本書を紹介して下さった読書家さんに感謝。かの不思議な科学賞について、その成り立ちもあり。肩肘張らないが、いたって真面目な研究者達の群像。Part 4だけは、飲食直前には読むのも内容を話題にだすのもお薦めしない。大体は面白おかしく読める。ただ一点、タマネギの件で、筆者の意見として包丁を研ぐことも思いつかないような記述が気になった。「三十路を目前に」した年恰好としてはアタマの中の幼稚性を甘やかしている蓋然性を疑わざるを得ない。灰皿がいっぱいになったらロールスロイスを買い替える主義だろうか。

写真がいい。正方形フォーマットはそもそも好物だし、いかにもプロのお仕事らしい。学術的な正確さについては、よく分からない。枕元近くに置いて、一晩に2, 3色ぐらいのペースで読み進んだ。「〜ならでは」といった記述には相性を問われるかもしれない。各色の成り立ちや逸話には、真否はともかくとして、楽しいものがあった。

本書を紹介して下さった読書家さんに感謝。かの不思議な科学賞について、その成り立ちもあり。肩肘張らないが、いたって真面目な研究者達の群像。Part 4だけは、飲食直前には読むのも内容を話題にだすのもお薦めしない。大体は面白おかしく読める。ただ一点、タマネギの件で、筆者の意見として包丁を研ぐことも思いつかないような記述が気になった。「三十路を目前に」した年恰好としてはアタマの中の幼稚性を甘やかしている蓋然性を疑わざるを得ない。灰皿がいっぱいになったらロールスロイスを買い替える主義だろうか。

シリーズ定番の毒親もの。最近読んだ同シリーズの中でも、情景の描写が充実している気がする。舞台の季節が冬だからなのか。ただ、雑然としたものも含まれる。ガンマン: チョヨ初登場。主人公とホークのモテ男sぶりは相変わらず。スーザンとの睦言は、もたれてきた。本書のあとがきらしきものの如く蛇足だが、浅井慎平は「スターダスト」についてトランペット奏者を挙げていたものの、私には十代の頃に初めて聴いたウィリー・ネルソンが定番。https://youtu.be/Vc6NKCrje04?si=1yTvVSYKVXHyOaas