読書メーター KADOKAWA Group

2024年2月の読書メーターまとめ

今夜はカレー
読んだ本
9
読んだページ
3770ページ
感想・レビュー
9
ナイス
202ナイス

2024年2月に読んだ本
9

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

今夜はカレー
夢と現実、不思議と論理、不毛と非不毛のクロスオーバー両方オカシイ混ぜるな危険。本家をちゃんと読んでなくていいのか悪いのか。メルヘン(?)とのギャップでグロさ深く刺さる。ほぼ会話のみの進行が全然先に進まないなーと思ったらぐいっと展開、誰が誰やらで色々考えた末の怒涛の終盤。けっこうきちんと伏線張ってるのがいい。で、この結末。最後の二章、口開きっぱなし。何やってんすか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

今夜はカレー

皆さんいつもナイスをありがとうございます。励みになります。生きる気力が湧いてきます。あまい果実みたいに僕の中で熟しています。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3861ページ ナイス数:216ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1208737/summary/monthly/2024/1

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
9

今夜はカレー
ミステリ三大(四大)奇書。ザ・ヒヌマ・マーダー。現れては消え、どっからそんなの持ってきた?っていう種が膨らんでは弾ける推理。なるほどと思ったり、いやいやそれは無いわと思ったり。想像力と妄想力の暴走。シュヴァルの理想宮のような、ロダンの地獄の門のような、あの人のアレのような。何が真実で何が偽りなのか。終わりはあるのか。虚無に囚われそうになる。何を読まされているのか訳がわからない、という感じでもないが、これがアンチ『ミステリ』なら、ただのミステリ好きおじさんの手には負えない。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
黄金虫に心を奪われた男。もう完全にどうかしちゃってるとしか思えないバッタバタの前半。暗号のあたりから人が変わったようにキレキレのルグラン茶目っ気もあり御手洗っぽい。キュっと締まったラスト良かった。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
ネタバレ硬派な警察小説をそれほど読んでいないのでなかなか入り込めない。いちいち説明しなくてもわかるでしょ、みたいな初心者にウェルカムな雰囲気はあまりない。警察内のしがらみや腹の探りあいに胃がクッとなる。冤罪もダメだし情報漏洩も防がないと警察大変。『モノクロームの反転』最後の球根のくだりは決め手にはならないような気がするが。表題作と比較的シンプルな『ペルソナの微笑』が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
花にまつわる男と女の美しくも哀しい珠玉の五編。圧倒的な文章の魅力に下手な感想を述べるのが躊躇われる(この表現ももうなんかイヤだ)。不粋な言葉※で触りたくない。極論を言えばもう二度と読みたくない。今のイメージのままでそっとしておきたい。ミステリの一つの最果てを見た気がする。気になる人はぜひ読んでほしい。後悔はさせない。クレームは受け付けない※コレ。
麦ちゃんの下僕
2024/03/10 16:24

全く同感です😊 ミステリーでありながら“純文学”の気品をまとう唯一無二の作品ですよね✨️

今夜はカレー
2024/03/10 17:04

なぜ今まで読んでこなかったのかとため息が出ます😵十角館や姑獲鳥級の、しかし種類の全く違う衝撃でした。

が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
夢と現実、不思議と論理、不毛と非不毛のクロスオーバー両方オカシイ混ぜるな危険。本家をちゃんと読んでなくていいのか悪いのか。メルヘン(?)とのギャップでグロさ深く刺さる。ほぼ会話のみの進行が全然先に進まないなーと思ったらぐいっと展開、誰が誰やらで色々考えた末の怒涛の終盤。けっこうきちんと伏線張ってるのがいい。で、この結末。最後の二章、口開きっぱなし。何やってんすか。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
ネタバレ手術直前の殺人。国名シリーズ三作目を最初に読むという暴挙。怪しい奴があからさまに怪し過ぎて逆に怪しくなかったり。嘘だろ?!っていうトリックもちゃんと考えれば当てられたんじゃないかと思わせてくれる論理的で丁寧な謎解き。38人+αの登場人物表が何故か3つ掲載。名前で呼んだり苗字で呼んだりニックネームでもう大変。。スワンソンの名前に拘っていたので同じトマスつながりでヴェリーと絶対なんかあるわ!と思ったけど違った。ジューナいい子。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
ネタバレショッピングモールの無差別殺人。『殺戮』と『殺人』下準備の詳細を読むほどに状況の異常さが染み渡り登場人物のバックグラウンドを読むほどにその先の不安がじわじわ確実に増していく。動機に危うく納得しそうになるがやっぱりイカれてる。どいつもこいつもイカれてる。唯一まともっぽい彼は…。普通の女の子が、ヒトがモンスターに変わっていく過程がしんどい。成功してほしいのか失敗してほしいのかどちらを望むのか定まらない。期待した展開と収拾ではなかったがそんな都合の良い話ではない。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
ネタバレ宇津城家七月十七日の惨劇。魅力的なプロローグに誘われ事件のインパクトでがっちり掴まれる。勘弁してよっていうぐらいに迷惑な人間関係。ごちゃごちゃ言わずに派手なトリックに飲み込まれればいい。幕間でこれバラしちゃうの?っていう良いアクセント。海老原浩一派手さは無いが芯を感じる良いキャラクター。杏子の狂気が哀しい。落とし穴の中から見上げてる気分のエピローグ。小夜子フェアなのかアンフェアなのかモヤモヤする。名探偵の「今はまだ言えない」問題、すっきりしない。
が「ナイス!」と言っています。
今夜はカレー
ネタバレミステリーの幻。ゴジラ、誘拐、銀河列車。嘘みたいな夢のような到底現実とは思えない事件の手がかりは伸ばした手のわずか先でいくつも消えていく。予想(心配)した通り仕掛けの力業も説得力十分。とはいえ大掛かりにも程がある。ゴジラに喰われた(?)くだりの詳細が足りない。犯罪被害者の苦しみが重い。列車のトリックが分かりにくいので図がほしい。悲しみの部分がもっと欲しかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/14(1270日経過)
記録初日
2021/01/03(1281日経過)
読んだ本
842冊(1日平均0.66冊)
読んだページ
353648ページ(1日平均276ページ)
感想・レビュー
297件(投稿率35.3%)
本棚
48棚
性別
自己紹介

中途半端にトリックに気付きたくない。フルスイングで騙されたい。間抜けと言われてもかまわない。直接言うのは勘弁してください。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう