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2024年6月の読書メーターまとめ

タラコマン
読んだ本
6
読んだページ
1894ページ
感想・レビュー
6
ナイス
26ナイス

2024年6月に読んだ本
6

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

タラコマン
3巻では青豆は暗殺に失敗し、天吾は人妻と別れふかえりは失踪します。 「ねじまき鳥クロニクル」に出てきた不幸の象徴牛河が登場し物語は混迷を深めます。「国境の南、太陽の西」でも描かれたように初恋の人を求める二人。 「1Q84」は村上春樹の集大成的な位置づけなのでしょう。 その中でも天吾は村上春樹を投影した部分もあるのでは?自分の過去と決着をつけるために父親に会いに行くシーンはこれまで無かった村上春樹的父と子の関係を想起させます。 しかし相手と話がまったく通じないって所が春樹的だなw
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
6

タラコマン
長かった物語もついに終わりが訪れました。牛河がタマルに殺されて、青豆と天吾が出会えてハッピーエンドで物語は終わります。感想としてはまず長いなと。村上氏は終わらない物語が理想と言っていたのでこれがそうなんですが、さすがに長すぎる…様々な謎や伏線もぶん投げて後は勝手に考察しろ的手法です。章ごとに区切られていて読みやすいのですがそんなに目新しさは感じませんでした。若い頃のほうが文章もみずみずしかったですがそれでもこの年でこんなに売り上げるとは化け物作家です。まあ羊をめぐる冒険を読んだらいいんじゃないかな?
が「ナイス!」と言っています。
タラコマン
天吾は猫の街で危篤の父親と時を過ごし、青豆はさきがけから追われ隠れ住んでいる部屋で天吾の子どもを妊娠している事を知る。なるほど、ふかえりを通じてって事か…うーん?なんじゃそりゃ!?って賛否はあると思います。 そして追う側の牛河目線も入って来ました。天吾も青豆も牛河も幼少期の家族の問題が入って来てそういうのもテーマになっているんですね。村上先生は過去のエッセイで子どもの育てる過程のスポイルについて書いてて、それが頭に残っています。 さて最終巻どういう結末を用意しているのでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
タラコマン
前巻で青豆はリーダー殺害出来ないのかと思ったら敢行。天吾はふかえりに中出し。天吾も小説に描かれた世界に居るという事を自覚します。 まあなんとなくそうなるだろうなと思ってました。 リトルピープルや空気さなぎ、マザとドウタ、言葉ではいまいちイメージできません。読者それぞれが感じ取れって事なんだろう。 おはらいでふかえりと性行する必要性とかいまいちよく分かりません…結局この文章や世界観が好きか否かって事かな。 私的には「海辺のカフカ」より面白いし「ねじまき鳥クロニクル」よりつまらないです。続きを読みます。
が「ナイス!」と言っています。
タラコマン
3巻では青豆は暗殺に失敗し、天吾は人妻と別れふかえりは失踪します。 「ねじまき鳥クロニクル」に出てきた不幸の象徴牛河が登場し物語は混迷を深めます。「国境の南、太陽の西」でも描かれたように初恋の人を求める二人。 「1Q84」は村上春樹の集大成的な位置づけなのでしょう。 その中でも天吾は村上春樹を投影した部分もあるのでは?自分の過去と決着をつけるために父親に会いに行くシーンはこれまで無かった村上春樹的父と子の関係を想起させます。 しかし相手と話がまったく通じないって所が春樹的だなw
が「ナイス!」と言っています。
タラコマン
独身のハチャメチャっぷりから結婚出産そして子供も大きくなって(なんかもめてるみたいだけど)自身も50代を過ぎたサイバラ。まだ生き残っていて円熟味の芸事を見せてくれています。8090になっても漫画描いて笑わせてくれ。そーかここからがながいのか。
タラコマン
2巻で青豆と天吾の物語が交差して、ああなるほどこうなるのねと納得しました。小説の物語がなんとなく現実の某宗教問題だったり、文学賞を若い女性が取った時を思い出しました。(ゴーストライターとは言いませんが) ラノベみたいでスイスイ読めて良いんですが、さすがに月が2つになったらみんなに聞いて回るよね!? 「月って2つだったっけ?昔から?私だけ?」ってさ。 なんでそこでクールに構えてるんだって突っ込みます。 村上ワールドって事で読み進めますか…
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2020/11/15(1327日経過)
記録初日
2015/07/03(3289日経過)
読んだ本
87冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
24943ページ(1日平均7ページ)
感想・レビュー
87件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
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