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完全無罪 (講談社文庫 た 128-2)

感想・レビュー
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rakim
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21年前の少女誘拐殺人事件の犯人として収監されている男の再審請求を担当する女性弁護士。彼女は当時の事件地域の住民で同時期に起こった別の未解決の女児誘拐現場から逃げ出した経験があった。当時の不確かな目撃情報や捜査から、疑問な部分が露になってくる。はたして…。弁護士松岡千紗の所属するフェアトン法律事務所のシニアパートナーの真山がちょっと何かありそうで面白い登場人物。彼を軸にした続編があるようなのでチェックしました。
0255文字
Sally
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ネタバレ21年前に起きた連続少女誘拐殺人。受刑中の「犯人」による再審が請求され、当時の被害者の一人でもある主人公が担当弁護士となる。しかし「犯人」は主人公にも非協力的で冤罪への熱意を感じない。過去を遡り周囲への聞き込みや調査を進める中で「正義」を掲げた側による違法捜査が露わになり‥。中盤からバタンバタンと音を立てるように変わっていく背景や人物像で一気読み。ただ、事件関係者が弁護士となれるんだ?の素朴な疑問は残りました。
0255文字
mayukochan
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21年前に少女誘拐殺人で服役している男の再審を引き受けた弁護士の千沙。実は自身もその誘拐の被害者だった。犯人は本当にこの男ではないのか?疑心暗鬼の中調査が進んでいく。これも冤罪をテーマにしたお話。警察が証拠を捏造してしまったらいくら無実でも何ともしようがない。保身の為に捏造も認めない。本当に腐った世界。成果主義が起こす弊害なのだろうか。
0255文字
sasoriza1114@
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この小説も冤罪がテーマ。21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判にを担当する事になった弁護士「千紗」。 冤罪だったのか、真犯人だっのか最後まで真相が明確にならない展開が、早く読んでしまいたい心境に陥るのであります。
0255文字
I KNOW
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ネタバレ面白くなかったことはないですが、小説の書き方、表現の仕方はうまいとは思えなかったです。ただ既成事実を淡々と語っているだけで、真犯人にいたる伏線もどこかで匂わせる訳でもなく、とって付けたようなものでした。このヒロインの弁護士が敏腕かと言われるとそう思える表現もないし、ちょっと物足りない。平山が犯人なのか真犯人は他にいるのかだけが焦点。ただある事を出尽くした言葉で、色のない表現で綴っただけでパッとしない一冊でした。
0255文字
どんじ
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登場人物の誰もが犯人かもと思いながら、疑心暗鬼で読み続けた。 他のシリーズ作品も読みたくなった。
0255文字
のぞのぞ
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ネタバレ無罪と無実は違う。そのとおり。真犯人は誰なのか気になって一気読み。一度、罪を疑われた人はやはり、怖く感じるし、私も偏見を持ってしまうと思う。「火のないところに煙は立たない」って思ってしまうけど、他の冤罪に関するものでも、火がなくても疑われることもありそうだし、自分の身に降りかかったらと思うとそれも怖い。真山先生にもまだ含みはありそうだけど、この内容だと続編はないよなぁ。
0255文字
SaYaKa
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21年前の少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判に抜擢された女性弁護士・松岡千紗。しかし、千紗はその事件で監禁された少女の一人だった。自分を殺めたかも知れない容疑者に千紗は敢然と対峙し…。 設定からもうすでにこの物語の世界に引き込まれてしまいました。そして案の定一気読み。誰もかれも怪しく感じてしまいます。「行き過ぎた正義」これについて最近考えることが増えました。正義のために起こした行動が、冤罪を生んだり、誰かの命を奪うことにもなるというのは小説の中だけでなく実社会でも起こっています。「正義」って何だろう。
0255文字
ダビデ
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★★★★☆ 面白いです 先が気になり一気に読みたくなります。 二転三転する展開で、何が真実かがわからなくなります。 最後は上手くまとまっていて、登場人物の心理描写も良いと思います。 少しでも冤罪なくなるとよいですね
0255文字
こほ
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ネタバレ連続誘拐殺人犯から昔命からがら逃げ出した女性が長じて弁護士になり冤罪で捕まってた男性を無罪にさせたり目撃者が真犯人だったと知ったりする話。ドキドキしながら一気に読んだ。再審の黒幕含めそれほどでかいどんでん返しがあるわけではないけど各人の正義とか何を優先するかとか世間の見方とか大切な人の死とか、色々重く悲しかった。大体今井が悪い。龍谷大てことは仏教的な何かに影響受けたりしてるんだろうか。そんな単純なもんでもないか。
0255文字
Nori
