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2024年8月の読書メーターまとめ

さくらっこ
読んだ本
9
読んだページ
2384ページ
感想・レビュー
9
ナイス
670ナイス

2024年8月に読んだ本
9

2024年8月のお気に入り登録
3

  • blanca_flor
  • こあら
  • はるか

2024年8月のお気に入られ登録
3

  • blanca_flor
  • こあら
  • はるか

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さくらっこ
ネタバレ私の読書史上最多ページの単行本と言える位長編なのに、数日で読んでしまった。複雑な家庭に育った少女達が、大人に言われるがまま悪に手を染めるのは本当に恐ろしい。自分を頼り認めてくれる大人に惹かれる裏側には、淋しさがあったのだろう。特に主人公の花はそのまじめな性格の為に、自分を貶めた大人達を見捨てることができない。もっと自分本位に図太く生きればいいのにと思った。あまり恩義を感じてない、仲間の蘭や桃子がいて良かった。あのまま黄色い家にいたら花は悲惨な人生を歩んでいただろう。図書館の予約待ちが300人の本だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

さくらっこ

いつもありがとうございます。先月は家族関係の本をいろいろ読みました。「52ヘルツのクジラたち」衝撃的でした。中旬にまさかのコロナ感染で第11波に乗ってしまいました。自宅療養中に読書という趣味があって本当に良かったと思いました。今月もよろしくお願いします。2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:1968ページ ナイス数:535ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1176621/summary/monthly/2024/7

