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2024年10月の読書メーターまとめ

スコットレック
読んだ本
10
読んだページ
3174ページ
感想・レビュー
10
ナイス
73ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

スコットレック
摩訶不思議なバッタの生態を知れるのは勿論だが、これまた摩訶不思議な色々な国の人達を知れるのも本書の面白いところ。本書の裏の主人公(?)、ティジャニさんの強烈な事!本書のカバーを見ると、もしくは本書のところどころで著書の方はふざけてるのではとついつい思いがちだが😅、ウルドさんの根底にある研究者としての謙虚さ、熱さ、真摯さに胸を打たれるのも本書の大きな魅力かと。自分の地元、秋田からこんなすごい(・・よな?)人が現れたのは秋田県人として嬉しい限り!
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2024年10月の感想・レビュー一覧
10

スコットレック
おそらく今年読んだ本の中でベスト。超弩級の名著。ニューヨーク死体調査官の著者の(壮絶な人生)自伝。ブラックユーモアが全編を通しているので自分はそのおかげで読みやすかった。死体の描写が克明に描かれている(ナイフで刺された、首を絞められただけではない、もっと残酷)ので苦手な人は注意。 本書を読んでいて、全編を通して感じずにはいられないのはやるせなさという感情。そして著書自身に最後に襲いかかる魔の手。やるせなさ、悲しさ、人間の行う残酷な行為・・。しかし本書を最後まで読んだ時に確かな希望と暖かさが感じられるはず!
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スコットレック
図書館本。三島由紀夫が自決した日、名だたる著名人達はその時何をしていて何を思ったか、を淡々と綴っている。 個人的に印象深いのは日本の会社員がアメリカで役員達に三島の死について問われた際、オスカーワイルドを引き合いに出してこれは文学的自殺だ、と説明すると役員達は納得した、という場面。 もう一つがあとがきで書かれている1970年だったから可能だった芝居だった、という著書の指摘。
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スコットレック
百年の孤独で知られるガルシア=マルケスの中短篇集。個人的には短篇がよく分からず、中篇の方が理解しやすくそして面白かったと感じる。最後の解説やあとがきでマルケス自身の事、そして本書に収録されている話を知ることができるようになっている。 しかし不思議で魅力な作家だと改めて思う。Netflixで百年の孤独の映像化(マルケス自身はこの作品の映像化を望んでいなかった、と本書にあるが)か進められているらしいのでそちらも興味深い。
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スコットレック
大変失礼ながら力道山の奥様がご存命だとは知らなかった。(力道山の弟子である猪木の二つ歳上。)その奥様、田中敬子さん、波瀾万丈の人生だが、それを乗り越えてきたのはご本人の魅力、天才の明るさと前向きさだろうか。 『何で誰も教えてくれないのよ』は人生において間々あるな・・。しかし最後の方にある写真、店頭に立つ田中さんの笑顔が素晴らしい。若い頃は色々な事があったとは思うが今は充実した人生を歩んでいるようで良かった。細かい事だが田中さん、齢80を過ぎても視力が1・2というのには驚愕。羨ましい・・。
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スコットレック
自分は介護の仕事をしているが"超高級老人ホーム"となると別世界の話。それとつい最近まで入院していたので、自由が制限されている生活についても考える機会があったため本書を手にとってみた。まず別荘のように老人ホームを利用している人も多い、という時点でだいぶ自分の感覚(多くの介護職)とかけ離れていると感じる。 意識が高すぎる老人達、絵に描いたようなブラック老人ホーム、老人ホームでのそれぞれの生き方・・。 超高級老人ホームは自分とは縁遠い世界だが介護の仕事に就く者として、学びと考えされられる事が非常に多かった。
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スコットレック
一気に読んだ。めちゃくちゃ面白かった。40歳という超ベテランの域に達しながら巨人の4番(しかもタイトル争いに食い込む)を務めていたという事実に改めて驚愕。選手としての(そして後に監督として)の実績もさることながら、松井秀喜、清原和博、球史に残る二人の大打者へ大きな影響を与えていたという事実。成績だけにとどまらず、成し遂げてきた事、球界への影響は計り知れないものがあると改めて思い知らされた。 それとここぞという場面で登場する信子夫人の痛快なコメントが最高!切れ味が鋭すぎる・・。
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スコットレック
U-NEXT(電子書籍)にて読了。書店で実物を見た時は薄い(ページ数が少ない)と思ったのですが、読んでみたら内容は濃密!一気に読んだ。中村さんの著書にやはり外れなし。 個人的には亡くなられた柳家喜多八師匠への思いが知れたのが嬉しい。最後の晩年、柳家喬太郎師匠、三遊亭歌武蔵師匠との三人会を今はなき秋田市文化会館で見れた。あの時、すでに病に侵されていたと思うが、その時のやかんなめの色っぽさ、美しさ・・。寄せの支配人が絶大な信頼を寄せていたというのがよくわかる。本当に稀有な芸人さんだったと思う。
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スコットレック
U-NEXT(電子書籍)にて読了。まず冒頭で紹介される"もしもしお母さん"という話にすごく胸を打たれた。本来は文章を解るためのサンプルとして紹介されているのだが、何か思いのほかジーンときてしまった。 文章をよく読もうとする際に障害となるのが「わかった」という状態だそう。そこからの脱出方法が書かれています。初版が2005年で2012年には21刷発行!長く読み継がれている名著なのですね。
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スコットレック
本書ほど"散歩"というワードが出てくる(散歩や運動がテーマの本は別にして)本はないのでは。とにかく本書に登場する有名作家(作曲家、詩人含む)のみなさん、身体を動かしている。酒やタバコや薬に頼りきる、時間にルーズで破滅的な生活を送る、みたいな人も紹介されてはいたが、思ったほど多くはなかった。 一部の例外を除けば、やはり創造的な仕事は規則正しいスケジュール、健康な身体によってもたらされるのか・・。 ちなみに日本人(というかアジア人)で紹介されているのは村上春樹ただ一人。
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スコットレック
摩訶不思議なバッタの生態を知れるのは勿論だが、これまた摩訶不思議な色々な国の人達を知れるのも本書の面白いところ。本書の裏の主人公(?)、ティジャニさんの強烈な事!本書のカバーを見ると、もしくは本書のところどころで著書の方はふざけてるのではとついつい思いがちだが😅、ウルドさんの根底にある研究者としての謙虚さ、熱さ、真摯さに胸を打たれるのも本書の大きな魅力かと。自分の地元、秋田からこんなすごい(・・よな?)人が現れたのは秋田県人として嬉しい限り!
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/10/12(1486日経過)
記録初日
2019/02/06(2100日経過)
読んだ本
400冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
110629ページ(1日平均52ページ)
感想・レビュー
398件(投稿率99.5%)
本棚
338棚
年齢
40歳
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