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5点。ストーリー展開が面白くて、夢中で読んだ。私には、予想できない進行だった。
0255文字
boichi40
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冤罪事件の向こう側にあるもの、それはやはり怪物…
0255文字
kazuwo
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21年前に起きた少女誘拐殺人事件の再審請求を任された、弁護士・松岡千紗。 実は、千紗は殺されはしなかったが、その事件で誘拐された少女のうちの一人だった… とても面白かったです。 ページをめくる手が止まりませんでした。 この作家は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと思いました。
0255文字
A S
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21年前の少女誘拐事件の冤罪裁判を担当することになった若手女性弁護士。自身も当時関連が疑われた誘拐事件の被害者で、未だ悪夢を見る日々。自身のためにも真相究明するため奔走する。当時取り調べを担当した刑事も、再度調査をする。冤罪なのか、やはり犯人なのか、真犯人は他にいるのか。二転三転し最後はすっきり解決はするものの、被害者や遺族の悲しみには終わりはないだろうと、犯人に怒りが沸く悲しい終わり方だった。
0255文字
☆Ruy
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WOWOWで1話観て続きが気になったので購入。冤罪系はやっぱり重い。作者さん気にしてなかったけど読んでる途中に確認して #大門剛明 さんで納得。思い込み、偏見で決めつける事の危うさ。力を持つ立場の人間の誤った判断は修正きかず暴走しがち。読んでいるとその時の様子がひしひしと感じられて怖くなった。 冤罪だったのか?違うのか?本当に最後までハラハラしどうし。
0255文字
かすみ
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意外な人が犯人でしたね。ドキドキしながら、一気読みでした。
0255文字
tai
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読んでる途中からドキドキしながら、次の展開が気になりながら一気読み。個人的には好きな作品。
0255文字
ゆきゃり
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あっという間に読み終わるエンタメな本だった。男性が好きそう。まさか〜お前が犯人だなんて〜マジで気持ち悪ーい、が、感想。冤罪なんて重めのテーマを扱ってる割に文体が軽くて何も考えずにサクサク読めるので、ちょっと現実逃避したいときとかにはいいかも。
0255文字
HIROKO
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久々にどっぷり世界観にはまって面白かったです。所々共感出来ないとこはあれど、真犯人の描き方、復讐の仕方も面白く読み進めることができました。大門さんは、はじめて読んだ作家さんなので他の本も読んでみようと思います。
0255文字
scarecrow
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ネタバレ少女誘拐殺人事件の再審に抜擢された松岡千紗が服役中の平山の冤罪を明らかにしていく。筋読みして見込み捜査を続けていると、「こいつが犯人に違いない」というバイアスの元で冤罪が生まれる。この物語もそういった流れで無実の人間の人生を奪ってしまった。そして、犯人である確たる証拠がないために、警察自らが証拠の偽装をしてしまう。これは現在進行中の袴田事件と同じ構造である。しかし、捜査の瑕疵による無罪判決では、「ひょっとしたら、本当に犯人かも・・」という疑念が拭いきれない。結局、完全無罪とは真犯人を見つけるしかないのだ。
0255文字
うさぎや
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無罪を勝ち取った先に起きた悲劇。なんともやりきれない……
0255文字
なつ
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最近、事件ものの小説ばっか読んでる気がする。冤罪とかねつ造とか。21年前、自分を誘拐した怪物の正体はなんなのか。二転三転した展開ではあったけど、正直目新しいものはなく。真犯人はちょっと意外だった。「幻夏」を読んでからもう少し間を空けて読むべきだったかな。
0255文字
うらら
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想像以上によかった。 冤罪になったからって、得られるものより失ったものの方が遥かに多い。切ない話だった。 ⭐️4.8
0255文字
Polo
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この手のものを読んだ時にいつも思う。このようなストーリーをどうやったら思いつくのか。
0255文字
なまず
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結局 正義 という怪物の正体底知れぬ恐ろしさは誰にも明かせない底知れぬ恐ろしいモノ 大門先生小説は人の感情がいつも大きく振れるところがグッときます。
0255文字
雨
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私は誘拐された経験も、家族が殺された経験もない。よって、恐らくトラウマ的なものもない。無実の罪を被せらたこともいし、誰かに強い恨みを持ったこともない。ん?何も背負ってない?加えて、何か強い使命をもって生きてる訳でない。ただ、自分の為に生きている。そんなことある?
