を使って位置が一瞬わかるとかもうまく繋がってて納得感あった。相変わらず無駄が多く思えるものの全体にまとまってきた印象。マンデルブロー集合不気味だと思ったことなかったけど言われたら確かに。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレまーーた善知鳥神が人を操って自分の父親の建てたギミック建築利用殺人を起こさせる話。今回は建物のレベルが外見と実際で違うやつだった。藤天皇は塀の中なの?宮司兄妹はその関係者?初めからトポロジーだしポアンカレとかオイラーとか超ひもとかイプシロンデルタとかよく見るけどさっぱりわからん単語がふわっと説明されてて嬉しかった。物語としては無駄が多く冗長な感じ。日本語にもよく躓かされるし第一発見者がそっと鍵をかけてた密室て。探偵の推理の仕方が数学版高田崇史という印象だった。特に盛り上がらずロジックもなく穏やかに終わる。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレデビュー作だなあ、という印象。文章はもたもたするし賢いはずの人の賢そうな会話も痒いし建物が動くのもあと一本塔があるのも善知鳥が絡むのもせやろなだし、拳銃の出処も必然性もわからず。でもヒキが強くてまあまあ楽しく読んだ。私も図面好き!語り手は最初フェアじゃない気がしたけどギリセーフな書き方かと思い直した。建築こそ至高と考える建築家が自分の娘である天才数学者に操られお椀の中に塔がいっぱい建った感じのゆっくり回ったり水が張れたりする家を作って娘の殺人を手伝いやっぱ建築こそ至高と思いながら自殺して娘に軽蔑される話。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレロシアの伝説の首狩り人形に魅せられた大金持ちがギミック満載の城を建て沢山の子供をそこに閉じ込めて育ててて妻の名前をつけた長女を首狩り人形化しといたらほんとに沢山人を殺す話…というかなんというか、よくわからん。アイとユーはなんで2つ名前を与えられてたのとか、首狩り人形にするってどういうこと?とか、雪はなんで虐げられてたのかとか。けど面白かった!なるほどこれが物理の北山。クロック城から少しだけつながっててそれもフックになってた。(てことは世界は結局終わらなかった?)アリスミラー城と瑠璃城もドール出てきてたん?
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレなんかすごい話だったけど唐突に終わった。未音はもうそういうもんでいいことにして菜美はありなのか?ゲシュタルトの欠片って何なの?睡眠遺伝子に欠陥のある一族が近親婚と人体実験を繰り返した末美しいデザイナーチャイルドが生まれて、彼女はデザインされてるがゆえにずっと眠ってるふりもできるしその傍らでじゃんじゃん子供も産めてて、世界が終わるらしいので息子の一人に父親とか叔父とかを殺させる話。かな?時計で移動は考えてたけどそれよりうんと捻ってあった。まさか生首が時計代わりとは。真夜中の鍵とは何だったのか。護かわいそう。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ昔火事で母と妹を亡くした男が火災保険目当てにその火事を起こした悪い不動産屋とその手伝いを殺し、便乗して長年戸籍を取り替えて生きてた医者とホームレスが娘の心臓移植のためにもう一度入れ替わって自殺+事後処理する話。いつもより捻りが多くて石の繭の次ぐらいに面白かったかもしれん。苦しめるなら硫酸は生きてるうちにかければよかったのに。聖人のポスカはタイトルにつなげるためだったのかなーそこだけはちょっと浮いてると感じた。まずその生い立ちでそういう発想が出るのも違和感だったし、あんま売ってなさそうなのに誰も調べないし。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ自殺を事故死に偽装して保険金を下ろさせるビジネス団体と契約したために父親が死にかけのまま生き続けちゃってえらい苦労した元冷凍マグロ配送員がその団体のメンバーを殺しつつ警察を脅して二億円奪いつつその団体を個人で追ってたために警察を辞めさせられた元警官を偽犯人に仕立てて殺すなどする話。広瀬は怪しいなと思えてたけど後藤はわかんなかった、でも確かにヒントはあった!パレットの隙間に二億がぴったりとか面白かった。パソコンの中(物理)に犯罪メモ(物理)があったとか。データ捜査した人気の毒。ビル川なかなか活躍できないねー
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ師匠と慕っていた伯父兼建築士に保険金をかけられ殺されそうになった男がそのせいで失読症になり、絶望して殺人含むやばい仕事を始めた挙句伯父の死を機にベースは自分設計だったのに伯父がくそださくした建築物群を悪の組織に爆破してもらう話。伯父も伯母もひどい。やっぱり真犯人に驚きはないけどハラハラしたし塔子もミスしたりがんばったり面白かった。羽田空港すり鉢の話どこで読んだんだっけ。爆発物を女性刑事が若干の無茶でなんとかするオチはある種のパターンなのかな。主人公が地味にもててますよ匂わせはいらん。父の腕時計は良かった。
が「ナイス!」と言っています。
こほ
ネタバレ久しぶりに新しい本を読んだー楽しかった!好きな女性が人を殺したので庇って服役してた男が仮出所で出てきたら当該女性が監禁致死されちゃってたので警察OB宅の電話盗聴で情報を得つつ致死犯仲間を殺していく話。驚きも起伏もそれほどないがグロくもないし絵の謎解きは面白くてリハビリにちょうど良かった。メインの探偵役が主人公じゃないのも良い塩梅。身長にこだわり過ぎな感はある。低身長童顔が好きなのか
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/04(1597日経過)
記録初日
2020/08/16(1646日経過)
読んだ本
894冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
284505ページ(1日平均172ページ)
感想・レビュー
886件(投稿率99.1%)
本棚
10棚
自己紹介

自分用の覚え書きとして書いています。読む時期読まない時期にムラがあります。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう