めちゃくちゃ面白かったけど、この作品のマジの肝は間違いなく「島崎」だと思う。成瀬の突拍子のない発言や行動に目が行きがちだけどその裏には「島崎が見えてくれるから」っていう安心感が成瀬にあると思った。だから、あれだけ自由にできる。まあ…それで結果をしっかり残すのが成瀬が天才たる所以なんだろうけど…笑

めちゃくちゃ面白かったけど、この作品のマジの肝は間違いなく「島崎」だと思う。成瀬の突拍子のない発言や行動に目が行きがちだけどその裏には「島崎が見えてくれるから」っていう安心感が成瀬にあると思った。だから、あれだけ自由にできる。まあ…それで結果をしっかり残すのが成瀬が天才たる所以なんだろうけど…笑

短編に見せかけて、一つ一つのエピソードが繋がってる。 法律についてはそんな詳しくないけど、なるほどそういう解決方法があるのか〜なんて思ったりした。 でも、もう少しヒロイン（？）の夏倫について掘り下げがあったり、主人公の掘り下げがあっても良かったかな〜とは思う。

相変わらず、その本に込められた人を掘り下げていく話の作りが抜群で面白い。面白いの一言で済ませたくないんだけどね…笑 こうやって「本」を通して人と人について話が広がるのは現実でも多少はありそう。だからこそ、紙の本が好きなんだよないつも再認識させてくれるとても良い作品。