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2025年1月の読書メーターまとめ

氷沼
読んだ本
2
読んだページ
650ページ
感想・レビュー
2
ナイス
8ナイス

2025年1月に読んだ本
2

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

氷沼
戦前、新青年の編集長や雄鶏通信の編集長として活躍し、翻訳家としてはあのホームズ譚を個人で全訳した最初の人物でもある延原謙が、雄鶏通信時代に残してあった『有名探偵作家十五人集(上)』という原稿を元に、延原の代表的な翻訳作品を集めた一冊。 初読作品も多く、元を取るどころかお釣りがくるくらいに楽しかったが、中でもクロフツ「グリヨズの少女」、ヴィンセント・スターレット「十一対一」は面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

氷沼

新年初紀伊國屋書店

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
2

氷沼
稲垣足穂のかつての師、大正期屈指の幻想文学者、佐藤春夫の作品群から須永朝彦が選りすぐった11篇を収めた一冊。 探偵小説好きとしてはやはり「指紋」だが、幻想文学としてはやはり「美しき町」か。 他にも「海辺の望楼にて」「薔薇を恋する話し」、メルヘンチックな掌編「魔のもの」などが大の好み。ロマンティックな青白い文章、骨格がぼやけた散文詩様の作風、兄貴分の谷崎とは作風を大きく異にし、やはり稲垣足穂の世界に近いかなと思う。 今なら『新編日本幻想文学全集』で全編読める。
が「ナイス!」と言っています。
氷沼
戦前、新青年の編集長や雄鶏通信の編集長として活躍し、翻訳家としてはあのホームズ譚を個人で全訳した最初の人物でもある延原謙が、雄鶏通信時代に残してあった『有名探偵作家十五人集(上)』という原稿を元に、延原の代表的な翻訳作品を集めた一冊。 初読作品も多く、元を取るどころかお釣りがくるくらいに楽しかったが、中でもクロフツ「グリヨズの少女」、ヴィンセント・スターレット「十一対一」は面白かった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/06/24(4990日経過)
記録初日
2004/06/29(7541日経過)
読んだ本
693冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
270469ページ(1日平均35ページ)
感想・レビュー
579件(投稿率83.5%)
本棚
5棚
性別
血液型
A型
職業
技術系
現住所
埼玉県
自己紹介

昭和の古きよき探偵小説(欧米も同様)と幻想文学をこよなく愛しており、寿命が尽きるまでに莫大な積読を読みきれるか一抹の不安を抱いている四十過ぎ。最近の作家は殆ど読みません…京極夏彦、山尾悠子、皆川博子くらい。純文学も少し読んだりします。

なお、昔に読んだものの記憶が曖昧な作品については「再読した際にコメントします」で逃げてます。訳者違い、出版社違いで複数所持しているので、いつか再読します…長生きすれば。

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