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2024年10月の読書メーターまとめ

たつたあお
読んだ本
11
読んだページ
2308ページ
感想・レビュー
11
ナイス
146ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たつたあお
ネタバレ近所のスーパーにできた「おしゃべりレジ」の求人に応募して、採用された主婦歴20年の美奈子。セルフレジに慣れないひとや、他人との会話を求めるひとたちがおしゃべりレジにやってくる。スーパーでのお仕事小説かと思ったら、美奈子が接客したお客様たちそれぞれの人生が描かれた短編集だった。悩みを抱えたひとたちが、一歩新しい人生に踏み出していくのが爽やかだ。持ち前の明るさと天然な感じでお客様を癒している美奈子だが、エピローグを読んでびっくり。おしゃべりレジが必要だったのは、美奈子だったのかもしれない。
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

たつたあお

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:1912ページ ナイス数:184ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1212411/summary/monthly/2024/9

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2024年10月の感想・レビュー一覧
11

たつたあお
「最近の小説はテーマ性があるものばかり。なので自分はテーマ性がない面白い小説を書いた」という趣旨の著者のインタビューを見て興味を持った。千年前、水神に懸想されたが、神を振り、愛する男とともに死んだ女。女は千年の記憶を持つが、男の生まれ変わりを愛したときその記憶をなくし、逆に男は女の生まれ変わりを愛したとき、千年の記憶を取り戻す……という永遠にすれ違う輪廻の呪いをかけられる。現代に転生した杏は、同居する泥棒の祥子に『徒名草文通録』を盗むよう依頼する。杏の相手はたぶんこのひとだろう、と思ったが、ちょっと意外。
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たつたあお
新キャラ、オランダ・シンガポールが登場。オランダさんは、「ネーデルラント王国と呼んでくれ」と各国に呼びかけているが、かたくなに「オランダ」と呼ぶ日本にだけは妥協しているそう(笑) シンガポール、資源がない国だけど、ほんとうにやり手ですね。2023年や2024年のわりと最近の話なども出てくる。次の巻くらいで、イスラエルやパレスチナも出てくるのだろうか。でも、こういうコメディタッチのマンガにするには、いろいろな意味で難しいかな。あのあたりは複雑なので、ぜひマンガで解説してもらいたいのですが。
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たつたあお
ネタバレ近所のスーパーにできた「おしゃべりレジ」の求人に応募して、採用された主婦歴20年の美奈子。セルフレジに慣れないひとや、他人との会話を求めるひとたちがおしゃべりレジにやってくる。スーパーでのお仕事小説かと思ったら、美奈子が接客したお客様たちそれぞれの人生が描かれた短編集だった。悩みを抱えたひとたちが、一歩新しい人生に踏み出していくのが爽やかだ。持ち前の明るさと天然な感じでお客様を癒している美奈子だが、エピローグを読んでびっくり。おしゃべりレジが必要だったのは、美奈子だったのかもしれない。
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たつたあお
サウジアラビアも日本と同じでTwitterが盛んだというのをはじめて知った。ドラえもんも人気だそう(奇しくも今日、大山のぶ代さんの訃報が) ブラジルとの会話のマツケンサンバのくだりは笑った。日本もブラジルも方向性が違うけど「ま、いっか」ってところはありますよね。2023年のG7広島サミットで、はじめてグローバルサウスの観点が取り入れられたそうな。いまや中露もグローバルサウスを取り込むことに躍起なので、日本がホスト国としてグローバルサウスに寄り添ったのは大きい。岸田さんの外交センスはよかったなあ。
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たつたあお
ネタバレフィンランドはウクライナ問題に巻き込まれてロシアとギスギスしているけど、オーストラリアはスルースキルがあって、なんだか平和そう。他国と物理的な距離がある大国はやっぱり地理的条件がいい。でも、コロナの責任を追及して中国と仲が悪くなっていたのは知らなかった。一見弱く見える台湾も半導体という大きな武器を持っていて、台湾の動向しだいでは世界にダメージを与えることができる。日本もかつては半導体大国だったのに、なんでこんなに衰退してしまったんだろう。半導体大国のままだったら、今の日本も豊かだっただろうに。
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たつたあお
自分の家を好きになるために、住みやすい空間にする。特に都市部の狭い家では、LDKも狭いし、ひとりひとりに子ども部屋を与えることも、リモートワークの場所を作るのも難しい。家具を置くとさらに狭くなり、生活しづらくなる。この本では、動線や生活空間など、目に見えない空間分けを大切にして、家具を配置するルールを実例付きで紹介している。わたしはDIYも好きだが、ディアウォール、ラブリコなどの突っ張り式のアイテムは知らなかったので、いつか使ってみたい。
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たつたあお
1巻に続き、新しいキャライタリアやスペイン、インド、ミャンマー等が登場。昔学生の頃、社会で習った事件なども出てきて「ああ、なるほど」と思ったりする。地理的条件で他国から侵略されたり干渉されたり、いやな言い方だが「地理ガチャ」はあるなあ、と思う。巻末には台湾有事に関しての解説も。今現在、日本もわりと危機に直面していると思うと恐ろしい。
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たつたあお
南町奉行所の元与力榊安右衛門の妾の娘・お蝶と、安右衛門の息子安之の妻・沙十。義理の姉妹が、江戸を揺るがす大陰謀に巻き込まれる。ふたりの周囲に男たちが大勢現れるが、誰が味方で誰が敵なのか。それぞれに怪しいところがあり、最後の方で真相が分かるまで、ハラハラしながら読みました。個人的には薙刀の名手である沙十の立ち回りをもっと見たいし、気っ風のいいお蝶が守られるばかりでなく暴れてくれるともっと嬉しかったかな。面白かったです。
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たつたあお
4巻までに出てきた脇役のみなさんのスピンオフ。今までは森若さん視点だった話が、他の社員たちの視点になるとこうなるのか、と面白かった。次の巻も楽しみに読みます!
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たつたあお
会社の会計や社会のお金の流れをシンプルな図で解説した初心者向けの本。最初のパートの財務3表は、簿記の勉強をしたのでだいたい知っていたが、次のパート以降のことはほとんど知らなかった。同じ携帯電話の会社でも、ソフトバンクとdocomoではまったくお金の流れが違い、会社の性格が会計に表れるのが面白い。ブランド力や信用といった、財務3表には表現されない「のれん」のくだりなどは、自分がきちんと理解できているとはいえないが、感覚的にわかる気がする。お金の流れから自分や自社がどう動けばいいのかを考えるのも面白いかも。
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たつたあお
今まで歴史や世界情勢について「西側/東側」「資本主義/それ以外」「グローバルノース/グローバルサウス」という国家の形態や経済関連、宗教での見方ばかりしていたけれど、「シーパワー/ランドパワー」という視点は持っていなかった。「西側」「グローバルノース」に含まれるドイツやフランスも、地政学でいうと中国やロシアと同じ「ランドパワー」組なんだ。ロシアのウクライナ侵攻についても、あとがきで地政学的な解説がなされていて、ちょっと解像度があがった気がする
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/25(1402日経過)
記録初日
2021/01/26(1401日経過)
読んだ本
413冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
93531ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
329件(投稿率79.7%)
本棚
0棚
URL/ブログ
https://twitter.com/tatsutaao
自己紹介

小説家です。第三回百合文芸小説コンテスト「ガガガ文庫賞」、第四回「pixiv賞」。第九回カクヨムWeb小説コンテスト「映画・映像化賞」佳作。
別名で商業出版四冊。電子書籍販売中→amzn.to/3yVj3l9

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