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2024年5月の読書メーターまとめ

AI99
読んだ本
2
読んだページ
400ページ
感想・レビュー
2
ナイス
38ナイス

2024年5月に読んだ本
2

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

AI99
図書館のカウンター横で、表紙の女の子と目が合う。リコメンドされているのだ。これは、借りるしかあるまい…。/著者の「へんなモノを愛でる」姿勢は、盟友のみうらじゅんに通じ、さながら「西洋絵画VOW」。単にツッコミを入れるだけで終わらずに、へんな絵のバックグラウンドについて、美術史を踏まえた軽妙な解説が加えられている。アンリ・ルソー作品についての解説(地に足が着かない→足元を隠す→でも体が宙に浮く)が絶妙。表紙のルソーの絵も、顔や人形が不可思議なだけでなく、少女が空気椅子をしているように見えるのがポイントです。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
2

AI99
図書館のカウンター横で、表紙の女の子と目が合う。リコメンドされているのだ。これは、借りるしかあるまい…。/著者の「へんなモノを愛でる」姿勢は、盟友のみうらじゅんに通じ、さながら「西洋絵画VOW」。単にツッコミを入れるだけで終わらずに、へんな絵のバックグラウンドについて、美術史を踏まえた軽妙な解説が加えられている。アンリ・ルソー作品についての解説(地に足が着かない→足元を隠す→でも体が宙に浮く)が絶妙。表紙のルソーの絵も、顔や人形が不可思議なだけでなく、少女が空気椅子をしているように見えるのがポイントです。
が「ナイス!」と言っています。
AI99
1969年、米軍基地がある地方都市・佐世保を舞台とする、十七歳の物語。主人公のケンは、仲間たちと共に、高校のバリケード封鎖を決行する。ベトナム戦争反対を訴え、米国追従の日本社会に警鐘を鳴らすためだ、というのは嘘で、本当は、好きな女の子の気を引くためである。実際の村上龍之介少年は、ある「切実さ」を持ってバリ封したのだろうが、それは「安易に言葉にすると損なわれるタイプの切実さ」なので、直接には書かれずに、遠回しに表現されているのだ、といった考察が野暮に思える程、面白い作品。こんなに爆笑した小説は、他にないよ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/04(1272日経過)
記録初日
2021/01/04(1272日経過)
読んだ本
66冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
16196ページ(1日平均12ページ)
感想・レビュー
41件(投稿率62.1%)
本棚
5棚
自己紹介

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