hon
2024/08/05 18:00

結構皆さん罹ってますね。やっぱり流行ってるんだな。症状落ち着くと暇ですもんね(笑)。

さくらっこ
2024/08/05 20:11

honさん、家族に高齢者がいるのでワクチン接種はしっかりやっていました。それが良かったのか軽い喉の痛みだけですみました。ほんと退屈でした。

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2024年8月の感想・レビュー一覧
9

さくらっこ
「米飯を食べるのは砂糖をなめるのと同じ」炊き立てご飯がこの世で一番好きな私にはショックな言葉であった。現代人の大半は糖質を過剰摂取しており、血糖値を下げようと膵臓からインスリンが分泌されて、血糖値が乱高下することが疲れにつながるとのことであった。糖質とは甘い物だけでなく、炭水化物や栄養ドリンクにも含まれている。また早食いで急激に血糖値を上げることも良くない。最近は公私共にイライラすることが増えて、甘い物ばかり食べている私には頭が痛い1冊だった。著者が勧める高ポリフェノールチョコを試してみようと思う。
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さくらっこ
100才を越えても医師として活躍されていた高橋先生。27歳で医師になると決心してからは相当努力されただろう。そんな苦労を感じさせない穏やかな人生論だった。一番印象に残ったのは、老親との接し方だ。「できることは本人がする」「仕事を取り上げない」が重要とのこと。先生自身もお母様が96歳で他界されるまで一緒におられたので説得力がある。(長生きの家計なのですね!) そして「ああ、よかった」「ありがとう」と感謝の気持ちをはっきり示すことも忘れてはならない。心の匙加減とは自分と他者とのバランスを考えることと感じた。
が「ナイス!」と言っています。
さくらっこ
ネタバレ私の読書史上最多ページの単行本と言える位長編なのに、数日で読んでしまった。複雑な家庭に育った少女達が、大人に言われるがまま悪に手を染めるのは本当に恐ろしい。自分を頼り認めてくれる大人に惹かれる裏側には、淋しさがあったのだろう。特に主人公の花はそのまじめな性格の為に、自分を貶めた大人達を見捨てることができない。もっと自分本位に図太く生きればいいのにと思った。あまり恩義を感じてない、仲間の蘭や桃子がいて良かった。あのまま黄色い家にいたら花は悲惨な人生を歩んでいただろう。図書館の予約待ちが300人の本だ。
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さくらっこ
先日読んだ「お金の賢い減らし方」の故・大江英樹氏の奥様が書かれた1冊。主に老後のお金のことに関する指南書だが、今時の年金の複雑さに戸惑った。従来の厚生年金や国民年金に加えて、DBやDCやiDecoなどもある。受取時期や金額によって税金が異なるなど、いろんなケースを想定できる著者はすごい。誰もが老後に不安を抱きながら、生活費を把握していなかったり、年金の受給額を知らない人が多いという。家計簿アプリを利用したり、誕生日に送付される「年金定期便」で確認することが大切だ。不安を無くすことが今の充実につながるのだ。
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さくらっこ
ネタバレ麻里は、介護の為に仕事を辞め婚期を逃し、また地域の自治会の仕事に尽力したりなど、常に他者を優先して生きてきた。母を看取った後、水泳を始めることで中年太りの体を改善することができた。そして自分を大切にする生き方を学んだ。マスターズ当日の叔母からの強引な墓参りの送迎依頼を断った時には、よくやったと嬉しくなった。親友の千尋のアドバイスの力も大きかったと思う。コーチへの淡い恋心は満たされることはなかったが、スイミング仲間の古矢とはこれからもいい距離感の友人でいられるのではと思う。水泳を始めたくなる1冊だった。
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さくらっこ
昨年の芥川賞受賞作品で、ずっと気になっていた1冊。著者の私小説のようであるが、子供の頃に障碍者になられたとのこと。今まで当然のようにできていたことが、段々できなくなりさぞ苦しかったことだろう。そんな生活の不自由さや性の問題など、赤裸々に描かれている。迫力ある文章で、少し怖さを感じると思っていたら、作者は賞の贈呈式のあいさつで「怒りだけで書きました」と語られていた。でもこれからは怒りの作家から愛の作家になっていきたいとのことだった。次はどんな作品をかかれるのだろうか。独自の視点が楽しみだ。
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さくらっこ
ネタバレ病棟シリーズの第3弾。今回の主役は金髪でため口の女医・香織先生で、舞台は女子刑務所だった。受刑者と呼ぶには善良な女性達が登場する。万引きから殺人まで、彼女達の犯罪の原因は家庭環境や悪い男達に関わったことからであった。罪悪感から心を閉ざす彼女たちの心情を、魔法の聴診器で探り出す香織先生と看護師・マリ江さんの様子が心地よかった。巻末の村木厚子氏によれば、この本は罪を犯す人と刑務所生活のリアルがよく描かれているという。誰でも一つ間違えば犯罪者になり得る。真面目過ぎず、適当に生きる位がちょうどいいのかと思った。
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さくらっこ
著者が勧めるお金の使い方は、①好きなことする ②思い出作り ③人の為に使う ④無駄を楽しむとのこと。意外に①をすぐに思いつく人は少ないらしい。それは長年の習慣で受動的なサラリーマン脳になってしまっているというのが興味深かった。だが、50歳過ぎたらもはや出世の見込みもないのだから、自分のやりたことを第一に考えろとのこと。そして昨今流行りの老後資金の心配は不要と主張する。でもそれは著者が高給取りの証券マンだったからでしょと突っ込みたくなったが…健康や信用や時間などお金よりも大切なことがあるのは確かに実感した。
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さくらっこ
【れんげ荘シリーズ第8弾】大企業を退職して、月10万円で一人質素に暮らす中年女性・キョウコの物語。平和な日々は続くが、少し将来の不安も感じ始める。良い隣人や優しい兄家族に囲まれてはいるが、迷惑はかけたくないという、謙虚なキョウコならではの悩みだ。隣に住む老女・クマガイさんは、「一生懸命に生きるのって辛くない?」「あなたの責任は生きるってことだけですよ」と言う。波乱万丈に生きてきた人の言葉にふっと心が軽くなる。毒母や職場の複雑な人間関係に心を蝕まれてきたキョウコ、これからは幸せに暮らして欲しいと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/05(1516日経過)
記録初日
2020/09/27(1524日経過)
読んだ本
341冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
88663ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
341件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
大阪府
自己紹介

コーヒーを飲みながら、読書をするのが至福のひと時であるおばさんです。

好きな作家は、寺地はるなさん、瀬尾まいこさん、原田ひ香さん、津村記久子さん、藤岡陽子さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん他。

健康や経済に関する実用書もよく読みます。

共読本が何冊かある方はお気に入り登録させていただきますので、よろしくお願いします。できれば相互登録して頂ければ嬉しいです。

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