「教養」とはなんだろうか。 私は、「目的意識」のことだと思うのだ。 何の役に立つかはわからない。 でも知らずにはいられない。 そうして身についたものを「教養」と言うのではないか。 だから、何を学ぶにしても、「仕事のため」という目的を持った時点で、 私にとってそれは「教養」ではない。 もちろん現代社会においてはそういう勉強も必要である。 だが、私の美学において、それを「教養」と混同することはできない。 私は、仕事より、もっと大事な、何より大事な、 「私が私として生きるため」に学び続けたいと思うのだ。

サッカー選手中村憲剛が好きなので買ってみた。内容はいちスポーツ選手の体験談に基づく自己啓発なので人を選ぶかもしれないが、文章の読みやすさは抜群だった。本書でも語られるが、とにかくコミュニケーションを深く考えている人であり、その姿勢が文章に如実に現れていると感じた。

「教養」とはなんだろうか。 私は、「目的意識」のことだと思うのだ。 何の役に立つかはわからない。 でも知らずにはいられない。 そうして身についたものを「教養」と言うのではないか。 だから、何を学ぶにしても、「仕事のため」という目的を持った時点で、 私にとってそれは「教養」ではない。 もちろん現代社会においてはそういう勉強も必要である。 だが、私の美学において、それを「教養」と混同することはできない。 私は、仕事より、もっと大事な、何より大事な、 「私が私として生きるため」に学び続けたいと思うのだ。