0255文字
Hiroshi Ono
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ネタバレWOWOWでドラマ化されたので観る前に原作本読了。21年前の少女誘拐事件の被害者でもある弁護士松岡千紗、自らを苦しめる悪夢を乗り越えようと事件に向き合う勇気に感服。個人的には平山には何か裏があるのではとずっと思いつつ読み進めたが、最後の事件は別として今後は真っ当な人間になってもらいたい。一方、田村彪牙、お前はクソだ!そして熊弘樹の想いは千紗に届くのだろうか。さて、ドラマを観始めよう! ☆☆☆☆★
0255文字
RIN
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最近のミステリーは冤罪をテーマにしたものが多いように感じる(偶々かな)。大門さんは私が読んだ限りでは全て冤罪に関わるもの。冤罪は単に無実の人の人生を狂わせるだけでなく、果てしなく、関係者も時に無関係だったはずの人の人生も狂わせ、しかもそれはほぼ未来永劫続く、という恐ろしい犯罪だ。冤罪を生んでしまう要因は様々だとはいえ、司法関係者に何のペナルティもないのはおかしいのではないだろうか。「冤罪」を裁く法律ができればいいのに。
0255文字
スミレ
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21年前に起きた少女誘拐殺人事件の再審裁判。 抜擢された弁護士は、当時の被害者の一人である松岡千紗だった。 彼は本当に無罪なのか?冤罪は証明されるのか?真犯人は捕まるのか?たくさんの疑問を抱きつつ読み進めました。 PTSDに苦しみながらも、真犯人を野放しにはできないと必死に捜査を続ける千紗には心打たれました。 そして迎える結末に落涙。 正義ってなんなのだろう?冤罪は更なる罪を生んでしまうのか? 読後感は悪くないが、理不尽な思いで本を閉じました。
0255文字
ももの木
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ネタバレ個人的に一番騙されたのは、熊さんが千紗に恋してるんだろうなーと思わせたこと。そして千紗が全く気付かずに「熊さんかわいそう」などど思い込んでしまったことだ。
0255文字
tnyak
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初読み作家さん。ありえない状況下のお話だが、小説としては、けっこう楽しめた。
0255文字
ひろ
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WOWOWでドラマ始まるため再読
0255文字
マサオ-
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初読みの作家、前から読んでみたいと思っていたが、「完全無罪」題名通りもっと冤罪に対して社会的に切り込んで行くのかなと思ったがそうではなくもっとミステリー小説に徹していてすらすら読めた。筋運び、プロットも良く、最後の真犯人も意外だったが、ちょっと無理すじかなと。軽く読むにはたいへんよく他の作品も読んでみることにします。
0255文字
大坪
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★★★★★ 見事な伏線回収と巧みなミスリードでさすがのゴウメイさんでした。
0255文字
KH
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ネタバレ面白かった!かなり一気読み!雪冤と似た様なパターンかと思いきや、2枚くらい上の予想外の結末にちょっとびっくり!そして少しホッとした。一番取り返しがつかないのは命。真山先生やっぱ怪しい!恐ろしい怪物の牙剥いてきそう。でも熊に手紙(平山さんにわたった)って誰がどうやって?え〜読み落としたか?誰か教えて〜
0255文字
ぱんちょ
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これの前に読んだ「雪冤」に続いて、人生つらたんすぎる…。自分ならこんな宿命背負いきれず、ものの数秒で心と現実を切り離す自信がある。それにしても、この手の作品ではいつも"世間"ってやつのダサすぎるもんだから、そんなダサい"世間"にならないようにSNSの使い方をちゃんと考えなきゃな、って読書メーターに書き込んでみる
0255文字
星願月祈
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ネタバレ21年前、自分自身も誘拐の被害者となっていた弁護士が少女誘拐殺人事件により無期懲役で服役中の犯人の冤罪再審裁判を担当。当初、DNA鑑定の不備による冤罪と思っていたら、えっ?警察の不法な取り調べと証拠の捏造!それを当の警察官が自白する?なんて好都合な話なの?とガッカリしたが、いやいや、テーマはそこにはなかった。警察官としての正義や信念。弁護士としての矜持や正義。トラウマと向き合う姿。真実を追い求める姿。人としての心の弱さや強さ。誰もが怪しく思える疑心暗鬼。被害者と家族の悲しみ。とても読み応えがありました。
0255文字
hirknis
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ありえない設定だなぁと思いながらもストーリーの展開や構成が良くてすぐ読み切った
0255文字
くま
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面白かった。無罪なのか有罪なのか、誰が真犯人なのか、ハラハラしながら読みました。
0255文字
ジニー
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★★★☆☆
0255文字
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