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2024年7月の読書メーターまとめ

さくらっこ
読んだ本
6
読んだページ
1968ページ
感想・レビュー
6
ナイス
534ナイス

2024年7月に読んだ本
6

2024年7月のお気に入られ登録
1

  • ネギっ子gen

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

さくらっこ
ネタバレ虐待、ネグレクト、不倫、DVそしてトランスジェンダーなど今時の問題点を存分に含んだ1冊だった。それでも登場人物の行く手が気になった読むのが止まらない。貴湖を心から愛していたアンさんの運命が何とも切ない。しかし告白できない訳も納得できる。辺鄙な田舎に引っ越した貴湖は、最初噂好きの地元民に嫌悪感を持っていたが、最後にサチゑおばあさんは、口が悪いが思慮深い人徳者と分かり嬉しかった。虐待された愛の今後が気になるが、良い受け入れ先が決まって良かった。人は孤独ではない。出会により成長する。当たり前のことだか痛感した。
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

さくらっこ

いつもナイスやコメント有難うございます。6月は、「女たちのジハード」が印象的でした。今や共稼ぎが当たり前となり、パワーカップルと呼ばれる高収入夫婦も出てきました。この時代の女性たちの努力が基盤となっていると感じました。今月もよろしくお願いします。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:6冊 読んだページ数:2144ページ ナイス数:416ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1176621/summary/monthly/2024/6

hon
2024/07/08 00:07

ジハード面白かったですよね。昔の作品もやっぱりいいよなーとしみじみ思います。新しいのも読みたいけども。

さくらっこ
2024/07/08 00:31

honさん、ジハードは30年以上前の時代設定なのでしょうが、つい最近のように感じてしまう自分が悲しいです💦

が「ナイス!」と言っています。

2024年7月の感想・レビュー一覧
6

さくらっこ
ネタバレ古い企業体質が残った製菓会社にコネ入社した小松茉子。パワハラやサービス残業等の問題を何とかしようと奮闘する。これって、親戚が社長だからできるんでしょうとひねくれた見方をしてしまったが、実は前職での痛い出来事が原因になっていた。それはパワハラを受ける同僚を見て見ぬふりして、助けられなかったことだった。そんな考えがベースとなり、横柄な営業マンや会長にも立ち向かっていく姿に感動した。「他人の期待を義務にしてはいけない」「声を上げなければ、なかったことにされてしまう」など人との距離感を考えさせられた1冊だった。
が「ナイス!」と言っています。
さくらっこ
ネタバレ中学受験に対するイメージが変わった1冊だった。子供は元気に外で遊ぶものという昭和的なイメージを持つ私は、親の見栄で勉強させられて可哀想とか、金持ちの子供だけでしょうとか若干の嫉妬を持っていた。Pアカデミーの講師・加地は、「勉強するのは大人になって働く時のためだ」と言う。確かにどんな仕事でも忍耐力や思考力が必要だ。それが運動で身に着く子がいれば、難問を解き地道な反復練習や暗記によって身に着く子もいる。俊介は今後の人生に大切な物を得た。引きこもりの弟も成長したし、加地先生は次は自分の幸せを考えるべきと思った。
が「ナイス!」と言っています。
さくらっこ
ネタバレ虐待、ネグレクト、不倫、DVそしてトランスジェンダーなど今時の問題点を存分に含んだ1冊だった。それでも登場人物の行く手が気になった読むのが止まらない。貴湖を心から愛していたアンさんの運命が何とも切ない。しかし告白できない訳も納得できる。辺鄙な田舎に引っ越した貴湖は、最初噂好きの地元民に嫌悪感を持っていたが、最後にサチゑおばあさんは、口が悪いが思慮深い人徳者と分かり嬉しかった。虐待された愛の今後が気になるが、良い受け入れ先が決まって良かった。人は孤独ではない。出会により成長する。当たり前のことだか痛感した。
が「ナイス!」と言っています。
さくらっこ
ネタバレ三つの中編小説で構成された長女が主人公の1冊だった。「家守娘」では骨粗鬆症と認知症を患った母を、「ミッション」では孤独死させてしまった父を、「ファーストレディ」では余命数年の糖尿病の母を重荷に感じている。何でも快適になった世の中で、介護は過酷で生々しすぎる。そして女性の社会進出が進みすぎている。親を思う気持ちの裏側には、自分が初めての女の子として大切に育てられた過去があるからなのだが、一人で抱え込む必要はない。無理をすると共倒れになってしまう。最後にそれぞれの主人公が前を向くことができて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
さくらっこ
奇妙なタイトルは、老婆の琴子(ことこ)と娘の香子(こうこ)の事であった。老親と暮らす私には、身につまされる1冊だった。物をなくすとか、同じことばかり言うなどイライラが止まらない毎日だ。でもその腹立たしさは、今まで親に頼ってきた日々の反動なのだ。主人公の香子は、仕事をこなしながらも、長女の真面目気質で自分で何でもやろうとする。彼女を思う弟とその嫁がいて良かった。認知症の本人が、過去の記憶を失っても面白おかしく生きていれば、周囲も笑って暮らすことが大事なのだ。その為に介護は一人で抱え込んではいけないと思った。
が「ナイス!」と言っています。
さくらっこ
「高齢者にとって勉強はこれまでのご褒美で、お金もかからない最高の遊び」との冒頭の一説。いやいや、勉強はお金はかかるでしょうと思ったが、読んで納得。最新のIT技術を駆使しての勉強法を説明していた。著者は私の親とほぼ同世代であるのに、ZoomやChatGPTのITリテラシーはすごい。やはり向学心のある人は常に進化しているのだ。英会話学校は無意味という説もよくわかる。私も通ったことがあるが、あの高いレッスン料は、ほぼ講師の人件費なのだ。今はYouTubeでも様々な講座がある。また勉強してみたい気持ちになった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/05(1606日経過)
記録初日
2020/09/27(1614日経過)
読んだ本
356冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
92389ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
356件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
大阪府
自己紹介

コーヒーを飲みながら、読書をするのが至福のひと時であるおばさんです。

好きな作家は、寺地はるなさん、瀬尾まいこさん、原田ひ香さん、津村記久子さん、藤岡陽子さん、辻村深月さん、宮部みゆきさん他。

健康や経済に関する実用書もよく読みます。

共読本が何冊かある方はお気に入り登録させていただきますので、よろしくお願いします。できれば相互登録して頂ければ嬉しいです。

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