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2024年1月の読書メーターまとめ

モルワイデ鮒
読んだ本
10
読んだページ
3861ページ
感想・レビュー
10
ナイス
216ナイス

2024年1月に読んだ本
10

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

モルワイデ鮒
ハトとケーキと能力男と孫娘。タイトルからの印象とは違う不思議な魅力の入り口から雪だるま式というか西部劇の荒野に転がってる丸いやつ式というか複雑に絡み合って変化する形が目まぐるしい。登場人物多くてコイツなんだっけ?ってなりがち。名前もクセがありすぎて読めないし覚えられない。男の能力が面白いのでそれだけで一冊でも良さそう。タイトルは納得させられたような、でも最後にモヤッとしたような。
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2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

モルワイデ鮒

明けましておめでとうございます🎍今年もよろしくお願いいたします😄2023年12月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:3261ページ ナイス数:217ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1208737/summary/monthly/2023/12

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2024年1月の感想・レビュー一覧
10

モルワイデ鮒
カタリ派の秘宝、ドア文書、四騎士のロシュフォール家殺人事件。13世紀フランスの歴史背景やらは読んでるその瞬間だけなんとか理解。言う事も難解で言葉通りの意味以上のものを掴むのが難しいカケルの内面。その名探偵としてのスタンスが厄介。最後の『選択』に重いため息。
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モルワイデ鮒
ハトとケーキと能力男と孫娘。タイトルからの印象とは違う不思議な魅力の入り口から雪だるま式というか西部劇の荒野に転がってる丸いやつ式というか複雑に絡み合って変化する形が目まぐるしい。登場人物多くてコイツなんだっけ?ってなりがち。名前もクセがありすぎて読めないし覚えられない。男の能力が面白いのでそれだけで一冊でも良さそう。タイトルは納得させられたような、でも最後にモヤッとしたような。
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モルワイデ鮒
ネタバレ全人類が女性として生まれ後に一部が男性に転換する世界。現実とは違う男女それぞれの性質が独特でややこしくて掴みにくい空気感の中で生々しさがガッと出てスッと退いていく。誰にも感情移入しにくいし、そういうテイストの小説じゃない感じがする。謎解き要素は控えめ。『おっさん』は説得力薄い気がする。これをきっかけに現実のジェンダー問題を考える。というふうには自分はならない。特にここが良かったというポイントがなかった。
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モルワイデ鮒
双葉山の殺人鬼ふたたび。大事なものがいとも簡単に失われる呆気ない脆さ。ド頭から手加減無し。そこだけは抉らないって約束しましたよね綾辻さん。しませんでしたっけ?してないですね。アイツがまたやりすぎで細かい仕掛けとか注意する余裕ないですよ。そっちが悪いんですよ。道具は正しく使いましょう。
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モルワイデ鮒
ネタバレ双葉山の殺人鬼。スプラッターホラーに振り切っただけでは済まさない綾辻さんらしさ。決定的に絶望的な状況になってからが長くてねちっこい。殺人鬼の手口がもうなんなんですか綾辻さん勘弁してくださいよこんなのいつどうやって何きっかけで思いつくんですかっていうぐらいイヤだ。かなり久しぶりとはいえ再読なので色々ヒントが見えてサービスし過ぎなんじゃないかと思ったが、殺人鬼がそれをぐちゃぐちゃにして初めて読む人にはわからなくしているのかもしれない。
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モルワイデ鮒
ネタバレ作家たちが集められた館で密室見立て首無しそして『何十年同じネタを』のアレ。王道館ミステリど真ん中の雰囲気。自作だからこそのネタバレの使い方。そして真相。面白ければ細かい所は気にしない方針だったがこれがちょっと気になる。一人称視点では嘘や間違った地の文も語り手がそう勘違いしていたならという解釈だったが三人称でこれをやられると何でも有りにならないか。これが有りなら今まで信じてきたフェアとアンフェアの境界線が間違っていた事になる。そこら辺がモヤモヤしてちゃんと理解できてない。
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モルワイデ鮒
蝶の夢か、私の夢か。夢なんだから何があってもおかしくないし殺人とか犯人とか推理とか意味あるのかないのか。半歩先を行く会話にフラフラついていって、だいぶ先を行く展開に置いてかれる。自分の脳ミソから出た煙に巻かれる。なんだか見たことある登場人物たち。砂漠の薔薇の次に本作が刊行で執筆順は逆。どっちを先に読むべきかどうなのかはもう訳がわからん判断できません。
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モルワイデ鮒
落語シリーズ第三弾 五つの短編。嘘の119番通報と無愛想な師匠『無口な噺家』と天才紙切り芸人の行方『紙切り騒動』が特に良かった。
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モルワイデ鮒
間宮緑と牧大路の落語シリーズ第二弾は長編。うっすら知ってるような記憶がある落語『七度狐』。名跡継承の厄介さとと見立ての奇怪さ。落語にとりつかれた者たちのある種の狂気。見立てをする理由は弱めに感じた。電話での牧の「何もするな」みたいな不可解な指示が御手洗を思わせる。緊迫した状況でも文章にそれがあまり感じられないのが残念。ミスリードにまんまと引っ掛かって苦笑い。
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モルワイデ鮒
落語専門誌に配属された間宮緑と編集長牧大路の落語が絡んだり絡まなかったり五つの短編。ホロリとさせられたり落語界の深い所の話も。牧の鋭い閃きで快刀乱麻を断つ。小説は『時そば』が融合した『患う時計』落語は『三年目』が良かった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/14(1273日経過)
記録初日
2021/01/03(1284日経過)
読んだ本
843冊(1日平均0.66冊)
読んだページ
353978ページ(1日平均275ページ)
感想・レビュー
299件(投稿率35.5%)
本棚
48棚
性別
自己紹介

本格ミステリの重力に魂を引かれた男
『今夜はカレー』から『モルワイデ鮒』という変な名前から変な名前に変えました。
長いので『モル』で結構です。

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